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本当に「そうだったらいいのになぁ」が実現!? カ・マルカンダ・マガーリ2012

うぇるかむ!
久々にガヤのワインを飲みました・・・と言っても、超タスカンなのですが。

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カ・マルカンダ・マガーリ2012
ガヤがボルゲリ(トスカーナ)で作るクラレット系ワインです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥(個人的には+♥)
シンプルかつモダニックで、単純だけどちょっとカッコイイ。ワイン街道のシルエットをモチーフにしたラベルのシリーズです。
ガヤ自体は去年の夏にバルバレスコでを書いてますね私。
そのときに書きましたが、商魂たくましいアンジェロ・ガヤ先生。当然、イタリア売れ筋の超タスカン(イタリアでフランス代表品種を使って作るワイン。今はブームが廃れているけどかなり前に伝統品種を捨てようとイタリアがしていた感じ)を作りたい訳です。
で、18回もこの土地を手に入れるために交渉に行ったんだとか。カ・マルカンダというのが「希みのない交渉」って意味なんですね。
サッシカイアと近い土壌だったから・・・・・・というエピソードなんですが、もうこういうストーリーが本筋(バローロ)と異なるワインでも確実に根付かせてる辺りがガヤというブランドの「プレゼンテーション能力の高さ」をしみじみ感じさせます。

このカ・マルカンダで作っているのは4種類。プロミス、マガーリ、フラッグシップのカマルカンダ、そして毎年海の日あわせでヴィスタマーレという白ワインを作っています。
(実は、ヴィスタマーレが抜群に美味しく私は毎ヴィンテージ呑んでるんですが、これまで紹介してなくて我ながらびっくりしました^^;)
マガーリの意味は「そうだったらええのに~」というような感じなんだそうで。
メルロが半分以上で、この年はカベソーとフランが半々。低価格バージョンのプロミスはサンジョベとシラーが入っておりブレンドが違うため、フラッグシップの一歩手前ぐらいのセカンド格というのがこのマガーリかなと。
正直、シリーズ3つの中では一番地味で美味しさもそれほどでないイメージがコレにはありましたが、2012ヴィンテージと新しく入ってきてたっぽいのでいただきましたとさ。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥
あれ?こんなに良く出来たタスカンだったっけ??
と、思ったより出来が良くて驚いてしまいました。
個人的にスーパー・トスカーナ系は早めに呑んじゃった方がヘンにガンコにならなくていいと思っているんですけれども、今回のマガーリは結構重ためのフランス寄りスタイルとイタリア海岸沿い系の明るい感じが上手にキまってました。
熟成がちょっと期待できちゃうかも?

色はハッキリとした赤紫。
香りに強くバニラとハーブの要素が出ています。ハーブッ気が高い辺りはトスカーナらしいとも言えるでしょうか。
新モノだけに果実よりオークからきてるだろう樽っぽさが出すぎてはいるものの、プラムなどの紫め果実もしっかりと。
味わいは思ったより舌触りが重たく、おっフランス寄りだな~と思わせてくれます。
メルロ主体なのですが、カベルネ要素がまだ強く感じられタッチもシルキーではなくずっしりしていますしカシスやプラムの感覚が多め。
バニラ感は口に入れると思ったよりは感じられない、というよりアフターのハーブ感がそうした重たさをふっとばすようなイメージなんです。
重た目なモノトーンやセピアよりの画面が、ブワッ!っと風とか吹いてカラーの世界になる・・・・・・なんて初音ミクとかの映像でありますでしょ?そんな感じ。
ふっとばし方やタッチがカベルネ100%かな?と思わせるので、カベルネの特徴を青臭さと見る人には向かないスタイルかも。
品性部分がトスカーナとフランスの両方をとっていったような、それでいてチープさやチグハグにはない、位の高い貴族めいたワインであります。

コストパーフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
調べたら6000円後半→4000円前半になっててびっくり!
そうだったらいいのになぁ~という価格になってました!
6000円だと妥当

いや、どちらかというとそれなら私はシラーのいいやつ買っちゃうかなぁ~みたいな所にいたんですね。
2011ぐらいから価格が落ちだしてる(仕入れがエノテカだけじゃなくなった?)みたいでこの2012年は4300円前後っぽい。
4000円ぐらいであれば大いにお買い得感があり、スーパー・トスカーナ系のサンプルとしてもプレゼントとしても十二分活躍してくれるでしょう。
ただ、元々の意味が「望みのない交渉」という地味にネガティヴな表現だったりしますから、使い方には気をつけて。
名前や意味合いを使って、プレゼントとしての価値を半減も倍増もさせられるタイプのエピソード力が高いワインであります。

という訳で、マガーリ2012でした。
繰り返しなんですが、ガヤのエピソード力付加やデザインの出来、または味わいのモダンな仕立てなどなど、私好みのワイナリーでありますヨ(嫌いな人はだめだろうな~)。
そんな実力を久しぶりに感じさせてくれたのでした。

交渉してもっと安くなったらいいですよガヤ先生(これこそ望みのない交渉である)

まっがーれ☆ ってあれ、やっぱりこのネタ前もやった気がする・・・・・・
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