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これが輸入停止!?ポール・ホブス先生の格安カベルネ! プリムス・カベルネ・ソーヴィニヨン・マイポヴァレー2012

うぇるかむ!
ここ最近は「過去紹介したワイナリーの別品種」みたいな感じで更新をしています。で、今日も格安ラインです。

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プリムス・カベルネ・マイポヴァレー2012
ヴェッラモンテ系列のカベルネ版です。

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥
ラベル自体はシンプルな紋章と特段記載したいこともない感じです。これちょっともったいない気がします。
作り手はヴェッラモンテ・・・以前、ピノ版をご紹介したポール・ホブス先生がコンサルトするチリワインです
個人的にピノ版のリテュアルは2013年以降毎年呑んでまして、そのたびに「がんこラーメンみたいにヘンにしょっぱうまい!」とその独特の感覚と一瞬だけ10万円クラスのワインっぽさを魅せることがあるのでそこそこ買ったりしてたのでした。
で、そのカベルネ版です。
ポール・ホブス先生が関与してる事は以前書きましたが、どうやら主催はアガスティン・ヒュネイアスというオリン・スウィフトやらクインテッサやらフラワーズやらという「ガッツリ作った感があるアメリカプレミアムの主導者」の人のチリ版でもあるとのこと。

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ラベル自体にはそんな神通力感じないのですがネ。何気にアルコール度は高い。

アメリカだったらそこそこの値段がするコラボかも?
とはいえ、チリのしかもマイポまで区切ってテーブル価格をキープしているというお得感のあるワイナリです。
で、その実力はというと・・・・・・

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥♥(一瞬だけ+♥♥)
なんだコレ!ナパじゃねーの!!
と、思わずじゃねーのって言いたくなるじゃねーの!!って感じに、樽っぽいロースト要素とお日様サンサン具合。
加えて、ヴェッラモンテが持っている特徴なのか「妙に酸が強くて赤でもしょっぱい!」がカベルネでもバッチリ存在してました。

色はしっかりとしたクリムゾンレッド。エッジ変化はなく若々しい。
香りに比較的樽要素と草要素が混じった印象で、香りだけだと「フラン主体みたいな変わったスタイル?」と思われるかもしれませんネ。
ここで書いておきたいのは、所謂「チリっぽい葉巻っぽさ」ではなく「アメリカナイズされたバニラアイス」みたいな方向の香りであること。
むしろ、オージーなどのユーカリっぽさすら感じさせる青さで、パッと嗅いで即チリを思い浮かべられたらかなり通だと思います!
味わいはその通りで、早い段階から青さや酸味を感じさせます。
グッと酸っぱい要素と草っぱ加減から開けたては本当にしょっぱい!
樽の要素なども無視してしょっぱいので、正直最初は失敗したかなーと思ったぐらいです。
ただ、そうした要素もあって日持ちは良く、抜栓翌日ぐらいにはそうした要素と平行してバニラアイスらしい甘さが出てきて穏やかに。抜栓してから丁度今日で三日目なのですが、二日目以降はそんなに品質変化がない気がしています。
そうして収まりがついてくると、カベルネ系らしいハーブ感とカシスなどの果実感、それと強めのバニラ要素がとてもほほえましく総括されて、まさにナパカベルネって感じになってくれます。
なので、ほんの一瞬、「すごくいいナパカベを呑んだ気分」になれることがあるのです。
そこまでいかに耐えるかが勝負のワイン・・・・・・という点は以前のピノ版(リトゥアル)と同じかも?
そして、ピン版よりも「なんかいいナパワインっぽさ」という部分の長さは上です。

今日、たまたまNHKのマッサンを見る機会があったんですが、その冒頭で
「酒は作ってるモンの心を表す・・・」みたいな事をなんかおっちゃんが言ってたんですね。
だとすれば、ポール・ホブス氏は相当のガンコで厳しい人っぽいなぁと思いますし、アガスティン・ヒュネイアス氏はすごくフランスワインが好きで、執念のレベルでフランスを追っているように想像しちゃいます。
そういう、とっつきにくいけど、実力派のジト目キャラみたいなワインかな~
いわゆる、綾波系(エヴァのね)。

コストパーフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥♥♥(好みと技量次第で前後)
これが輸入停止なんて、オーバーシーズは愚かな事を!!
このシリーズ、オーバーシーズ輸入だったようなんですが、輸入停止が決まっているようで今年でオーバーシーズからは最後なんだそうで。
確かに、オーバーシーズが下ろすKALDI向けのワインではありません。カストラ・ルブラとかもそうなのですが、オーバーシーズの顧客向けでない、ちょっとテクニックというか経験が必要なワインとなっています。
で、ちゃんと使える人ならば1500円前後でコレは相当に安い!わけです。
初日で使いきっちゃったりすると、完全にハズレの部類のカッチカチさ・・・・・・本当、KALDIでなければもっと売れているハズです。
逆に言うと、各社インポーターはとてもチャンスだと思います。オーバーシーズがヴェッラモンテを手放した今、もしかして争奪戦になっていませんか?なっていないなら、今すぐこのチリのメーカーと手を結ぶのはいい買い物のハズ。

と、いうわけで、プリムス・カベルネ2012でした。
ヴェッラモンテが2014で輸入終了っていうのはかなーり驚きで、ビックネーム関与のチリとして優秀なのに本当にもったいない!
本当に一時、最上位の味わいを見せてくるという謎の吸引力を持ったワイン。うーん、もっと注目して毎年見たいのだけれど・・・・・・

ホブス先生って酸味を出すタイプの人?みたいな妄想がコレは充分捗ります。

綾波・・・というには味わいが太いけど、まぁ一般に伝わる範囲なら

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