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ヴォーヌ・ロマネ最高峰の片鱗 リジェ・ベレール・ラ・コロンビエール06

うぇるかむ!
散々書いての通り、私は新世界派です。アメリカ・ニュージーランド推しのブログです。
しかしながら専門的に扱わないのはワインって作り手(ワイナリー単位で)のチカラって大切だと思うから。
なので国単位で判断するのは本質的にはヨロシクない。
アニメでも海外産の日本風アニメが凄かったり、個人製作に近いものが人気を博したりするでしょう?
ようするに、国で選ぶより監督とか制作会社で選びたいよねって話です。

という前置きをした上で。
私がブルゴーニュで好きな生産者の良いワインを飲む機会があったので今回はこちら。

766492450.jpg

リジェ・ベレールです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
単刀直入にわかりやすく言えば「ロマネ・コンティに隣接する世界最小の特級畑、ラ・ロマネの単独所有者」。
ワンピースでいえばゴールド・ロジャーの弟子であるシャンクスぐらいのポジションです。
ですが、こちらの「ドメーヌ」自体はかなり新しいというのが特徴。
ナポレオンにも関係のある軍人一家の貴族家系で、有名な畑をたっぷり所有していたのですが、あくまで軍人一家なので相続問題で畑を売りまくったり、ネゴシアン(ブドウを買ってワインを作る)に出来たブドウは売っぱらっていた所でした。
そのためそれまではブシャール社というところが、リジェ・ベレールの畑を使って生産していたという訳。
それを7代目のルイ・ミッシェル・リジェ・ベレール氏が
「ワイン王に、俺はなるッ!(ドンッ!」
と言ったかは知りませんが、自社での生産=ドメーヌになったという逸話。
また、その際に畑の整備を行い昔ながらの収穫方法の実践などに取り組んでいるようです。
こうした略歴から、古くからのワインファンには知名度が低いとも言えます。
所謂、ベテランにして新参・・・
その中でも今作はもっとも価格帯としては安い畑名ワインです。
評価はWAで90点以上は出ており、評論筋の評価はあがっている模様。
なお、最初に書きました通り個人的にはとても好きなワイナリーで、ここのエシェゾーが飲めるイベントやクロ・デュ・シャトーのイベントなども休暇とって行ったぐらいしゅきぃぃぃぃ

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
今回、たまたま偶然、私の良く行くティスティングカウンターの富豪上客の方が置いていったというモノをいただきました(故に状態などは不明)。

リジェ・べれーる

色は褐色が少し入り始めたルージュ。
香りにはバニラノ印象が多めにあるが、ローズ香やチェリーなどのサラッと香水を思わせる香りが自然にグラスに入れてすぐに立ち上がります。
味わいは戦慄するほどのまろやかさ!
樽の効き方は相当なモノで、ハッキリとバニラの印象を受けるのですがそれをバランス良く飲ませてくれるのがリジェ・ベレールの特徴。
樽から来ているであろう質感を嫌味なく美しく
まずアタック(最初の口当たり)には甘いバニラが広がってからチェリーなどの果実、花々のイメージでまとめあげる優美な世界観が広がります。
アフター(飲み干した後)にはそこに官能的なミネラルが感じられ、最後まで赤と白の花と若緑な木々のイメージを残しつつしっとりと消えていく。
フィネス。
気がついたら飲み干してしまうような洗練さで、飲み重ねるとヴォーヌ・ロマネ村らしいエロチックな血のニュアンスなども出てきてもうメロメロの萌え萌え。
ただ、最高級のブルゴーニュ・ピノにあるとされるオリエンタルさやスパイシーさはあまり感じさせないかな。
その点がおそらく、グラン・クリュとの最大の違いではないかと予測程度に記しておきますね。
漫画キャラクターで言うと、正統古典派な学園恋愛物の女子高生ヒロイン(ただし脱ぐとスゴイ)

リジェ・ベレール2

描いた後になっていっそピンク髪でも良かったんじゃないかとか思ったのであった。
画力が欲しい(迫真)

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
率直に言ってしまうと、これの最新ヴィンージが1万円っていうのはおそらく安いです。
ワイン全体でみれば勿論めちゃくちゃ高い部類なのですが、このハンパの無いクオリティはスゴイ級。
「高いブルゴーニュの味わいを感じさせる中ではかなり安い」と思いましたのでこの評価点です。
過去の体験からいくと、流石に同ドメーヌのエシェゾーとまではいかないものの、飲んだ中ではクロ・デュ・シャトーよりは上かなぁと。
勿論普段飲み出来る代物ではありませんが、高いワインを何か買ってみたいというのでしたら一見の価値ありです!

「高いワインって案外飲みづらくて美味しくないんでしょ?」
などと抜かすチャラ坊はリジェ・ベレールに土下座!
値段分の高級感を備えた・・・お金が出せるのであれば、ワインにドハマリして破産するきかっけにはなってくれるかもしれません。

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