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まるで七味唐辛子?女学生時代から大人気の自然派シチリアーネの個性。 アリアンナ・オッキピンティ・SP68・ビアンコ2013

うぇるかむ!
イタリア自然派連日やってみましょ。昨日はオレンジでしたが今日は正当に・・・いや、正統派ではないであろう白ワインです。

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アリアンナ・オッキピンティ・SP68・ビアンコ・テッレシチリアーネ・2013
イタリア自然派っぽさあふるるワインです。

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥♥
ラベルのポップでどこか海外的風情がたまりません!
このSP68というのはこの近くの公道の番号なんだそうで、なにそれポケモン?って気分。
畑の図式が何とも自然派のソレっぽい手書き感でニッコリ。

作り手はワイナリー名まんまのアリアンナ・オッキピンティ女史。
このワイナリーは2004年がデビューヴィンテージ作品なのですが、その当時なんとまだ醸造学校の20歳ぐらい。
その頃の彼女が
「今のワイン醸造学はテクくてイけないわ・・・自然の神聖さを失っている・・・・・・私、悲しい(うるうる」
と、ジーノ・ヴェロネッティというイタリアの海原雄山めいた人に手紙を送ります。
その褐色肌女子大生の手紙をヴェロネッティ氏は自身の雑誌に全文掲載!オッサン共殺到!!
それなりの苦節も踏みつつも初っ端から着目を浴びた彼女はシチリア自然派として頭角を現しましたとさ。
フランク・コーネリッセンを目標とし、手紙の通り自然派ワイナリとして今現在も活動中。
現在は30歳。歳は何より数字が残酷だわ・・・・・・
また、結構一般的なメディア露出が多く、ニューヨークタイムズなどでの称賛などの方が検索ヒットしやすいぐらい。
(ワイン雑誌となると、スペクテーターで90点ぐらいかな?)
と、女性の自然派醸造家という側面が強く出ているエピソード持ちであります。
今回はビアンコ。ほぼほぼ地ブドウを主体という情報ぐらいしかあらず、今ひとつ実態が掴めません。
野生酵母ノンフィルター無清澄は当たり前に農薬を控えて・・・・・・などなどいかにもな作りであり、定番であろう「人間のエゴを排除」「自然とともにある」みたいなワードが後は踊る感じ。
さて、じゃあ実際どんなワインなの?

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥
かっらッ!
と、第一声リアルに叫んでしまいました。ガチリアルであります・・・・・・
そう、何か辛さの訴えかけをしてくるワインです。

vq2NP.jpg
色はかなり黄色目のカラーリングで、あまり青さはありません。
香りにスパイス、特に唐辛子のツーンと来る香りがハッキリと感じられ、エスニックというよりは韓国料理とかめいたニュアンス。
果実感もあるにはあるんですが、それよりも何よりも唐辛子の効きを思わわせるのです。
味わいも同様に口にふくむとまず上述の通り辛味をともない、それからシチリアレモンなどの酸味がグッと効いてきます。
酸味と辛味を持ちえつつ、口当たりじたいは意外なほどまろやか。
あとあと七味唐辛子的な柚子胡椒っぽさも立ち現れます。
甘味などもそれほどなく、旨味感なども含まないため、思わず「これ胃は大丈夫か?」なんて思わなくもないぐらい。
こうした香辛料の雰囲気を最後まで残し、酸味の強いライム感を交えつつ短めのフィニッシュ。
アルコール度数が低めなのは幸いで、それほどとんがり過ぎたりそれこそ中国の老酒みたいなツンツンしたアルコール感などはありませんが、傾向は中国酒に近いかも。
キッとした味わい。
ハバネロたん!?
可愛らしい外見の割に率直に辛いアイテムのモチーフキャラって印象です。

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥(挑戦心がある方や自然派には+♥♥)
少なくとも一般的なワインにあらず・・・
特徴的な白ワインを探している方にはオススメ出来ますが、少なくとも初心者向け白ワインではありません。
コレにハマっている人はこれしか飲まない、という典型的なタイプであり、上述したような圧倒的個性をもちつつ価格は3000円前後ですから、ケース買いが横行していそうです。
いや、最初の一本以降はケースで買う人しかいなさそうです。
ワイン会などに持っていけば、怪しい目で見られつつ驚かれる可能性は高め。
プレゼントには・・・・・・うーん、どうでしょ、プレゼン出来るようなエピソード力はあるものの、味わいはピーキーですからネ。

というわけで、アリアンナ・オッキピンティSP68ビアンコでした。
ここまで来ると、もうワインが逆にわからなくなるなぁ!という気もしなくもありません。
これがより自然であることを目指した結果だとすると、一般的なシチリアのビアンコは如何に作りこみがされているのか、とも思います。
たどり着いた自然の味がこれ。

出回りは少なめな辺りも、なんとなーく日本のワイナリ好きな人は好きそうな感じ

ここまで辛くはないですけれどもネ
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| イタリア | 19:33 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

随分と違うような・・・・

同じワインを去年の10月に飲んでいました。
http://blogs.yahoo.co.jp/tsuredsure_wine/64888784.html

唐辛子のツーンとする香りや辛みは感じなかったようです。

ロット違いでしょうか。とても同じワインとは思えません。

| 徒然わいん | 2015/03/25 17:40 | URL | ≫ EDIT

>徒然わいん様
うぇるかむ!

>唐辛子のツーンとする香りや辛味は感じなかったようです。

私も「え?これ同じワイン!?」と書いてしまう感じであります。
ただコレの場合要因として

・去年の10月と今年の3月の中頃という差
・呑んだ時の食事合わせなどの差(私は一切食べず)
・自然派故に強くボトル差が出る(ロット違いかなり大きい気が・・・)
・輸入直後とそれから時間が経っての差
・私が酸味の強さに辛味まで感じてゴッチャになってる

といった感じでしょうかネ。
あとは濁しが強めに出てたかも。
こういう「呑み手の差や時期の差」って面白いもので、開けて数時間の差で違いがありますから、随分と違うのは正しいのかなぁって思います。
特にこれ、自然派白なワケで。うーん、個人的にはそちらで書かれている記述のワインの状態&ロケーションで飲んだらもっと評価良かったろうなぁ・・・(感慨深く

| シンク・プリテュール・ノブレス | 2015/03/25 19:16 | URL |















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