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日本人がフランスで作る超自然派!ウルトラレアなカルト・ジュラはまさに魔界!? ドメーヌ・デ・ミロワール ミズイロ&アントル・ドゥー・ブルー&ケセラセラ

うぇるかむ!
日本における自然派インポーターとして、今現在相当注目されているのが「オージーのワイン・ダイヤモンズ」「イタリアのヴィナイオータ」の2つ。
そのヴィナイ・オータさんが初めて入荷し始めたというフランスワインがコレ。

pMeVa.jpg
ドメーヌ・デ・ミロワールから
アントル・ドゥー・ブルー
ミズイロ
ケセラセラ
の三種類であります。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
なんともカルトめいていると思いません?
ラベルはただひたすらに青空、そこに文字という図式。こういうのってよっぽど安いかよっぽどマニアックかのどちらか。
今回は間違いなく後者ナノデス。
作り手は鏡健二郎&真由美夫妻。アルザスのジェラール・シュレールという超自然派で修行し、ジュラでデビューした日本人の作り手です。
ミロワールというのは鏡という苗字そのまんま。まさに鏡さん家のワイン。
それも2011年デビュー!めちゃくちゃ新規のブティック感あふるる形になっています。
野生酵母で無清澄無濾過無農薬という超自然系の作りであり、まだまだ少ないフランスの日本人勢として希少性がとっても高いワインです。
大体の自然派ワインってそうなのですが、入荷量や割り当てが少ないので結果的に値段は高めにかつ入手難易度も高くなりがちなのですが、今回はこうしたエピソード力も手伝って余計に手に入らない作品群になっています。
っていうか、ヴィナイオータのしゃちょう日記がすごく詳しいのでそちら読む方が私の記事読むよりも先です(迫真

それぞれ、
アントル・ドゥーブルー:サヴァニャン種
ミズイロ:シャルドネ種
ケセラセラ:トルーソー種
というスタイルで100%。伝統品種率が非常に高く、わざわざジュラを買う機会も多くの人は少ないので品種に心当たりがない方も多いのでは(私がそうです!)。
というわけで、そんな何とも怪しげなワイン達をいっぺんに試してきました。

香り・味わい(最大10pt)
アントル・ドゥー・ブルー:♥♥♥♥♥♥♥♥
ミズイロ:♥♥♥♥♥♥
ケセラセラ:♥♥♥♥(面白さなら+♥♥♥♥♥)
いや~マニアックなお酒でした・・・・・・
とにかくマニアックな出来栄えです。自然派の王道を往くワインですネ。
同じワイナリーでここまで大きく差をつけて評価したワイナリは過去なかったかもしれません。では良かった順に。

アントル・ドゥー・ブルー
TJ1z9.jpg
色はちょっと褐色といいますかオレンジっぽさが入ったもののゴールデン。にごしかんしっかり出てます。
香りに多少バタ感があって。ルーサンヌ辺りの感じに似ているでしょうか。
どこかぽったりとした重みのある感じの柑橘感などが出ており、そこにミルクソースがかかったような。いや、ミルキーなフルーツアイス?
味わいはバタ感がいい感じに効いてまして、つよめに出ている酸味を良くまろやかにしていました。
まろみのあるリッチなミルキーさ、そこに加わる柑橘主体の果実要素が口当たりも程々に良く感じられる。
アフターが長い訳ではありませんが、自然派すぎる感じでもなく仕上げてあり、イヤな感じはあんまりしません。
まさにアイスクリンとロリータな感じ。
ナチュラルらしい全体の臭みなどが程よく抑えてあってドリンカピリティもいいまさにほのぼのとした仕上がりです。
ガチ自然派には物足りないのかなぁ・・・?個人的にはこのぐらいのバランスがグッドです。

ミズイロ
YTup3.jpg
色は相当うすーく黄緑というよりむしろ白い。クリアめの強くない色合いなのに完璧に濁っています(っていうかソムリエが敢えてにごした)
香りに石鹸感が強くあり、あまり果実などの要点は伝えてきません。
とにかく清潔感あふるるソープ要素が高く存在しており、なんだかコレで手が洗えそうなぐらい。
味わいはサラッとしていてクリアなシャルドネといった所に、にごし独特の雰囲気が漂います。
全体にクリアで一般的なグレープフルーツの単一的な酸味が早めに感じられくどくなくクリアに終わっていきます。
香りからくるサラッとした感覚が良く出ているといえるでしょう。
にごった感じの割にスッキリしたキリッとしてる飲み心地で、夏に飲みたい仕上がりでしょう。
とにかくありとあらゆる要素を削ぎ落したシャルドネって感じかな。

ケセラセラ
YxPFG.jpg
今回一番の問題児。
地品種の赤でニューリリース感あふるる待望かつこの試飲会をコレ目当てでくる人も多い逸品であるのですが
SYqvp.jpg
トマトジュースでした
おいしいとまとじゅーす。
以上。
・・・・・・・ええ、本気で以上。私にはコレは最高級なアルコール入りトマトジュースにしか思えませんでした。
それ以上にどう書けというのか・・・・・・

コストパフォーマンス(最大5pt)

買えればどれも面白くはあります。が、これは自然派の中でももっとも尖って自然な方の作りと言えましょう。
好きな人はとにかく買っていただきたく思いますが、嫌いな人は全部飲まずに捨てそうです。
自然派ってこんな感じといういいサンプルではあるものの、ちょっとマニアックすぎるかもしれませんネ。
特にケセラセラは、これ、どうなの?好きな人はもうこればっかり呑んでそうだけど・・・・・・
全体に感じられたのは、なんだか日本のワインみたいという事。
ニュージーランドの日本人の作り手は明らかに世界的な味わいなのですが、この3点は比較的日本寄りの作りではないかと思います。
個人的感想だけ言えば、どれも面白い黄金体験をさせていただきましたが、また機会があれば試したいのはどれか?と言われるとアントル・ドゥー・ブルー一択かな。正直、全体に苦手なワインでした。
このマニアックなお酒を果たしてどう使うのか。私には未知数だと思います。超マニアの集まる試飲会とか向けかな?

というわけで、ミロワールより3種類ご紹介しました。
ドがつくほどの自然派ワインであり、ショッキングな体験でした。
それなりに自然派も呑むようにしてきましたが、これはもうあさっての方向いて突き進んでる感じがします。
自分こそ自然派だ!と自称される方は確実にこのドメーヌは経験しましょう。しなければ、始まらない?

ネットショップではもうほぼ売り切れ。知名度が出た自然派って大抵の場合ウルトラレアワインです。


作者名似てるなぁとか思ったら漢字が全く違った

ある種の古典文学みたいな
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