オタクDEワイン!シンクのティスティングノート

☆アキバ系ワインブログ☆

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オーパス・・・じゃない!音楽ネーミングなナパカルトコラボカベの熟成モノ 

うぇるかむ!
ナパないしカリフォルニアワインで最も好きな所は私の場合「土地よりも生産者に価値がある」というところです。
フランス派、の中でも強固かつ古株派の人は「土地こそに価値がある」なのですが、カリフォルニアの場合は「誰が作ったか」の方がナパという地名よりも価格があがる要因になります。
で、明らかに名前が上がりそうな感じのワインがこちら

kPGvW.jpg

アリエッタ・ヴァリエーションワン・ナパ・2002
ちょい熟成なナパワインなんですが作り手がなかなか・・・・・・

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥♥♥
オーパス・ワンでもダ・カポでもダグノー様でも借り暮らしのアリエッティでもありません
という音楽ラベルのこの作品。それだけだとこうした一級品達のオマージュと言う感覚が高くあるわけですが作りてがヘタするとそれらクラスナノデス。

8DRcj.jpg
ジョン・コングスガードであります。
一応程度に説明しておくと、コングスガードといえば「ナパシャルドネのトップ級」です。
アリエッティどころか宮﨑駿級です。生きねば!
で、彼がハットンという人と組んでいることが上の画像からわかるわけですが、ハットンって誰?というと
「英国最大のワインオークションがあるクリスティーズの元ワイン部長」
つまり、ワインをオークションして飯食ってる所の部長が引退してコングスガードと組んで作ったナパカベなんです。しかもコングスガード本家と設立は同じ時季。
これはどういうことでしょう。
漫画系で無理やり例えるなら、赤松健先生とキバヤシ編集が新規に漫画雑誌を立ち上げた・・・みたいな?
とにかくビッグネームだと思います。
コングスガード氏自体はとっくに退任していて2005年から実はアンディ・エリクソン氏に変わっている(この人もドエライ人)ものの、なんかミッシェル・ロラン先生とかも関わっているそうでとにかくビッグネーム(二度目)

その中でこれは「メルロー主体のシラーブレンド」という右岸版エルミタゼな一本となっています。
ワォ!私、いかにも好きそうじゃん!!
というわけでティスティングいたしました。

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥♥♥
思ったよりもそこそこって感じの熟成具合といいますか・・・なんでしょう、「ナパメルロも熟成する」のはわかるものの「もっと若くてもいいのかな?」とちょっと思っちゃったのでした。
色はそこそこレンガ感があり、それなりの熟成を見た目から思わせます。
メルローとシラーとは思えないカシスとハーヴ要素が見られます。旨味感などはまだ出ていません。
少しコーン要素があり、赤にあると少し苦手な私はこの分でちょっとマイナスでした(好きな人には+なのですが)
味わいは口当たりにメルロの感触がハッキリあってツルすべ肌。
酸も保ちつつ甘みのある重た目の果実感がシラーっぽいでしょうか。
味わいは果実部分はやっぱりカベっぽい雰囲気なんですけれども、香りほどハーヴのニュアンスはありません。
まぁ、それでもアフターはスッキリとさせてくれる程度にはあるのですがネ。
右岸ぽさと濃厚さを合わせたような不思議さで、エルミタゼブレンド(ボルドーブレンドにシラーが入るタイプ)の中でも不思議な感覚でした。
メルロ感強い割にどこかシラーのようなそうでないよーな・・・・・・と、良い所どりだけど器用貧乏というエルミタゼにありがちなところからは抜けきっていなかったかなーって。
ん、やっぱりこれアリエッティ?

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥
とっても悩ましい1万円以上15000円アンダーという価格。
セントヘレナ産だし、ハドソンヴィンヤードなどのグランクリュとも提携があるワイナリではありますが、このヴァリエーションワンに関しては「これが本調子だと若干困る」かなぁ。
ナパワインにおいては比較的良くある「しっかり素晴らしく作ってあるし高い事が誰にでもわかるんだけどなんか感動しないなぁ」というアレ。
まあ、どちらかというと白で大成している人らが始めたワイナリー(コングスガードもシラーはかなり市場に余る)で引き継ぎも白の立ち上げの時に活躍した、とのことなので本命はこのワイナリー白なのかもしれません。
音楽ラベル故にプレゼントにはなかなか。その中では知名度が薄い点で旨いこと差をつけちゃいましょう。音楽符ワインの中では安めですしネ。

というわけで、アリエッタよりヴァリエーションワンでした。
それにしてもシラー作る人は音楽関係多いね!
なんて個人的には嬉しかったりもしますが、さておいて今回のはどちらかというとネタ要員側でしょうか。
日本輸入は少なそうなワインではありますが、巨匠関連のセントヘレナ居城だったりするのに安いので狙い目かもしれません。

ただ、2002のこれはネット上では売り切れ。チャンスは・・・どうなんでしょ、日本国内あるのかなぁ?
アリエッタ レッド ヴァリエーション1[2002]

アリエッタ レッド ヴァリエーション1[2002]
価格:13,824円(税込、送料別)


実は赤のハドソンヴィンヤーズよりこの白辺りのが評判良さそうな・・・

貼っておく義務を感じた
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