オタクDEワイン!シンクのティスティングノート

☆アキバ系ワインブログ☆

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

当ブログの理想型!? カユース・バイオニック・フロッグ・シラー・ワラワラヴァレー2004

うぇるかむ!
当ブログ、シラーとかグルナッシュとか・・・いわゆるローヌ品種の贔屓度が高い(要するに私の好み)のです。
理由はこういうようなワインがいっぱい存在するから。

w2hWH.jpg

カユース・バイオニック・フロッグ2004
ワシントン最強と名高いシラーでございます。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
まさに当ブログ好み
このアメコミめいたラベルが果たして何の情報もなしに見させられたら「高額ワインのラベル」だなどと誰が思うでしょうか?
アメコミというよりはアメリカ産のゲームっぽい感じもしますね。大体がしてワインの名前が「バイオニック・フロッグ」ですよまったくアメリカは最高だぜ・・・・・・
さて。
このカユースというワシントンのワイナリー。そしてフラッグシップがこのバイオニックフロッグです。
作り手はクリストフ・バロンという人で、なんとシャンパーニュの跡継ぎだった人!
それがワシントンでワインを作っている訳です。びっくりします。超名門の貴族がイキナリ田舎の女の子に惚れてしまったような具合です。ベルバラより壮絶ナノデス!
オレゴンブームで「ウチもオレゴンピノに進出しよう」とクリストフさんを送り出したら、まさかワシントンに土地を買ってしまったなんて・・・(寝取り系のニュアンスで)
というワイナリーのフラッグシップで、ワシントンという殆ど一般の人には
「え、そんなところでワインなんて作ってるの?」
という土地のトップ生産者の一人の最高峰となっています(他に並ぶとなるとクイルシーダ・クリークとかKヴィントナーズかしら)
最高峰なのにマルチヴィンヤード(いろんな畑の集合体)なのはアメリカらしいと言えるでしょうか。
更に、樽がかのオークの魔術師、ドミニク・ローランたんのマジックカスクだとか
しかも日本に10本以上入ってきたらラッキー状態でワイン・アドヴォケイト100点もとっていて(99点ならなんと5回!この04は99点)と評論家も絶賛みたいなオマケつき。
なんだかスゴイことになってきたぞぉ・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
理想的熟成のシラー
完璧。パーフェクト。ブラボー。
bHska.jpg

地味に知る人ぞ知る「買った人しかしらない」裏ラベル・・・業界人だったら怒られるかも。
もうこんな感じでドヤ顔大満足といいますか、シン・クア・ノン様やシャーヴ様に並ぶ実力だとこの04では感じました。

色はエッジこそガーネットだがまだまだ若さも感じさせる赤(ちょいレンガ?)
香りにグッと強い黒糖、サトウキビの印象にプラムジャムなどの紫系果実が少々。
このワインがなぜ素晴らしく理想的なのか。その答えは「甘味のバリエーション」です。
味わいにドッ!っと甘さが入り濃い焦がしキャラメル、ココナツ、サトウキビ(高級ラム酒)、ウィスキーといったバニラ&黒砂糖の甘やかさを存分に多様に見せる事です。
ダイナミックでありながら、テクスチャやフィネスも持ち合わせている点が驚きでアマローネじみた熟成っぷりと合わさって酸や旨味もしっくりと喉を通ります。
甘さの部分があまりに感動的。この部分がコミカル。
痺れるワインです。アフターがこれでいて甘さがグダグダと残らずにちゃんとデクレッシェンドして後をひく甘みなのですから。
果実感は今回呑んだ感覚だとちょっと薄れ気味でしたが、ココナツ辺りの溶け込み方に転移しているのでしょう(よって、若いものはもっとタンニンや酸が強かろうと推測します)。
味わいの流れがとにかく秀逸で、なんとも「良く作ってある」ワインだと思います。
サンタバーバラやワシントンに見られやすい「作り手がキッチリガッチリバッチリ作ったワイン」の形を見ることが出来ました。そういう点でバイオニックなワインの最高峰だと思います。
ブラーボ!

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥(ただし買えれば)
買うチャンスがあるならば迷う必要がありません!

むしろ、買うチャンスがあるならば幸福すぎます。
ネットショップでなんと2万円いかないのです。スゴイ。2万円でこれよりも感動出来るワインは私もそれほど知りません。シャーヴ「様」とかのローヌ最高峰や地球最強ワイン産地サンタバーバラの最強生産者各位をもってしてもなかなか・・・・・・
これは私が「生産者が完璧な球体を作り上げる」ような錬金術のワイナリーも好むのが起因していますが、とにかくスゴイのでチャンスがあれば優先してください。
アドヴォケイトにあったという「理想の恋人とこのワインだったら、このワインを飲むことを選ぶ」という大げさな表現も侮れません。
プレゼントの前にまず飲むことです。これを手に入れる幸運を他人にあげるなどと・・・・・・

という訳で、バイオニック・フロッグ2004でした。
凄まじい甘味のテクスチャ&フィネスを体験できれば幸運です。
ワシントンという「作り手の努力」によって初めて旨いワインが出来る産地の集大成といいますか、「人が作るワイン」の理想型をもっとも良いタイミングで飲めたかも。
このワインはラベル、味わい、コスト・・・・・・といった当ブログの判断基準における完璧な100点ワインです。
当ブログはこれを作れると(これに近いと)とりあえず満点を出す事を表明いたしますネ。

まぁ、売ってませんけどネ!売ってたらむしろ私に譲ってネ!!

(呑んだことないけれど)通常版すらレアワインなんですよ!

私史上、最も好きな二次元キャラはこの子なんですが・・・ううむ、確かに迷うな。
関連記事

| アメリカ | 20:48 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://sinquwine.blog.fc2.com/tb.php/450-0f291fb9

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT