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名前まんま!シュヴァルブランとアルゼンチン版モエ・シャンドンのコラボ実力とは? シュヴァル・デ・アンデス2008

うぇるかむ!
前日はアルマヴィーヴァ=フィリップロスチャイルドとコンチャ・イ・トロのコラボでした。
という訳で本日はシュヴァル・ブランのピエール・リュトンとアルゼンチン版モエ・シャンドンのテラザスのコラボであります。

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シュヴァル・デ・アンデス2008
アルゼンチン版シュヴァルとか言われてるアレです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥
清々しいまでのシュヴァルブランド売り!
表紙のシンプルな南米仕込みな具合に、「アンデスのシュヴァルよー」というだけのもうドストレートな名前が実にストレート!
幕之内一歩もびっくりな直線パンチ!
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セリエAのスター選手よりスターっぽい風潮のリュトン様
ピエール・リュトンの文字がそれぞれのコラボシャトーの上で小躍りするという謎のスターめいたオーラにおののきますがな・・・・・・
という訳で、シュヴァル・ブラン様(イケム様とかも)のオーナーでピエールリュトンが監修し、テラザスというモエ・シャンドン系のアルゼンチンワイナリーと組んだワインです。
超有名ドコロコラボ、というと有名度はオーパス・ワンなわけですが、実のところ結構なところがやっていて、またそうしたところがコラボ先でやっている事をみるのはなかなかおもしろいように思います。

国違いコラボワインが多い、というのにはいくつか理由があるようでして
・商業的にもっと稼ぎたいけど国内で土地もってもなぁって感じだから
・地味にその土地の気候が気に入ったから
・コラボするだけで色々なお金が入るから
・新世界の方が自由度が高いから(新世界から逆にフランス逆輸入などの方が遥かに少ない)
・新世界の方が作るのに安いしダメでも言い訳しやすいから
などなどなど!もあってか、ボルドーやブルゴーニュの人らのコラボって実はたくさん。
国内同士だと「じゃ、ラングドックで」となったりするんですけれども、今頃に多いのはやはり南米ではないかとも思います。

今回のシュヴァルデアンデスも古木のマルベックが主体。
そこにカベルネ&プティベルドという「メルロがそっくりマルベックに変わった、アルゼンチン版シュヴァル」というスタイルなわけです。
カッチリと違うジャンル!シュヴァルとは似ているようで似てないセパージュです。
また、アドヴォケイトで前の年は95点をとっていたとか。
さて。そんなこんなで実力はと言いますと・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥
予想以上に、ピエール・リュトン様は万能なのでは?
すごくさり気なくシュヴァル・ブラン的な印象をちゃんと持ったワインになっています。
色は透けずに濃い赤紫・・・・・というより黒に近いでしょう。
香りは濃厚にカフェオレのたっちでぽったりとしています。
カシスなどの紫果実も少々で、ミントニュアンス。特徴的、という部分があんまり無いところではあります。
香り自体は、割りと平板なんですが、味わいはそれでいて飲みやすいマルベックの特徴を良く体現したスタイル。
マルベックって、最近思うのが「濃厚なナパ系っぽくなりやすつつ、果実特徴な果実を含みにくく飲みやすいアフター」という中庸さがウケているポイントの一つだと思います。
で、それをシュヴァルおよびピエール・リュトン流に解釈している。
なので、全体的にバランス良くなっているように思います。
濃厚な紫系果実がちゃんと甘みと酸味を伝え、それも甘味のバランスは控えめ。
濃厚さとスマートなアフターをもっていてそこそこに品のいいハーブっぽさがパラパラパラッとふりかけたみたいには感じられます。
なんとも右岸系の飲みくち。
いくら右岸最強シャトーの監修とはいえ、そのタッチを微々たるものの感じさせるのは作りて力というか驚きでした。
どう似せても絵のタッチで描いた人がわかる、みたいな?

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥
とはいえ、8000円近いかそれ以上のワインなので、このぐらいの実力は出していただかないとなぁっとも思うのです。
値段がとても相応しく、ただまぁ個体差ありそうだしそれなりかなーというところではあります。
マルベックが好きであれば、試してみるのは悪くない部類です。私の言う「なんか右岸」を体験していただければと。
ラベルがちょっと冴えがないので、プレゼントよりはコンペ大会とかそこそこの高額でのブラインド大会向けでしょう。
シュヴァルのアレコレ、というところはブランディングがされているのですが、価格だけに他にいいサンプルがたくさんあっちゃうんですね。
よって、個人的にこれこそラベルデザインを良くして欲しい逸品です。

という訳で、シュヴァル・デ・アンデス2008でした。
アルゼンチンは低価格でも充分?とちょっと考えてしまうところはあるのですが、流石に味わいが良く出来ています。
濃厚系探しで迷ったらコレ・・・・・・と意気込んで買う場合にはちょっとボリューム不足。
どちらかというと、濃くエレガントという贅沢なポイントを突きたい方にオススメかにゃー。

シュヴァルファンであれば、案外納得していただける「アトモスフィア」はあります。

むしろコレがレア度高くて買いな予感。99年ヴィンテージのマルベックってだけで価値そこそこなのに更に試作品ヴィンテージです。
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