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近年オープンにして堅実派ブルネッロの親しみやすさ。 ポデーレ・サリクッティ・ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・ピアッジョーネ・リゼルヴァ2008

うぇるかむ!
ボージョレ・ヌーボーの熱狂もまぁ3連休までだろうなぁ・・・なんて切なくなってくる頃になりました。
ので・・・というよりは、ようやく、といいますかイタリアも更新していこうかと。

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ポデーレ・サリクッティ・ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・ピアッジョーネ・リゼルヴァ・2008
ブルネッロの有名メーカーをあえてこの時期に。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥
ラベル自体は古典的なイタリア派っぽい雰囲気ですネ。
ただ、歴史自体は浅く、1990年に畑を買って1994年にデビューという伝統地域としては比較的新しい方に数えられるブルネッロのワイナリです。
スペクテイターがファーストヴィンテージに98点をつけたことで名をあげた、評論家ワインの部類でありました。
ただ、作り手はその後はあんまり品評会には参加してないらしいんですけどネ。
「謙虚で誠実な紳士の作る瓶熟成を考慮したワイン」
という、割りと良く見かけるフレーズでありますが年産は確かに少なめ。ブルネッロのファンならばとりあえず知っているタイプっぽい?

今回はその中でも、シークレットキュベというべき「ヴィンテージによっては作られていないワイン」であります。
シングルヴィンヤードのスペシャルブルネロ。なかなかおもしろそう!と意気込んでしまいました。
割りと久々のブルネッロだったのですが、その実力はというと・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥(もうちょい待てる感じ)
結構モダンで豊かなブルネッロ!
自然派に近いような雰囲気でしたが、どっちかというとミルキーさもある「飲みやすいワイン」に熟成の結果なのか仕上がっていました。
最初の飲み頃では?ブルネッロに欲しい要素は大体感じさせつつ、しっとりとした感じ。

色はエッジにはオレンジが見られますがまだまだ赤さの方が目立ちます。
香りにバニラ系の質感が強くあり、キャラメル系の香ばしさも出ていました。
果実要素もモチロンあるものの、そうした樽の雰囲気の方が強いと思います。
サラッと花の香りもあるにはありますが、多分もうちょっと熟成させると強くなりそうなドライフラワー系。
味わいはそうしたモダン系の質感とクラシックなバラの香りの混在。
整っており、酸がしっかりとしつつバラの香りとミルキーさがミックスし、濃厚系です。
いちご系の酸が突出しぎみですが、ミルキーさ(モチロン、ボージョレ・ヌーボーより精密な)とあわさって総じてバランスがとれているんですね。
複雑さもちゃんとあり、タイミング自体もいい具合。
甘味自体は低めで、そうした花と酸をカフェオレ感で押しきるタイプの、モダンめなブルネッロといえるでしょう。
熟成も期待出来ますが良く「作られた」ブルネッロでないかと思いますネ。
自然派的な説明文ばかりが散見されますが、かなりしっかりとした作り込みを今回は感じました(リゼルヴァですし)。
よくよく整った、精密な良質ワインです。

コストパーフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥
1万円以上のワインとして、やるべきことはバッチリやっているようなワインです。
こういう感じは欲しいよね、っていうのは網羅しているブルネッロといえるでしょうか。
ただ、どっちつかずな状態では今はあるかも。果実感がしっかりと欲しい方は今のうちに呑むほうがいいのでしょうが、より熟成した旨味感を味わいたいならば今すぐ呑むべきではないかなって思います。
中間的な作りやワイナリ基質の良さと悪さを同時に内包はしているんじゃないかと。
ブルネッロのファン相手であれば、プレゼントすれば大層喜ばれるでしょうが、1万円超えるワインとしては付加されるバックグラウンドは少なめ。
ブルネッロでワインパーティーを開くって時にはそこそこ活躍しそう。

という訳で、ポデーレ・サリクッティよりピアッジョーネのリゼルヴァ2008でした。
正直を言えば地味目な経歴と内容のブルネッロでありますが、作り込みの的確さは抜群!
イタリアファンがこっそりワインセラーに入れていそうなワインですネ。

因みに、ここの試飲会で飲みました。

通常版だと1万円以下の模様。樽っぽさが減るとかんがえると、通常版も良さそうな気が・・・

個人的には伝統雰囲気とモダンさからこんなイメージかなぁ。
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