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ブルガリアでミッシェル・ロランは何をしたのか。 カストラ・ルブラ・クラシック・トラキアンヴァレー・カベルネ&シラー

うぇるかむ!
当ブログ、ブルガリアのテーブルワインって攻めるようにしている(テラ・タングラがイけてるから)のですが、今回のもなかなかでありました。

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カストラ・ルブラ・クラシック・カベルネ&シラー。
私大好き、エルミタゼブレンドであります。

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥
何気にブランドボトルとして掘ってあったり地味にかっこいい要素が含まれてるなぁなんて思いつつ。
なんでニワトリさんなんだろう?
かの地、ブルガリアな訳ですがコンサルタントにミッシェル・ロランたんをブルガリアで唯一読んでいるワイナリなんだとか。
まぁ、メイン醸造家達は思いっきり若手なんだそうですけど。
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裏見ると英語とブルガリア語が書いてあったり。
で、何気に自社畑を200ヘクタールももっていてこれもエステート・ボトル。
それで安く作れているのはブルガリアという土地の安さを感じさせますネ。
で、肝心の味はといいますと・・・・・・

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥♥(飲み頃があえば+♥)
質のいいチリ風クラレットのいい感じを詰めたみたい!
かなりいい出来のクラレット風のまさにクラシックな作りになっています。
多少安さが垣間見えたり、タフさがないのは残念なんですけど作り自体は非常にシックで大人です。

色は若いクラレット系要素の方が高く赤紫。
香りからハーブやカシスなどのカベルネらしい存在感とほのかにスパイス要素が出ています。
また、スモーキーな葉巻要素ネ。これを感じると私は「チリだな!」とか突然騒ぎ始めるんですが、まさにこれもそうした要素がかいま見えます。
味わいは香りよりも更に葉巻要素やユーカリ寄りのハーブ感がまず漂って、それから果実の感覚とキノコの風味とサッとスパイス。
ちょっと甘味がシロップっぽいのは安ワイン的で残念だったかな(これがより洗練とされてるとグッと評価があがる・・・惜しい!)
ただ、タニックさやミネラリーさはなかなかシックな仕上がりで、案外と玄人好み。
そうした渋めのスタイルなんですが、案外とドリンカピリティもあってなめらかな舌触りと飲みやすさはミッシェル・ロラン的といえましょう。
タフさはあまりなく、すごくいいタイミングとあまり良くないときの差は深くあります。
あんまり日持ちはしないかなー。ヘンにクドくならないうちが飲み頃。

というのは、リーデルのクラレット用を使った時の感覚。
このワイン、結構グラスや温度は要求してきます。というのもグラスをプロ・ティスティングというもので飲んだら安っぽい甘さの部分が強調されちゃって美味しくなくなったノデス!
また、実は私このブラインドティスティングイベントに参加していましてネ。
この時は私、それほどいい評価をこのワインに付けなかった覚えがあります(使ってるグラスはinaoのティスティングだったと思う)
個人的に、改めてワイングラスの重要性を感じさせてくれたワインだったりします。
グラス次第では実にシックで大人なタッチのこのワインが、甘味と草っぽさでバランスがとれてないワインに感じられたりしちゃうのですから。
あ、そうそう、このワイン関係ないブラインドの時の個人的なオススメはぶっちぎりでゼラーバック。ストーンキャップ、クラウディア、スノークオルミ、デリカート、クラインは(その日の私の判定では)イマイチっす。

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥♥♥
ギリギリ1500円超すけど、それなら大いにグッド!
多少好みが分かれそうな味なので、即ケースで買うよりはしっかりとお試しくださいませ。
上述のとおり、結構差が出やすいワインです。
そうした要件を超えるとコスパは良いと思います。ざっくりイけるエルミタゼです。
テーブルとして日常用に使うには最適ですし、上手いこと扱えるともっと高いレベルの中に混ぜ込めるかも?
初心者向けではありません。ワインの扱いにある程度慣れている方向けのテーブルです。

という訳で、カストラ・ルブラ・クラシックでした。
ミッシェル・ロランはブルガリアでもなめらかな舌触りを求めていた事がよぅくわかりました。
葉巻系や濃さを感じるワインでありながら、同時になめらかさを出してくる辺りはなかなか。
ロランたんがここのワイナリーで「ブルガリアへの認識を改めた」とのことですが、今ブルガリアは確かに「ごまかさないと売れないダメ産地」から「作り手の努力で安く美味しいワインが出来上がりうる穴場」になっています。

ダーティーな雰囲気が好きな方には特にオススメ

こっちのが有名らしいメルロ。まぁ、そりゃ、ロランたんは「メルロの魔術師」の異名があるからだけどさ・・・

渋さとシロップ的若い甘さ、という意味ではこんなイメージかな。ドラえもんとかやってない頃のジャン・レノね。
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