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ジャイエ血族+ビオディナミ血族=統制のとれた味? セシル・トランブレイ・シャンボール・ミュジニー・レ・カボット2012

うぇるかむ!
新春ブルゴーニュ第二弾として、今回はジャイエ血族より

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セシル・トランブレイ・シャンボール・ミュジニー・レ・カボット2012
2009年からラインナップに加わった村名単独クリュです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥
ラベルはサインが異様に軽やかにカワイイカッコイイ感じでサインだけなのに妙な格好良さをもっています。
作り手はパスカル・ロブレ&セシル・トランブレイ(トランブレー)という夫婦。
旦那さんが「ロブレ・モノ」というドメーヌの継ぎ手であり、セシル・トランブレイがアンリ・ジャイエの孫に当たる娘さんというタッグの、ジャイエ寄りなのがこちら。その中でも単独の村クリュになっています。
2003年からのスタートで、ノンフィルや除草剤なしなどビオ的。一流ワインショップの常連的ワインと化してる訳です。
・・・・・・え?何行ってるか良くわからない??
という方向けにサクッと解説

~ここからあんまり知らない人向け~
まず、アンリ・ジャイエ様っていう2006年にお亡くなりになったこの地域で神様扱いされているワインの作り手がおったとさ。
ジャイエはそれはそれはすっげぇ価値のある神格化されていて、「DRC(ロマネコンティ)」「マダム・ルロワ」と並んでワイン界においては崇めなくてはならない存在になっています。
なので、「元ジャイエの弟子」「ジャイエの血筋」「ジャイエの関係者」というだけで有名人の仲間入りが出来る程。
今回のセシルさんは「ジャイエの孫娘」になると。
で、彼女がジャイエから引き継いでいる土地というのがあって、結婚相手のパスカル・ロブレもワイン畑の人。
この二人が、お互いの土地を使って今はワイン作ってるとさ。めでたしめでたし。
~おしまい~

ミュジニーの村名クリュとはいえ、そこは人気の血統ワイン。その実力というと・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥
とてもアメリカ寄りのバランス感覚?
同時に超細いルーミエ村名を呑んでいたせいもあるのか、果実感が高くあるようにとらえられました。
その精工な感じもこうアメリカの・・・・・・個人的に好きなセントラルコースト寄りな気がしちゃったんですね。
GF1NS.jpg

色はクリムゾンレッドで濃い目。ピノとしては重たそうなカラーリング。
香りにチェリー果汁感がぎっとりとしていて、フルーティーさが強調されつつ、フランス系らしい沈んだ香り。
空気感がシリアスで重たいといいますか・・・・・・ピノの中でも、軽快で甘いみずみずしいものとその逆を行くものがありますが後者寄りだと思います。
樽っぽさも高め。ただ、それよりも果実がハッキリと主張してくれています。
味わいは意外なほどミルキーさが目立つスタンスで、口当たりと果実のしっかりとした感覚がカリフォルニアやオレゴンに近く出ています。
チェリーは煮詰めてトッピングに使われているようであり、そうした酸味と甘味、少し煮た苦味も含みつつクッキーベースの生地に挟んだような噛み込める質感(ピノの範囲で、ですが)。
ちょこっとだけシナモン辺りの甘めのスパイス感覚も手伝って、高貴なティーセットをかたどったような・・・・・・
高級ピノ寄りの重たさを持ったスタンスで、ミュジニーという畑らしさは見られないかもしれません。
アフターは流石に綺麗に整って終えてくれるのですが、受ける印象は果実感かな。
しっかりとした出来栄え。これがミュジニー村名クリュ(この村はエレガントさを求められる)として嬉しいかどうかは別として、なんともかかぁ天下っぽそうなワインです。
奥さんの方が絶対つよい。

コストパーフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥
ネットショップでは1万円ちょいという価格帯みたいで。
2003年スタート故に、まだ知名度があがりきっていないのも手伝っている良さ気な価格だと思います。
もう3000円ぐらいだすと、プルミエクリュのフスロットが買えちゃったりする・・・・・・中途半端なところ・・・・・・というのもあって良質とはイイませんが、現在のブルゴーニュの中ではまぁまぁの選択肢になってくれるでしょう。
もうちょっと派手さがあると、よりプレゼント向けになっただろうとは思いますが、万人向けなスタイルと通好みなチョイスとしては一考出来る気がします。
このワイン単独で見た場合、こうテロワールがどうこうというより、しんみりと美味しいピノが飲みたい人向けかな?

というわけで、セシル・トランブレーよりミュジニーのレ・カボット2012でした。
ピノは特にしっかり作っているタイプが好きな私としては、ちょっと上級シリーズも飲みたかったかなぁというワインになっていました。
中途半端なラインである、という見方をするか価格が抑えられていると考えるかは貴方次第。
作り込みがいいタイプなので、私は「価格が抑えられている側」のように思えますネ。

名前も何か全体にかっこカワイイ気がする

もう1万でグランクリュになるんだから、価格設定は良心的・・・・・・なのか?いや、どうだろ・・・・・・

セシルといえば、FFですよねー

と!思ってたら!今はうたプリなんですヨ!!
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