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ヴィレーヌ激賞!?カナダのテロワールをここに感じるべきか・・・ トーズワイナリー・メリテージ2007

うぇるかむ!
ちょっと久々になってしまいましたが、ヘヴンリーバインズさんのメリタージュスタイルを今日はひとつ

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トーズワイナリー・メリタージュ2007
カナダのちょい熟成クラレットであります!

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
ラベルそのものは特筆せずシンプルなブラックラベル。
ちょっと横長なので→側ものっけておきますネ。
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ここで「へぇ、カナダも意外とアメリカ寄りなの?」なんて地獄のミサワ風に思えた方は察しがよすぎます!
プロプライエタリ、つまりカベソー・メルロ・フランのクラレットスタイルのワインです。

作り手はトーズ・ワイナリーというオンタリオのバイオダイナミックの生産者です。
ポール・ペンダーという方がワインメーカー(ワイナリの出資オーナー自体はモレイ・トーズという方。名前のトーズはこっちからですネ)
このポール氏が2010~2012年の三年連続で地元の最優秀醸造家に選ばれたとかなんとか。
それ以上にかのロマネ・コンティのオベール・ド・ヴィレーヌ女史が
「あぁ^~ワインの中のテロワール感がイイんじゃ^~」
となんかテロワールの使い方間違えてないかソレ?って気もしますが激賞していることが最もポイント高いんじゃないでしょうか。
バイオダイナミック自体は旧世界=フランス寄りでありつつ、醸造にはグラヴィティ・フローを使ったりまたは名前などには新世界的なアプローチを見せるという形をとっているのも特徴かな。
ある意味ではどっちつかず、ある意味では美味しいところを両方取ろうという試みが伺えるワイナリー、年間生産9000本いかないけっこーレアなワインであるコレの実力というと・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥
やっぱり南アフリカじゃないのコレ?
酸の出方がもうそんな気しかしないんですよカナダ!
実力派であることは間違いないのですが、どうにも玄人向けな気はします。

色はまだまだ強い赤さを保っており若さすら感じ得ます。
香りは控えめにダシ感と梅。果実要素は色に比べると感じられないのがちょっと不思議かも。
もっと感じてもおかしくない感覚なんですよネ。
味わいはしっかりとした酸をまず率直に感じ、それはレモンっぽさを感じる程。
この独特の酸の効き具合がどーにも南アフリカスタイルにも思えてしまう(逆に南アフリカがカナダスタイルだとも?って議論するべきか)
ダシ感や果実のカシス要素、ちょっとしたキノコ感、渋めの茶葉の感覚などもあり総じて程々の熟成クラレットとして的確に出来上がっているといえるでしょう。
舌触りやタニックさに洗練としたものはない部分は残念ですし、酸の突出した具合いは好みを選ぶところはあり。
コレ以上熟成してもどうなるの?とは思いますが、酸の具合からすると割りと抜栓後はヘタれにくいだろうと推察出来ます。
非常に和風なワイン。
着物美人のクラレットという佇まいで、どこか魅惑的人妻な危なさをもっている。
こんな人妻と夏祭りにでも行って御覧なさいな、とんでもないことになりますぜ(突然のゲス顔)

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥
熟成クラレットとしては面白いパターンではあります。
しかしながら7500円はちょっと強気すぎない?
現地でも買えない希少性で大分と値があがっちゃってる気はします。
かなり興味深くワイン通にこそ呑んで、カナダのクラレットスタイルの可能性という名の獣っぷりにヴィレーヌ女史が如く驚いてはいただきたい・・・・・・のですが、万人に向けてオススメしうるタイプではありません。
並のワイン会にコレを持っていけば、かなりの高確率でもっともワイン通ぶることが出来るでしょう。ただ、早い段階で郵送して管理する人にちゃんと寝かして保存しておいてもらうことが必要ですが。
IP5v7.jpg
裏も派手さはないですし、プレゼントにはそこまで向いていない。ちょっとかゆいところに手が届かない節はあるかなぁ。

というわけで、トーズワイナリー・メリテージ2007でした。
私はカナダは万能産地ですが、面白いのはもしかするとピノやシラーよりクラレット葡萄なのかも?と考えています。
その根拠のひとつとしては充分に存在感を放つワイン。
ネット販売はコチラのみ
相変わらず小規模インポーターですし、どれぐらい売れているのかわからないのですが、早めに抑えておいた方がイイタイプのワインでもあります。

今始めて知った漫画なんですが、タイトルはこのワインの特徴を完璧に捉えていると思う(神の雫だったらネ)

インパクトがありすぎるwwwww
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