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クリス・リングランドスタイルの真骨頂は簡単に熟さない!オーストラリアのパーカー100点の3分の1をとる実力とは・・・愛宕さん!? グリーノック・クリーク・アプリコットブロック・シラーズ2005

うぇるかむ!
私個人的に好きな作り手にクリス・リングランドがいます。
理由は「安くてもカルトっぽい仕上がりのシラーズを持ってくる」から。オイリーさと果実要素を強く押し出しつつ飲みにくくはない(呑みやすいとは言っていない)なワインを作る天才、彼のコンサルトで・・・実は自身のワイナリよりも・・・最も100点をとっているワイナリがこちら。

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グリーノック・クリーク・バロッサヴァレー・アプリコットブロック・シラーズ2005
オーストラリアシラーズの代表作の一つです。

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥♥♥
ラベル自体はクラシカルでオシャレ文体に平凡な文字という何ともシンプルなスタイル。
オーストラリアの場合、こういうの高級な場合が大体だったりしますが・・・・・・まぁ、特筆する程はないかなぁ。
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裏も特別あるわけでもなく。

醸造オーナーはワフ夫妻という方々で、元々は石造りの土方の夫婦なんですね。
で、それが1984年に初リリースしたのがここのワイン。
ヘンチキやロックフォードなどの代表的シラーズメーカーで修行したとはいえ当時はずいぶん思い切ったことしたなぁって感じでしょう。
が、ここのローエンフェルトロードという畑のワインがパーカー通算6回、更にクリークブロックが2回パーカーポイント100点を叩きだすんですね。
これがオーストラリアで最もPp100点獲得です。知名度の高いトルブレック・ランリグはこの間ようやく1回ですから、差が歴然としています。
また、フィリップ・ホワイトというオージーのライターが
「アイエエエ!?このワインを飲むには医者が必要不可避!10分かけて飲まねばしめやかに失禁!」(意訳)
と私みたいな誇張表現が多いワインブロガーもびっくりな評価をしていたり。
そして、作り手といいますかコンサルタントがオーストラリアきってのクリス・リングランド兄貴。
当ブログでも何度か紹介済みの彼の、自身のワイナリよりも世間評価が高いのがグリーノックなのです。
醸造方法はなるべく秘密にしてるそうですが、樽に同オージー最強ワイナリのひとつペンフォールズから何故か5年ぐらい使った樽をもらって新たに組み直すという訳わからんことをしたりしてます。
なんともカルト・ワインの風格があるワイナリの・・・・・・正直なところあまり目立ってないシングルヴィンヤードではありますが・・・・・・実力や如何に?

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
的確に私好みのHだけど品のよろしいシラーズ
うん、カンペキに私好みですネ。シラー系のもつセクシーでダイナマイツでスパイシーな感覚と、同時に高級品が持ちうる品性の良い円形感やエレガンスがカンペキにバッチリ噛み合って揃っています。
それでいて流石クリス兄貴だけにどこか特徴的なオイリーさなどが含まれているという個性もある。いやー、それほど注目度の高くないブロックでコレだとローエンフェルトロードは相当ヤばそうです。

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本場オーストラリアでも、これを前日に飲むと次の日の朝は仕事が出来ません!

色は紫さは抜けていてクリムゾンレッド。
香りにバター、ココア、チョコなどのとても強い香り。
2005年ものと思えぬ強い醸造香です。
スパイスっぽさは比較的薄めで、果実もリキュールっぽい印象。
味わいはそうした醸造のパワフルなバタっぽさがありつつも、非常に綺麗に酸が整いあまやかなチョコ感とマッチして魅力的!
若々しいにも程があって、ムチムチとしたココア要素にソース程度に抑えられた紫果実のミックス。
爆弾的、という表現が適さないんですネ。確かに甘やかさと醸造のパワフルが感じられるんですが、甘味と酸味は予想よりは抑えられている(これは熟成の為とも言えますが)
飲みくちはリキュールチョコのようなビターさと甘さが一分以上残ります。
これこそバレンタインに飲みたかったかもしれません。
スパイス要素よりもまろやかで果実の感覚が残りやすい、というシラーズ系の王道を往く出来栄え。
一流ショコラティエが作るチョコレートのような、甘味とビターさをもちつつ、なおハッスルしちゃうワイン。
豊満で明るく、大胆だけど品も持ちナイスプロポーション。そう、「艦これ」なら愛宕さんそのものであります!


愛宕さんを飲むようだ!!!!!!(フィリップ氏に反抗した意味不明な評論なう)

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥♥♥
1万円中盤なら明らかにグレート!
完璧なまでにカルトシラーズです。それでいて、この値段のシングルヴィンヤードということで許せるものではありませんか?
こうした高額ワインが買える方は、是非ご購入検討ください。
シラーズの代表格レベルの出来栄えを知ることが十二分に出来るでしょう。むしろ、これ以上濃いと日本のワインファンにはキついかもしれませんし。
ラベルが案外と地味なので、プレゼントにはワイン通な人オンリーで。
オージーの実力を知らしめたいなら、これをワイン会に持っていくのは十分にあり。
ただ、もしかすると独り占めしたくなるかもしれない感じかもしれませんネ。

というわけで、グリーノッククリークより、アプリコットブロックの2005年でした。
なんとも私好みの直球で、まるで自分のオーダーメイドのように感じちゃいました。
やっぱりシラーズこそ☆粉砕☆玉砕☆大喝采☆強靭☆無敵☆最強☆フハハハハ☆
ナノデス。

この価格見た時に「やすい!」と唸ってしまいました

フラッグシップ的なこちらでも5万なら、本家クリスニキと比べると許せるかもしれない。

ぱんぱかぱーん♥
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