オタクDEワイン!シンクのティスティングノート

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コラム:ワインアドヴォケイトは時代遅れになるのか?~評価軸や参考を己で選択する時代~

うぇるかむ!
朝方更新してますし、今日はサラーッとここ最近考えたことをダダダダーっと。

・ワイン・アドヴォケイトおよびパーカーポイントって信用してる?
今日はこれについて酔った勢いで書き殴ろうかと。

ここ最近、いくつかのソムリエやインポーター、それとオー・ボン・クリマのジム・クレネデン氏辺りのコメントを聞く機会がありましたが、こんな感じのアレコレがありました。

・もはや、アドヴォケイトはパーカーが主導していないし出資も違う=初期のコンセプトはとっくに崩れている
・そもそも、ブルゴーニュを出禁されたりシュヴァル・ブランの当主に犬けしかけられるようなヤツやぞ?
・大体がして今じゃ殆どの記事がパーカー以外が書いている。
・今、評価基準は雑誌ではなく「レストラン」で見る方がいいのではないか。
・パーカー以外の評論家や評価を日本人は知らなすぎる。ステファン・タンザーすらソムリエが知らない事もあるのは無知に近い。
・っていうか、英語読めないから論文もロクに読んでない
・ある程度自然派な発言をパーカーはしているのに自然派はいつまでも受け入れられない評価システムにある
・同時に、日本人はあんまり濃いワインを良しとしない傾向だ。
・パーカーは癒着ないと言っているけれど、正直かなり接触の度合いがあるよね?
・私は「デキャンタ」などイギリスの雑誌は参考に読むけど「アドヴォケイト」「スペクテイター」は驚かせるゴシップみたいなモンでロクでもない(BYジム・クレネデン)

・・・・・・などなど。
トッププロになればなるほど「パーカー^^;」となり、またスノッブ(無知だけどオタクぶっている人)も同様に「パーカー^^;」となっている昨今。
特にジム・クレネデンがわざわざ誰が尋ねたでもないのに暗に「パーカーくそくらえやで!」と言ってたのは深い(っていうか昔からppはとにかく低いワイナリーでしたが)。
でも、未だに大手は「パーカーポイントxx点!すごいでしょ!!」を86点という今一つなモノにすらつける始末。
このアドヴォケイトに関する迷走とバランス感のなさはどうしたものでしょう?
っていうか、アドヴォケイトに信頼はおけるの?

・個人的な見解
私個人でいえば、実のところ「パーカーワインは一定程度には好みの部類に入る」というのがあります。
当ブログをよくよく見てくださればわかるのですが、シラーが私は大好きです。
諸君、私はローヌ品種が好きだ。諸君、私はローヌ品種が大好きだ。(cv:飛田BYヘルシング)
今も実はヌフ・デュ・パプを飲みながら書いているぐらい、私の比重はローヌ品種寄りであります。
そういう人にとってみれば、パーカーの評価軸は割りと良く出来ていて、結果的にアドヴォケイトの傾向である
「安スペイン評価高すぎ」「一部品種の贔屓度高すぎ」
といった批難部分を私は利用してワインを買っているところはあります。
濃いワイン好きであるならば、ある程度納得出来る所である
というのが個人的な見解です。
また、彼の功績自体はある程度認められるべきだとも思います。
少なくとも、とりあえずパーカー批判しとけ的な向きに対しては

この辺りの本は読んでおいてもいいんじゃない?って思います。個人的に、このエリン・マッコイの本はちょっと乱雑ですが、「ワイン批評の歴史」を読むという意味でパーカーの本というよりワイン本としてそれなりにオススメ!

・日本でワイン・アドヴォケイトは神格化されるべきか?
よくよく「パーカーはブルゴーニュの味がわからんクズだ」というような話は聞きます。
うーん、これに関してはあながち否定も出来ず、カリフォルニアワインの基軸を一時期パワー重視で書いていた点からもうなづける要素はあるかな。
で、日本人とは「ブルゴーニュ信仰」がアジア全体を見ても明らかに強い地域だと思います。
中国、韓国のおかげで散々ワインの値段が上がっていると言われていますが、それも「ボルドー投機」「ワインを贈り物扱いする事による賄賂分」などなどがあります。
つまり、彼らは「ボルドー信仰型」です。
一方、私が知りうる限り日本において好まれているのは明らかにブルゴーニュではないかと。
つまり、ボージョレから発展して高品質ピノに向かいがちなのではないかと思います。
そういう意味では、パーカーポイントはただの「妙に濃いワインを当てるダウジングマシン」に過ぎません。
だって、ピノですら濃い目を好むわけであり、日本人のピノ信仰は繊細なミュジニーラブな事も多いから・・・・・・
実はルロワやDRCは結構力強いんですけどね!!!!
または、いわゆる「若者の~~離れ」的なノリでいえば、だんだんとワイン好き世代が濃いワイン飲めなくなってきているというのもあると思います。
いずれにしても、ワイン世代の好み自体とはハズれることも多くなっているのだろうとは容易にわかります。
なので、パーカーワインの神格化したショップの推奨の仕方は意味をなさなくなりつつあるのかも・・・・・・
と、単純にいかないんですね。
何故ならば「これからの若い世代はパーカーワインはどう評価するか」に関しては未知数だからです。
すると、触れる事が多い安くてパワフルなワイン郡は魅力的に映るのかも?と私は少し考えます。
若い世代・・・・・・ヘタすると30代後半ぐらいまで・・・・・・の人々はスパードゥラァァァイを飲み、カルーアミルクやカシオレを男女へだてなく愛し、ビールは苦いものだと認識しワインは酸っぱくて飲めたもんじゃないと思っているのです!
ワイン知らない人は、ワインは酸っぱ苦いと思ってるんですよ!
で、あれば、甘さやバニラが出がちなpp高得点(?)ワインは訴求に繋がりませんか?
かくいう私も、ブルゴーニュの良さというのがあるのを理解するのには1年以上かかりました。
すると、中級者以上にありがちな「ブルゴーニュ信仰」にこそ大きく隔たりができかねないのではないか?と思うわけです。
こうなってくるとわけがわからなくなってきます。
もしかしてドイツワイン同様、初心者向けだと思われてるから中級者以上のスノッブは恥ずかしいのかな?
みたいな、そんなところまで考えは飛んでしまう訳です。
もう訳わからなくなってきた!

・結論だけは確かにある
それは
「自分でとりあえず呑んでみよ。その上で頼れそうな評価者を見つけよ」
です。
ズッコケであり、逃げの回答であり当ブログで何度も言ってきた事なんですが、そもそもまず「パーカーぐらいに呑んでたりするの?」というと私も全くダメダメ0点な訳なんですよね。
あのヒゲオヤジマンがどれだけ飲んでいるか、を知らないでパーカー批判するのも信用しきるのもスノッブ的であると。
何度目かわからない結論ですが、やはり、評判を聞いて買う事が多いワイン事情においては一刻も早く
「信用出来る(と感じた)評価者を作る」
これはそこそこ大事だろうと思います。
それはソムリエであり、パーカーであり、ジャンシスであり、スペクテーターであり、デキャンタであり、リアルワインガイドであり、マット・クレイマーであり、もしかしたら神の雫のキバヤシであり当ブログであり・・・・・・
そう、ワインは自由なのです。
いっそ誰も信じなくったって言い訳ナノデス!
ただ、世界で唯一、投機対象にすらなる高いお酒を飲むワインファンの方々には是非とも「アキバ系のようにマニアックにつきつめてほしい」とは思います。

まぁ、こういう売り方で攻めすぎるのは確かに良くない

多分、本誌を読んでいる人って実は業界人とかだらけで相当少ないはず

ある意味ではリアル・海原雄山なんよねー
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| コラム | 23:40 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

僕はこういう皆に批評されるほど有名な批評家は初〜中級者にとって良い存在だと思うんですよね。特に初心者の内は評価基準も自分の好みさえも分からない状況。そんな中では闇雲に買うより「うまいのはこれだ!」と断言されたものに素直に乗っかるのが賢いと思います。初めて行った旅行先では変にアレンジするよりも王道を行く方が良いように、話題になったものや勧められたものを試しつつ自分の好きなワインを探っていくべきかと。僕も初シャンパンはボンド経由でのボランジェでした


「自分で」という言葉は聞こえは良いけれど厳しい言葉ですからね。特にワインにおいてこれを本当に実行するにはどれだけの費用と時間をかけなきゃいけないのか。それを初心者がやるのはアホとしか言いようがない

今回の話題のパーカーさんは少なくとも本人の好みが判明している分、有用だと僕は思います。「誰々推薦の!」なんて触れ込みで何度失敗したことか...。好きな傾向の分からない無名の評論家はあてにできない

| いつ | 2015/12/13 02:41 | URL |

>いつ様

うぇるかむ!

>僕はこういう皆に批評されるほど有名な批評家は初〜中級者にとって良い存在だと思うんですよね

因みに、私は賛否両論あるパーカーたんに対して「肯定派」だったりするです(というかそういう表明めいた記事でした)。

>特に初心者の内は評価基準も自分の好みさえも分からない状況。そんな中では闇雲に買うより「うまいのはこれだ!」と断言されたものに素直に乗っかるのが賢いと思います

私も概ね同意で、ことワインに関しては高い商材ですから自分の判断オンリーで攻めるのは危険負担だと思います。
その意味ではパーカーポイントは多少なり有用だし、故に流行った訳なのです。
ただしかし、売り手側が「パーカーが100点つけた!(このワインがついたとは言っていない)」みたいなやり方をしてしまったのはとにかく問題だろうと私は思います。
一時期は「パーカーが90点つけたから買う」という消費者まで現れていてその点については本人も少し反省している模様。

>僕も初シャンパンはボンド経由でのボランジェでした

あ、そういうのいいですよね。私もワイン沼にどっぷりしたキッカケはオーパス・ワン。
そういうところからスタートするのが良いと思う。

>今回の話題のパーカーさんは少なくとも本人の好みが判明している分、有用だと僕は思います。

上記同様に私も同意です。そう、特に「好みがハッキリしている評論家」であることが大事。とはいえ、まぁアドヴォケイトも複数人による評価になっちゃって多少アテにならなくなっているのですが・・・・・・

>好きな傾向の分からない無名の評論家はあてにできない

コンクール制のダメさ加減に関しましては当ブログ既にサクラ・アワードをバッサリ切り捨てゴーメンしており、本当無名の論者および誰がつけたかもわからぬ金賞に価値はないし滅すべしと思っています。
評した人が(点数をつけた人物が)わかるというのは評価からワイン購入するには最も大事なんですが、それがわからぬのもまた初心者的であり困りもの。

この問題は本当、語ろうと思うとながーく語れてしまうものですネ。

| シンク・プリテュール・ノブレス | 2015/12/13 07:37 | URL | ≫ EDIT















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