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ガメイの季節に改めてテロワールを鑑みる クリストフ・パカレ ムーラン・ナ・ヴァン&ブリュイィ

うぇるかむ!
お昼にフレンチプレスの話をしていたので、それで思い出しました。
そういえば、ボージョレ・ヌーボの季節じゃない
という訳でガメイであります。

opJI9.jpg
OmHtz.jpg

クリストフ・パカレよりムーラン・ナヴァンとブリュイィという二種類のテロワールガメイです。

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥♥
ラベルはシンプルながら赤文字が踊るという妙にかっちょいい雰囲気のガメイ。
ヌーボーのイメージが強すぎる訳ですが、こうして通常に造られしかも畑ないし村テロワール毎のものも造られているんですね。
(ボージョレ・ヌーボーはマセラシオン・カルボニックという手法で作られている為、熟成が効かない)
このお店ではこんな感じでマップリストがついておりました。
FPgJb.jpg
日本においては、ムーラン・ナヴァンの知名度が圧倒的に高く「美味しんぼ」で山岡士郎が
「ムーラン・ナヴァン以外のガメイとかマジでありえん。ムーラン以外はダメ。ありえん。滅びろ」
ぐらいの勢いでナヴァン推しをしたなんてのもありますね。
で、今回のクリストフ・パカレ氏は伯父にマルセル・ラピエール、従兄にはフィリップ・パカレという自然派血族の人。



自然派血族の自然派ボージョレというなんともかんともクラクラしそうなところですね。
もしかしてボージョレって新たな自然派の聖地?
自然派系レストランではガシガシ使われている、日本への輸入量が多いってあたりも、すこぶる「らしい」作り手です。
さておき、とりあえず同じ作り手の畑違いのガメイが飲めるというのは面白い試み。ヴィンテージは実は違うんですが、それなりに体感するものがありました。

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥♥(両方共)

ムーラン・ナ・ヴァン
MLXd8.jpg

色はクリアにレッド。色づき自体はしっかりしています。
香りにしっとりとしたチェリー、甘めの香りがしつつフルーティーです。
味わいはすごく綺麗に仕上げてあり全房での作りのハズなのにそうした苦々しい感覚が無いのが特徴。
除便してるかとうっかり思う程度に整った作りをしています。
まろやかでメルロめいた口当たりにバニラ要素、果実はラズベリーが多め。
スッとドリンカピリティの高いアフター。
時間をおいておくとスパイス要素も付加され、おだやかなガメイである。
あんまり穏やかかつ、口当たりに雑味がなく、それでいてチープさは無いので「薄めのメルロですよ」と言われれば納得しえない感覚ですね。
整いの良さ、とにかくこなれた感じが良く出来た自然派の体現のように思います。

ブリュイィ
IFaJG.jpg

色は上記ムーランよりも濃い赤紫。
香りにこちらは除便してない印象があってしっかりとしたブラックチェリーとラズベリーの感覚。
ジャムとまではいかないけれども比較的濃い果実感があります。
味わいは香りの印象通り、ムーランよりも強くベリー果実の印象と自然派っぽさを感じさせる草っけをずっと感じさせるワインになっています。
ピノっぽさ、よりもブラックチェリーのタッチ?
ギュッと大人っぽいタンニン、それでいてやはりドリンカピリティは良く出来ていて迫力のあるガメイになっています。
こちらの方が山地であり日照量が高いなんて話でしたが、果実感は確かに重たくなっていたのが印象的でした。
年号の違い、でいえばムーランの方が古い分エグさなども出ていようものですが、全体のパワーでいえばこのブリュイィの方が高くあったと思います。

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥♥
両方共3000円アンダー(ブリュイィの方が少し安い)と、それなりにお手頃。ギリギリテーブル価格であるならば、オトクさがあるかと。
特に比較試飲には使えるかと思います。ガメイのクリュ違いってそんなに体験出来るモノではありませんからね。
相対的にはマニアックな部類のワインに当たるとは思いますが、単純に自然派ワインのスタイルを鑑みるにもちょうどいいノデス。
プレゼントにするなら、知名度的にはナヴァンかしら。ヌーボーの季節故に、逆に今は渡しづらいですが・・・忘れた頃に贈るなら面白い体験をしていただけるかと。

というわけで、クリストフ・パカレよりボージョレのクリュ違い2つでした。
実は個人的に、あんまりミクロクリマまで語るのは「初心者離れのきっかけ」「スノッブ概念を生み出す根本」だと考えていてやりすぎないが吉、と考えているのですが・・・・・・
こうして体感すると道ひとつの違いに命をかけるブルキチ(バーガンディクレイジー)の信念がわからなくはないですね。
正直、ボージョレ・ヌーボーを買う前に、まずはこうした通常醸造のガメイを呑む体験はオススメであります。

予約もまだとれるかな?

で、こっちが今回のワインのハズ。ヌーボーと通常の差の体感ってのも面白そうですなー。
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| フランス | 23:44 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

除梗(じょこう)ではないかと…

| tbonewalker | 2016/10/12 15:02 | URL |

>tbonewalker様

うぇるかむ!

>除梗(じょこう)ではないかと

あ、本当だ、間違ってますネ・・・・・・
が、流石に2年も前の記事直すので面倒なのでここに記するのみといたします。
ところどころ誤字脱字の垣間見える当ブログですが・・・・・・そ、そこは何卒ご容赦をーーーーーッ!

| シンク・P・ノブレス | 2016/10/13 22:34 | URL | ≫ EDIT















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