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有機農学者の作る安美味ヴァルポリチェッラ! マッツィ・ヴァルポリチェッラ・クラシコ・スーペリオーレ・サンペレット2012

うぇるかむ!
先日頂いたコメントでアマローネについて書かれてたのを見て
「あ、実はそのワインは呑んでないんだけど、ヴァルポリチェッラで一本とてもイイ感じの子呑んだなぁ」
というのを思い出しましてネ。今日はそれを更新をと。

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マッツィ・ヴァルポリチェッラ・クラシコ・スーペリオーレ・サンペレット2012
これがなかなかいい感じでして。

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥
ラベル自体は特筆することもないかしら。イタリアの安めワインでありそーなデザインかと(実際安い)。
裏もインポーターのシールが貼ってあるだけでありました。
この辺りどことなく田舎めな感じで好み不好みあるかしら?
作り手はマッツィ家というそれはそれはワイナリー名そのまんまで、ロベルト・マッツィという有機農法学者の方が代を次ぐまでは他のワイナリに卸していた・・・・・・という、これまた何とも田舎くさいエピソード!
ただ、実力派ではあるようで、この前年度がガンベロ・ロッソトリビッキエーリ(今作は2)。
ヒュー翁が優良生産者として薦めてたりもしており、じみーにじみーに評価は良い様子。
あ、ちなみにサンペレットの意味がわかる方がいたら教えてほしいかも、Sanperettoって単語で調べてもむしろこのワイナリーがトップに出ちゃうのでした^^;
リパッソしないヴァルポリチェッラということでアマローネ的ではないのですが・・・・・・

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥♥(ビオ好きなら+♥♥)
自然派風なイキイキとしたチャーミングさがカワイイ!
そう、アマローネ的ではないのです。が、これがまたイイ!
重たく濃厚なイメージとは確かにかけ離れていて、非常にテーブルライクなワインナノデス。

色は赤みが強めにあって、紫要素皆無。
香りからしてフレッシュな小粒チェリー。いや、サクランボのような風味というほうが伝わりがいいかも。
果実の要素がとても高くてキュッとしぼりたて感覚がなかなかいい具合。
土っぽさはホンノリとはあるんですが、安っぽくない果実の香りがグイグイとこちらを引っ張るようで気にならない。
味わいはそうしたはつらつとした元気な果実、そのまま反映されたような小さな赤果実の酸と甘味が同時進行で広がるんですね。
こう「ストレートな」と書くといかにも安っぽい印象を抱きがちなモノですが、そうしたシロップ的感覚などは見られません。
ドリンカピリティがとても高く、口当たりになめらかでアフターにも濁った感覚はなく最後までフルーティーでピュアなキャラクターを残し続けるのがグッド。
これがヴァルポリチェッラの三品種の本来の持ち味なのかもしれませんネ。
複雑さやシリアスさ、誘うような官能はないのですが、意外とスマートでピノよりの果実の妙がシンプルにある。
もともと、元気で甘々なキャラクターが熟して成長させるとアマローネのようになると。
複雑なキャラはしていないんですが、こう見ているだけで元気になるような子!

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥♥♥
すぐ飲む用セラー持ちの方は一本入れておくと助かるハズ!
飲みやすさ、手軽な感覚、料理の邪魔立てはしないキャラの仕立ての良さ、それで2500円前後で買えるんであれば一本は常に持っていたくなりません?
イタリアの本懐、または昔話のような「ガバガバ呑んでいいイタリアンワイン」をもっと美味しく洗練としてかつナチュラルに仕上げた結果が各界の評価なのかもしれません。
ビオ系ワインの入門にもとてもオススメな作りになっていて、ビオ系のマイナスポイントを省きつつそうしたタイプのイイ所をバッチリと反映させている。
派手な会やプレゼント向けでない日常の中で使いたい秀逸なキャラクター☆

というわけでマッツイよりヴァルポリチェッラでした。
ヴェネトといえば白はソアヴェ、赤はヴァルポリチェッラ(アマローネ)が代表的と言われており・・・・・・しかしながらどーにもピエモンテやトスカーナより華がなく日本では見られているような気がします。
が!敢えて言っちゃうと、ヴェネトの実力って平均値見れば(日本に入ってきているワインで見れば)イタリアでもNo1じゃないのって。
その理由にこうした軽やかなスタイルでも、伸びがあって楽しいキャラを持っている事。
デイリースタイルやドリンカピリティ、アンチパーカーが持て囃される今こそ、ヴェネトは注目すべきだと思うのでした。

この価格ならば大満足。いやー、ヴァルポリチェッラ品種って相当懐深いかも。

こう、田舎の外で遊びまわってる子って感じで。成長したらすげぇ美人になりそうな気もするんです。
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