オタクDEワイン!シンクのティスティングノート

☆アキバ系ワインブログ☆

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

床に張って探すべし?PP100点級カルトの豊若なパワー! カレスケ・グリーノック・シラーズ2003

うぇるかむ!
ここのところ濃いぶどう続きになりますが、今度はシラーズです。また濃い!しかし好きなのだから仕方がない!!
という訳で、オーストラリア・カルトな一本を。

oJ04a.jpg

カレスケ・グリーノック・シラーズ2003
知名度は低いと思いますが、いわゆる評論家系カルトです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥(ギリギリで+♥?)
ラベルはイタリア系にどちらかといえば近い、農作業をする人の絵柄。
あんまりシャトーとかの見栄えを考えてないところだったり、家族経営系だったりする所が割りと使うタイプかなぁと。
で、そんなわけで「カレスケ」という名前はいわば苗字です。日本だったら「田中」とかな訳ですね。
そんなカレスケ家は1853年から農家としてやってた一族。その七代目のトロイ・カレスケ氏が自分の家族を説得して
「やってやろうじゃん!」
とワイナリー立ち上げ。ガチンコのファミリー経営で2002年に設立したというなんともカルトな雰囲気です。
bdsHj.jpg

今回の2003、パーカーの評価は10年前すこぶる高くほぼ100点(いわゆるバレル試飲でここから~このぐらい!ってアレ)であり、
「おまいら、床に張ってでも探すんやで?いいね?」
とか書いてたそうな。
ハリデー先生も「これめっちゃええで!」とデヴューヴィンテージの方を好評。マスターオヴワインのアンドリュー・カイヤード氏も「これめっちゃええで!」と好評。
ね、評価誌ワインでしょ?という感じであります。
ただ、年数が進むに連れてちょっとずつ評価も落ちているっぽい?とは思いますし日本輸入も少ないようです。
で、今回はノリにのってたPP暫定100点の03であります。10年後、パーカーたんの評価は機能しているのか?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
年号09年ぐらいかな?と間違えるほどぴっちぴち!
驚きの若さでした。これまで「年号の割に若い」というようなワインはそれなりに会ったことがありますが、ここまでの子はいないでしょう。ボルドーの上位だって03ならもうちょっと年取ってそうだと思うものです。

色はまだまだ赤さが残るスタイルで、オレンジのエッジなどは見られません。
香りには甘さがしっかりとあり、黒砂糖に少々のユーカリ感。
安いユーカリっぽさって青臭さが出やすいものですが、これにはそんな要点は(当然ちゃー当然ですが)なくて、むしろ爽やかさとして見えます。
オレンジやマロンなどの要素から多少年齢が見えますが、もっとっずっとベリーがあるのでそうは見えず。
味わいは上記の通り!09年かと思うような若さです。
少しの旨味感があるものの、鮮やかな質感でまずは舌を攻めてきます。
シラーズらしい甘さとユーカリ、ベリーの果実もグッとあるなかにオレンジの酸味、と新モノシラーズの良さと年季の入ったワインの味わいが混在。
まとまりよく、オレンジ酸とともすればカベルネを超えるハーヴィーな要素がとてもマッチしていて品位を感じさせます。
ローヌ品種(シラーやグルナッシュや)はときおり、カベルネやピノを超えるエレガンスや表現性を兼ね備えると確信していますが、これはカベルネの上等な熟成を遥かに超える若さと美しさを兼ね備えているんですね。
果実部分は紫果実、しかしながらアフターや旨味のノリ方が上位クラレットのバランス。
化粧上手な30代みたいな感覚・・・というと、ちょっと不自然かしら?
個人的には、多弁で明るい赤髪キャラを思わせます。
アン・シャーリー?

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
床を張ってでも探すべき
という、パーカー語が割りと良くわかっちゃったかも・・・・・・これ、私の好みの直球なんですね。
なので、財政的余裕がありかつ見かけたら購入するべし!
上等なシラーの世界に確実に入っています。今回のボトルに関しては、第一期の飲み頃に完璧に入っていました。
実はバイオニック・フロッグ様目当てのついでに呑んだけど、これは遜色なし。シャーヴ様辺りとも勝負出来る気がします
プレゼント、にしては若干地味なラベルと評価点なので、むしろ高額なワイン会とかで持って行ってあげればオーストラリアカルトの真髄を経験させることが出来るでしょう。

という訳で、カレスケよりグレースノックシラーズ2003でした。
シラー種大好きな当ブログとしてはたまらないワインでしたネ。
全体のバランスとして、甘さとどこか青さが出やすいシラーズですが、その上等なモノの10年熟成を体験出来たのは貴重でした。

ネット上では売り切れちゃってるんですよ、ゴメンネ!

イメージとして、某連続テレビドラマ小説「花子とアン」のOPが思い浮かぶんです(内容ではなく)

で、赤毛のアンで検索してたら、今色んな人がアン・シャーリーを描いてるのね。

関連記事

| オーストラリア | 21:03 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

オーストラリアは比較的にノーマークなので興味深いです!
ブルゴーニュ・イタリア・スペインあたりが守備範囲なのですが、
ニューワールドも深入りするとずぶずぶ行ってしまいそうです;
この秋口、近所のデパートや馴染みのインポーターさん等で
ワインの試飲即売会がかなり頻繁に催されているので
週末ごとにお金が羽をはやして飛んでいくような感じです;;
ぜひ参考にさせていただきます!

| 斉田夏樹 | 2014/10/20 23:33 | URL |

>斉田夏樹様
うぇるかむ!

>>オーストラリアは比較的にノーマークなので興味深いです!
オーストラリアは実は今、かなりのホットスポットだと思っています!
今回はまさに典型的なオーストラリア版カルトでありますが、この国はピノとか自然派もすごいワイナリーがあり、またそれを入荷するワイナリーがとても多くなってきているように思うんですね。
新世界だよねってだけで済まなくなってきている。これはチリでもアメリカでも同じなのですが、その中で多様性を見られつつある途中にオーストラリアはあるかなーって。

>>ブルゴーニュ・イタリア・スペインあたりが守備範囲
お、割りと旧世界をしっかりと、ですねー。
この3ヶ国もモチロンそれぞれの良さがありますし、一番「ずぶずぶ行く要素」ってワインオタクにとってはやはりミクロクリマか醸造方法だと思うます。

>>ワインの試飲即売会が頻繁
試飲即売会がメインとなる私。羽になったお金で、羽毛布団が作れると思います。(すっからかんのサイフをみて。

ともかく、当ブログから何か発見があったとしたら、それほど嬉しいこともなかなかありません!ありがとうございます!!

| シンク・プリテュール・ノブレス | 2014/10/21 02:22 | URL | ≫ EDIT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://sinquwine.blog.fc2.com/tb.php/454-d6018b32

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT