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大塚製薬も出資!パリティスティングレジェンド・・・の白は如何程? リッジ・エステートシャルドネ

うぇるかむ!
先日、大塚製薬の会長大塚明彦氏が亡くなられたとのこと。(ワインレポート様より)
追悼もこめつつ、本日はリッジ・・・・・・の、シャルドネであります。

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リッジ・シャルドネ・エステート2011
リッジの白版であります。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
パリ・ティスティングの超有名ドコロですよネ
概ね、当ブログ見ている方に説明は不要かもしれませんが、単純に言ってしまうと
「ブラインドでアメリカがフランスに買っちゃってエライ騒ぎになった記念碑的イベント」
のアメリカ代表のウチの一本がリッジ・モンテベッロというワインなんですね。


詳しくはこちらって感じ。
作り手はポール・ドレイパーという「聖人」「ゴッド・ハンド」などの異名を持つレジェンド的存在。
なんかもう数々の賞をたっぷり受賞しまくっててエライことになってる人物です。
約120年前には存在してるワイナリであり、そこにポールが入ったのが1969年。
そして、この度お亡くなりになってしまった大塚明彦氏が1986年に購入したのでありました(その詳しいのは上述リンクのワインレポートさんにお任せしましょう)
そこからめちゃくちゃ高い評価を受け続けている、カリフォルニア代表ワイナリの間違いなく一角です。
……とはいえ、高評価はまぁほぼほぼジンファンデルであったりカベルネの、それもモンテベッロというフラッグシップな訳ですが。

BFACK.jpg
なんか後ろの文字数が多いのもどこか日本的ですね。

で、カベルネとジンファンデルの大家でありますから、他のぶどう品種は比較的控えめです。
一般的には片手間なワインであることがそういう時って多いのですが、リッジのシャルドネはちょっと違うっぽい(CV:夕立)
今回のエステートは単一ヴィンヤード版の更に下にあたる、AVAサンタクルーズ=広域めワインなんですが、元パーカーの右腕であるアントニオ・ガッローニが09年に対して95点をつけます。
ついでに、実はエステート=自社畑=大体の部分がモンテベッロらへん
という所謂ヴィンテージ差での格下げ系だったり(2011年はカリフォルニア全体があんまり良くなかった年)
作りとしてはアメリカンオークで新樽使用率が低いのが特徴。
意外と希少性が高いものの、セントラルコーストを地上最強のワイン産地と言い切る私としては飲まざるを得ない訳です。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥(個人的には+♥)
カリフォルニア・シャルドネの代表例だ!
パワフルで、実に計算がとれたスタイルだと思います。
ナイスバディをたっぷり見せつつも、そこに見える訓練やポージングの成果が現れまくって、まさに都会的セクシーガールなんです。
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色はご覧のとおり、私のヘッポコ写メでもばっちりな黄色さ。
香りにバターとグレープフルーツがガッツリ着ていて、バタ感が濃厚ながらもバランス良くフルーティーさが演出されています。
この辺りのバタバタしい感じはアメリカンオークからなのかしら?
かといって、おしろいなどの上品な感じはありません。あくまでもバター&グレープフルーツ・・・ケーキっぽさが高いといえるでしょう。
味わいも良く調整がとれていて、舌触りは中庸ながら全体に均一に酸・甘味・苦味ができています。
とにかく整っていて、アフターのフィネスっぷりがしっかり出ていてパワフルだけで済ませないのがわぉ!って感じ。
黄色果実を主体に、たっぷりバターを塗ってパウンドケーキを作ったかのような出来栄えと質感。
と、書くとすごく強いばっかりのワインにも見えがちですが、そうでもないあと残りの綺麗さを備えているのがとにかくスゴイんです。
それが気合が入りすぎていないせいなのか何なのかまでは言及しがたいですが、調律の気高さが品位に結びついています。
個人的にかなりパーフェクトなカリフォルニア・シャルドネだと感じたのですが、例えばミネラリーさなどはないですし、あくまでもカリフォルニア・シャルドネの枠組みの感覚かなぁとは。
しかしながら、米国トップクラスを赤メインのワイナリが作っている事は間違いないと思います。

コストパーフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
キスラーの低価格を買うなら、こっちのがいいですヨ
殆ど同価格のキスラー・ノワーレ・ゼッティエールとこちら、どちらを買うか?という質問が仮にあったとしたら私は即答で
「リッジ・エステートのが美味しい」
と言い切ります(もちろんヴィンテージ差などあってキスラーが上回る事もあるでしょうが、ベースとして)
後味の洗練されてるぶりと作りの良さが良く出ているんですね。
ある意味で、完璧美少女系なのでクセがなさすぎるともいえますが、私こういうカリフォルニアの作り込み好きナノデス。
プレゼントにも知名度ではバッチリ。リッジというだけで喜ばれると思いますが、樽10個程度の少ない生産であることも加えればもうちょっと喜ばれるかなーと。
パリ・ティスティングを見習ってブラインドティスティングで出してあげるのも面白いと思いますよ。
完成度の高さに、カリフォルニアまでは当てられても概ね白専門ワイナリの名前があがるハズですから。

という訳で、リッジ・エステートシャルドネ2011でした。
日本の出資ワイナリって実は「ハズレなし」なのではないかと思うのです。
日本国内がイマイチな分、金持ちが海外のワイナリを良く見ている。
それにしても、リッジのシャルドネがこれだけ美味しいのは驚きなんですよね。
アニメーターが漫画も上手だった、みたいな具合の実力をひしひしと感じてしまったのでした。

今は大体12年に移行しています。まぁ、どっちもいいヴィンテージではないものの・・・・・・

「調和を重んじるナイスプロポーション」として、なんとなーく聖白蓮を思い浮かべるかも。後光感も含めて。
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