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樹齢200年!?チリ超日常スタイルに自然派大感動!? ピペーニョ・コロネル・デル・マウレ2014(1リットル)

うぇるかむ!
自然派、というとそれだけでジャンルめいていて好き嫌いが大きく分かれます。
好きな人はとにかくコレしか飲まない!みたいなオーラがあったりもするスタイルであるものの、チリにはその傾向はあまり見られなく思っていました。
が、チリにも自然派の遺伝子が微粒子レベルで存在する!ナノデス。

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ピペーニョ・コロネル・デル・マウレ2014(コエレム)
もうね、これ、自然派大好きな人ここから先みなくていいから速攻で買うべし。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(個人的に+♥)
このラベルのコミカルさ!鉄拳の紙芝居めいてすらいますね。
この何ともほんわかじみーな感じのラベルからしてもどことなーく自然派のオーラが出ているワケです。
それもそのハズ、作り手のルイ・アントワーヌ氏はワイン勉強をマスター・オブ・ワインの元でしたりボーヌの醸造学校に行ったりしたあとにフィリップ・パカレやマルセル・ラピエールに弟子入りしているのですヨ。
もう、ドがつくほど自然派!何故か超速攻でルイ・ジャドで働いて辞めたりしている辺りに「あたしゃ自然派で生きるのヨ!」って雰囲気が見えます。
2010年のチリ震災でダメージを追いつつも、作ってるのは・・・「パイス種のワイン」です。
は?パイスってなんぞ??
と思った方も多いとは思うんですが(私もそうだしネ)チリの日常消費向けのド安い地品種です。
日本語で「パイス ワイン」で検索してもその品種にたどり着くのは難しいんですが、ここのスゴイのは「平均樹齢200年ッス」と謳っていること。
ドがつくほどのアンティークな地ブドウでのワイン・・・・・・
しかも、1リットル!
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ボトル比較しようと思ってリングランド先生と写真とってみたんですけど、むしろ容量小さいリングランド先生の方が大きく見える状態。
ボトルがずんぐりとしているんですが、私が使っている簡易セラーには横置きで収納可能でした。
チリ日常用品種の自然派・・・・・・なんともイロモノめいてますが、その実力というと?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥(個人的に+♥。ただし自然派嫌いの人は絶対避けるべし)
自然派の人はとっっくにケースで買ってそう。
まさに自然派!まさにじんわり系!
オレンジワイン(最近流行りつつあるスタイル)とか好きな人ならば迅速な入手が求められるでしょう。そうじゃない人にはサッパリ向きません。

色は割りとうすみでクリアなレッド。
紫要素も少なく、とにかくクリーンなカラーです。
香りにそれなりに塩っぽさがまずは感じられますが、どことなくカカオパウダーっぽい苦甘い香りとアセロラやブルーベリーなど赤&紫果実がちゃっかりミックスされたような印象。
数日たつと、カカオっぽさが如実に出てきて同時に甘さがギュッと深まります。
味わいは開けたてはとにかくカチコチで、塩っけが目立つだけの液体になっちゃってます。
が、ちょっと時間がたつとその奥でストレートな果実の旨味とチョコっぽさがほのかにミックスされ、飲み進める程にその美味しい甘さと品の良さを確かめずにイられなくなっちゃうのです。
まさにドリンカピリティ。ついつい呑んでしまうと、うす味に思えた部分から更にスパイス感少量やベリー系の健全なキャラクターを見せてくれるという。
何ともスポーティーな女の子って感じのワインです。長距離走の選手っぽいかも。
スタートよりアップ入って走り始めてからの方がセクシーであります。
で、自然派のこんな作りなので日持ちがベラボウに良く、私のズボラ管理でも4日はもちます(っていうか今4日目を飲みながら更新してます!)
1000ミリリットルをちびちびとやるも良し、豪快に飲むも良しといったラフさがとても良いのです。
高級感などはサッパリありませんが、意外なほどミネラル感があってそれは樹齢200年から来るのかな?と思うと納得。
日本においては他に例があまり見られない、オンリー1なワインといえるでしょう。ブラーボ!

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥(自然派なら)
恐ろしく良いので、私はもう買わないかもしれない
なぜなら、容量が多くてこれだけチビチビと飲んでもOKなタフな子なのに、2000円ちょいという値段設計だからです。
超マジメに完璧な管理体制をとれば、2週間ぐらい毎日飲めちゃいそうな気がします。
で、値段が安すぎる。師匠であろうパカレやラピエールよりもずっと安い。
これを買って呑んでたらそれぐらい日数楽しめちゃう可能性大だから、逆に色んなワインを試したい私としてはその分試せるワインが少なくなる=もう買わないかもなんですヨ・・・・・・コスパで言えば随一という他ないです。
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裏ラベルなんかもこうしてカワイイので、ジャケ買いもされることでしょう。
プレゼント、というよりは好きな人が買ってガバガバ飲む感じですね。ネッド・グッドウィンMWとか瓶に口つけて飲みそうだよネ。
好みはハッキリ別れるとは思いますが、最新の自然派スタイルを楽しめるかどうかはこのワインで判別可能とも思います。
あなたは、どっち?

というわけで、ピペーニョ・コロネルよりパイス種のワインでした。
このワイナリ、なんと別の地域でひたすらにパイス種を出しているという非常に面白い試みもされていて、マニアックな人にとってはスタンディングオベーションもの。
あんまり自然派経験がない人には新境地開拓に、自然派の人は新しいターゲットとして是非加えてみてくださいまし~

チリなのに大規模生産じゃないから数は意外と少なめ。そして、さっさと飲んじゃいましょう。

スポ根っぽさが個人的にあるよーに思うのです

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| チリ | 22:29 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

私が飲んだものとは、違うキュヴェですね。3種類あって、品種も同じ、ラベルもほとんど一緒で一体何が違うのか初めわからなかったのですが、葡萄の生産地の違いでしたね。それでも、どれを選ぶかで迷ったのですが、とりあえず、購入店の店主が一番好きと言っていたものにしときました。かなり良かったので、次の機会に残りの2種類も買ってみようかと思っています。

| 徒然わいん | 2015/03/23 19:46 | URL | ≫ EDIT

>徒然わいん様
うぇるかむ!

>私が呑んだものとは違うキュヴェですね。

ですよね。これ見た目が一緒すぎて「同じ品種で違うテロワールで作る」という較べて面白い部分が削がれている。
ラベル自体は可愛くて好きな分、ちょっと残念。

>購入店の店主が一番好きと言っていたのものにしときました。

店主がラシーヌインポーターから3種類全部買ってるところに凄みを感じました!そのお店ベリーいいチョイスであります!!

>かなり良かったので残りの二種類も買ってみようかと思っています。

あ、私もそれはある。すごーく癒し系でこれは・・・最高やな!と強く推したいワイン。
超最高なのに売ってるところをあんまり見かけないのだけが欠点です。

| シンク・プリテュール・ノブレス | 2015/03/24 02:06 | URL |

違うキュベですが、今ピペーニョ飲んでます。
リピ決定しました(⌒-⌒; )定価よりかなり安かったのも最高です(⌒-⌒; )

| ラヲタ | 2017/05/24 19:42 | URL |















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