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クリントン御用達!?オレゴンの伝説的な馬ラベル・・・その最安値はブルゴーニュ? ファイアースティード・オレゴン・ピノ2011

うぇるかむ!
昨日に続いてオレゴンピノであります。今回は昨日のイヴシャムウッドの半額ぐらいになりますネ。

bfugj.jpg
ファイアースティード・オレゴン・ピノノワール2011。
ファイヤーとかファイアとか色々言われてますが、ファイアーというインポーター語で統一しておきますネ。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥
ラベルの馬、この手の中ではカッキェー方だと思います!
うん、少なくともタンタラ辺りよりはかっこよくない?

タンタラで一番カッチョイイのはこれ辺りだと思うのですが、馬の描写が好き好きだと思います。
1w80Q.jpg
裏もそれなりに意識的だと思います・・・・・・それにしても私、注ぐのへっただなぁ

作り手はハワード・ロズバック。
元々ワインキチだった彼はピノの値段高騰を見て
「は?高すぎでしょ??っていうか俺が作った方がよっぽど旨いの作れるやろ???」
と、ブチギレながら当時はまだ注目度が薄かったオレゴンのウィラメット・ヴァレーに畑を購入して作り出してしまいます。
で、じみーに作ってたら、ホワイトハウスのソムリエが気に入ってクリントン大統領(当時)に紹介したところ

「これめっちゃエエやないか。採用ッ!」
と、ホワイトハウス御用達にすることをキメます。
が、電話連絡をホワイトハウス側が電話突撃したんですが、そりゃびっくりしたハワード氏。詐欺と勘違いするんですネ。

ホワイトハウス「もしもし、みんな大好きUncle Sam代表ホワイト=ハウスです」
ハワード「は?ウッソやろ??オマエいてかますぞボケ!」
ホワイトハウス「アッハイ。でしたら、今から電話番号いいますからそちらからかけ直してドウゾ・・・・・・(プッ!ツーツーツー」
ハワード「ボケが、今にFBI呼んでしばき倒したるでー(ピポパ」
ホワイトハウス「ドーモ、ハワード=サン。ホワイトハウスです」
ハワード「アイエエエ!?ホワイトハウス!?ホワイトハウスナンデ!?」
ホワイトハウス「君のワインを我々は差し押さえる。オレゴンワイン初だから至急重点。いいね?」
ハワード「ハイヨロコンデー!」
(関西&ニンスレ風訳)

という話があるんですってよ。
そのままトントンびょうしでシンデレラワインと化してしまいます。とある所からコピペすると
「デルタ航空やアラスカ航空のファーストクラス、またロイヤルカリビアンクルーズの船内でもリスト・オン。英国ブティックのハロッズや、ヒルトンをはじめとする一流ホテル」
などなど、めっちゃ採用されている。
今回はそんなファイアスティードの中でも最も安いレンジの、それも世間的にはあんまり良くないヴィンテージとされている2011年です。
あまり製造方法に関して書かれていないワインなのですが、マルチレンジであることとアルコール度数の低さは特徴と言っていいんじゃないかと思います。
かなーり広いブロックのワインであり、重要視してはいないだろうアイテムですが、その実力というと・・・・・・

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥
よく新世界のピノ・ノワールを書く時にまるで褒め言葉かのように書かれる一文があります。
皆さんご存知ですね?
せーの、
まるでブルゴーニュみたい
正確にはこの場合ブルゴーニュ・ルージュみたいなワインでした。

色はかなり薄めであり、サラッとしたレッドカラー。
香りからしてチェリーがうっすらと仕上がっていて、あまりバニラ要素などもなく奥ゆかしい。
チェリー、ラズベリーとアセロラ少々といった果実の要素が香りからも強め。
味わいも擬似ブルゴーニュ的な薄めのタッチであり、濃縮さなどはなくサラッとしています。
赤チェリー系果実を主体とし、整い自体は良いもののまとまった小品といった感じ。
口当たりの涼しさから、最後の余韻までとかく雑味なく果実の要点をおさせた仕上がりに思わずブルゴーニュ・ルージュと錯覚させられます。
・・・・・・ただ、よくも悪くもブルゴーニュルージュなんです。
コレといった決め手に欠ける部分と手広い畑仕様故の統一感のなさはちょっと気になるかしら。
しかしながら、甘うま系とは一線を画した本格的かつ本場っぽい作りにしたい意図はとても見られます。
この感覚はなんて言うんでしょう・・・男の娘とか娘の男?とかの性が見分けつかないキャラとの遭遇に似る。
カワイイ作りのショートカットキャラ、しかも性別が妙に不詳って感じ。そういう曖昧さの中で最後まで少女寄りに終わる感じ?
馬ラベルの荒々しさよりは、ずっとおとなしい英国紳士の乗馬用って立ち位置ですネ。

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥
3000円近いのはちょっと惜しい気がしますネ。
そうなると、まだギリギリで優良生産者のブルゴーニュ・ルージュが良心的なワイナリであれば買えない事がない。
シリュグとか、グロファミリーとか、ティボー・リジェ・ベレールとか・・・・・・のブルゴーニュ・ルージュと並べてみると価格も似てて当てるのが難しい上級者のピノ試飲会をすることが出来るでしょう。
っていうか、是非やってブルゴーニュ・フェチの世界観をぶっ壊して欲しい!
反面、ルージュの域を出てないなぁって気はしちゃうワイン。プレゼントなどには上級版を送る方が良さそうです。
オレゴンらしいワイン、ともちょっと思います。ピノノワールの研究をしたい、みたいな学術的な要因がある方には面白いサンプルになりそうデス。

というわけで、ファイアスティードより低価格レンジのオレゴン・ピノ2011でした。
バランス感覚がやれる範囲でいい感じにできているピノでした。
繊細大好きーな人であれば、これは多くのソノマピノよりも呑みやすいかもしれませんネ。
オレゴンってどーも私苦手だったんですけど、その意識を飛ばしていく必要がやっぱりあるなぁと実感したのでした。

もう少し安いとグッとコスパがあがるのだけど・・・・・・

これがクールジャパンだ(棒読み
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