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日本では妙に有名?神の雫だとかペトリュス同格だとか?・・・の、セカンド^^; シャトー・プピーユ

うぇるかむ!
見事にまた日付のかわり時に更新であります!!

日本においてワイン関係の記事、というとパーカーと二分していた(いた)のがワインギャグマンガ神の雫ではありました。
その為、妙に日本では有名なワインというのがあります。代表的なのがモン・ペラのデスパーニュ家になるんですが次いで有名なボルドーワインがここのワイナリではないかと。

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シャトー・プピーユ2010
カスティヨン産のテーブル、の割に知名度が高いワインです。その理由は・・・・・・

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥
ラベルは、地味にごっちゃりしていて個人的にはイマイチだと思ってるんですが、最低限の情報は読み取れなくないですね。
シャトーによるカスティヨンのワイナリー、というのがわかればとりあえずoKな訳であります。
有機認可マークがこっそりついてもいますネ。
作り手かつ現在当主は、フィリップ・カリーユ氏。ギリシャや南アフリカでの醸造経験がある以外は、基本的には1790年ごろからあるワイナリを継いだ人なワケなんですが、彼は宣伝上手だったというワケです。
まず、エコ系の取り組みや醸造所の改革を行います。
次に、(謎の)ブラインドティスティング大会にて「ペトリュスと1位を張り合った」というサッシカイアばりのセールストークを手にしたんですね。
で、そこにサン・テミリオンのパヴィと同格だとかなんだとかいろいろ付加をつけまくって現在に至ります。
神の雫掲載ワインに多い「謎の賞賛による付加価値ワイン」の代表的な一本といえるでしょう。
一応、ゴーミヨ辺りも評価してはいるんですが・・・・・・まぁ、殆どがなんか名前も良くわからないベルギー辺りのブラインド・ティスティングがとにかく紹介されるワイナリです。
そうした紹介の方が先立ちすぎてちょっとキモい部分がありますが、やっている事は調べてみると案外面白くて、有機栽培を徹底的に推進している点以外にも特徴があります。
メルロの100%であることや更に酸化防止剤無添加の樹齢100年ワインが実はシークレットワインだったりするようで、ボルドー右のなかでも、それなりに楽しい作り手かも。
少なくとも稼ぎに走りすぎなデスパーニュ家よりは同神の雫ワインとしてもマシ
さて、そんなワインの当たり年とはいえセカンドです。
シャトーとつくのにセカンドなのが最大の謎

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥♥
存外整った個性のあるメルロ!
思ったよりも一個、個性を見出すことが出来るワインとなっています。
有機というのは確かなようで、結構スパイス感が出ているメルロです。

色はギリギリ透ける程度のレッド。赤さが強めであります。
香りにミルキーさとカシスの印象が同様に感じられ、品種感覚があまりありません。
ミルキー&カシスが如実であり、そこまでの複雑な香りにありません。
ただ、メルロの真意は舌にのせてからというもの。
味わいはスパイスにモカチョコを入れたようなアメリカ寄りのバランス。
スパイス感が香りに比べてはるかにぴりっと感じられます。
舌触りは飲み進めると結構なめらかさが出てきますが、初めは思いの外やってくる七味唐辛子っぽさのせいでまず驚かされる事でしょう。
オーク比率30%ステレンス70%というバランスの割にミルキーさが出ており、一見するとビオ感は感じさせません。
後残りはかなり強めにバニラ感も残りますし。
が、意外な程のスパイス要素の部分でなんとなーくビオいオーラ自体は思わせますネ。
キッチリとしたビオ信者からは見向きされないかもですが、地味にそうしたエッセンスが効いている点は興味深いところ。
ペトリュスと同格だった、というのは何かの偶然というかもしくは宣伝の為の試飲会だったんだろうと邪推されるものですが、このセカンドは結構楽しませてくれる要素があるように思いました。

コストパーフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥
2500円ぐらいの定番かも?
とは思います。セカンドの割に案外楽しめました。
ヘタリじたいは早そうですし、かなり良い年である2010なのに助けられている向きもありますが、2800円ぐらいならまぁまぁかなぁと。
本体のプピーユが倍よりは安い、という程度なので話のタネ的にはちゃんとプピーユを呑むほうがいいのですが、普通に2500円のビオエッセンスがあるメルロとしては悪くありません。
というわけで、プレゼント向けではありませんが、それなりのテーブルを買いたい場合には充分値段程度かなーって。

という訳で、シャトー・プピーユでした。
くれぐれもフラッグシップとお間違いなきよう。文字がごちゃごちゃ煩い方がセカンドです。
個人的にボルドー右の中ではカスティヨンって昔から好きな地域で(安い頃のフォジェールとか最高でしたし)、その意味では注目に値するワイナリであります。
少なくとも、モン・ペラを買うぐらいならこっちネ!

この値段ならまぁまぁという感じ

本家の09年がこんな感じ。この差なら本家のがいいのかしら?呑んでないから何ともですが

「カミーユではない」ってネタやろうと思ってたら、作り手の名前も何か微妙に似ててちょっと笑いました
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