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☆アキバ系ワインブログ☆

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無意識になるワイン!?アキバ系が思わずワインにドハマりしそうなロリータフレッシュ☆プリミティ☆(プリキュア風発音) ジャンフランコ・フィノ・セ2013

うぇるかむ!
なんとも言えないタイトルにしてみました。怒られないか心配です。
今回のワインはプリミティーヴォの最近トップクラスに注目を集める生産者のド若いワイン。

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ジャンフランコ・フィノ・セ
もう、ラベルからしてたまりませんなー

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥♥♥
ラベルのカルト感だけでポンッと最高評価です
実にカルト。実に怪しい感じで高いようなもしかすると安いような感じのムンムンしてる感じがたまりません。
同時にエピソード力もたまりません。
サーッと迫真に解説しますと、ジャンフランコ・フィノというおっちゃんがやっているワイナリーで、このおっちゃん2004年からワイン造りを初めて以来とにかく注目されます。
イタリアの専門誌がこぞって3年連続で「ジャンフランコ・・・・・・おまえがナンバー1だ!」とベジータみたいにガッツポし、最優秀ワイナリとして突然踊り出たのです。(あ、ちなみに米国誌だとスペクテーターで最高92点という微妙さ)
それがフラッグシップの「エス」というワイン。それは樹齢60年以上のプリミティーヴォ種を使ったワインなのですが、これは樹齢5年ぐらいからという若い木を使ったバージョンです(セカンド、というにはロットが違いすぎます)。

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ま、そんなことより名前の由来がフロイトだとかユングだとか出てくるのが何よりたまらない!
この「Se」はセルフ=自己という意味なんだそうで、ユングのいう「自己」という論理に基づくとかなんとか。
心の一番中心に自己があるものとし、自己により自分が自分らしく生きられる・・・・・・というような哲学的アレコレ。
それを堂々と名前に持ってくる感じがたまらないッ!
カルトラベル大好きな私としてはラベルだけでもう満足なのですが、さて実力はどうかと言うとですね・・・・・・

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥
こ、こいしちゃん!!!!!!

以上ッ!!!!!!!!!!

で、終わっても一向にかまわないのですが、おおよそ難解極まりなくなってしまいますのでもうちょっとだけ続くんじゃ。

*実は抜染一日経った状態で呑んでいます。そのことを考慮した内容で。
色は赤紫で、意外なほど赤さに充填がおかれています。
香りはベリー系果実の感覚とココア系が忠実かつ大胆に。
果実部分はチェリーなどもちょっと見られる程度に軽やかでもあり、同時にプラム系などの重たさもあり。
この機微が感じやすいのは何故かというと、バニラアイス並みの樽っぽさを除くとあんまりスパイスや葉や土などの要素や統一感が無いため。
味わいはは紫果実を主体とし、一日経っているだけあってかジャミーすぎずにスマートになっていました。
スパイス感などのフックもなくスラッとした出で立ちであり、濃い口の果実をキャラメルで包んだような甘み。
酸と甘味がベタつかず思いの外エレガントと言ってイイ雰囲気で口の中もサラサラと広がります。
総合的にバランスが良く、アルコール度数相応な果実濃度にはあるものの綺麗に飲めてしまうナノデス。
これは若い樹齢に限定するという「縛りプレイ」の結果なのでしょう。
樹齢が高い方が良い、としがちなワイン業界ですが逆に若い木になるとくどくなく元気さがあったりする・・・・・・これは私がシン・クア・ノンおよびマンフレッド・クランクル兄貴に影響を受けすぎている部分もありますが・・・・・・ものであり、こう若いなりのスマートな具合が逆に今飲みやすさを作っているとも考えられるかも。
くどすぎないワイン。
が、短い間のグラス変化がかなり激しくあり、飲み進めていく内に「美味しくなくなり」ます。
グラス注ぎたて直後にあったあま~い風味や果実の濃厚さは徐々に影を潜めるがごとく感じられなくなり、途中からなんとなーく呑んでしまいます。
そして、いつの間にかグラスから消失します。
最初のインパクトが強いワインの場合「もう一口でいいや」という事も多いものですがそういう変化率にならずに「なんかそういえばこんなワイン呑んでたなぁ」みたいな消え加減。
なんとなくグラスの中身が減っていた事に気づいた私は、急いでもう一杯おかわりをもらいます。
すると、やっぱりカワイイカワイイヤッターな、ロリータなワインがそこに存在する・・・・・・明らかに注ぎたてからの時間経過で変わる。
これを果たして良いワインかどうか、ハッキリとは言いがたいのですが、私にとっては非常に貴重な経験だったのでした。
すごいキャラクテールだ!

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥♥♥
古明地こいしファンクラブは必ず買うべし

もう私は途中からこのキャラみたいだなぁという感想になってしまっていて、ある種正確性に欠くのです。
が、このワインこれだけカルトっぽい雰囲気なのに5000円前後。
フラッグシップが8000円なことを考えると多少微妙ではありますし、同現行ヴィンテージ呑んでないのでこれまた正確でないもののおそらく今の飲みやすさはこの「セ」の方が上だろうと推察出来ます。
また、ラベルデザインはかなり似ていますし、タイトルの意味合いにひっかけたプレゼントなど応用がいくらでも効くのが強みでしょう。
ご褒美ワインにもぴったり。ありとあらゆる状況で使い手を選びつつ、上手に使えるとかっちょいいというカルト系ラベル&スタイルの王道を行くワイン。

というわけで、ジャンフランコ・フィノ・セ2013でした。
トータルで見た時に最高にバランスが良く個性があるワインであり、高級ワイン入門にも悪くないぐらいの出来栄え。
ワインにおいては最も強いのは「感情を揺さぶられるほどの」ものだと思うので、「無意識に飲み終えている」体験が出来うるこのワインはなるほどイタリア業界がびっくりしたんでしょうネ。
あ、ワイン好きで「こいしちゃんってこいつ何言ってるんだ?」って思った方は、まぁうん、その、こう・・・・・・このワインに聞いてみて!(投げっぱなしジャーマン)

おおよそワインレポートな文章とは言いがたくなりましたが、そういう気にもさせてくれるキャラクターは偉大。


こいしちゃんとは、某ゲームの「無意識を操る能力」という技を自分自身にすらかけてる異能の妖怪。その無邪気かつ可愛いダークさは高く評価され一部狂信者達は業界でも随一のhentaiとして知られているノデス・・・・・・

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