オタクDEワイン!シンクのティスティングノート

☆アキバ系ワインブログ☆

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

チリ高級のトップ知名度、改めて鑑みる。 アルマヴィーヴァ2010

うぇるかむ!
本日は昨日と打って変わってドメジャーなアイテムを行っておこうかと思います。

Pa962.jpg

アルマヴィーヴァです。ド直球にアルマヴィーヴァ。
アルマヴィヴァとかアルマビバとか発音色々あれど、もう知名度激高ですネ?

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
ここに5点あげないと当ブログ他チリに5点つけれない
のでまぁ5点。そのぐらいに知名度は高いワイナリーなので説明不要……かとも思いますが一応書いておくテスト。
単刀直入に言っちゃうと「ロスチャイルド家コラボシリーズのひとつ」
なわけです。この「ロスチャイルドコラボ」というのはアジアワイン界(フランスマンセーバンザイなアジア圏において)はそれだけで当ブログのHeart5つに相当しちゃったりするのです。
アニメで例えると
「宮﨑駿監修」「富野由紀夫のガンダム」「エヴァやグレンのGAINAX」
辺りの何れかと
「アメコミが共演!」「南米の奇才が共演!」「その原作にトム・クルーズが出演!」
の何れかみたいな感じで診断メーカーが作れちゃう。そういうブランド力を「ロスチャイルド」はもっています。
当ブログでも何回かやってまして、「オーパス・ワン」「アマンカヤ(こっちはラフィットだけど)」とかがありましたネ。
アルマヴィーヴァはチリのコンチャ・イ・トロとのコラボ品で、「チリで最上級のワインを」という名目で作られていて云々かんぬんありましてチリワインとしては「安いコノスル、高いアルマヴィーヴァ」で知名度が二強な訳です。
ラベルもフィガロの結婚云々かんぬん名前も云々かんぬんでもうその辺りはググレって感じで流石の雰囲気作りが整っています。
各種雑誌も90点以上を出すところが多く、アドヴォケイトも90アンダーにはほとんどならず、スペクテーターの平均点は95点台と実は本家のムートンやアメリカコラボなオーパス・ワンよりも専門雑誌評価は高かったりします。

と、まあ、そんな感じでズラズラズラッと並ぶ訳なんですけれども、割りと忘れがちで重要なポイントがひとつありまして

ylGMS.jpg

これ、正統派クラレットスタイル(フランスボルドースタイル)では無いんですね。
カベルネ・ソーヴィニヨン主体なのは一見クラレットなんですが、メルロは入っておらず「カルメネール」が次に強く、フラン少々という展開方法なのです。これは
「チリの特産品種カルメネールがしばらくメルロ種と間違われていて実は違う品種と後々の研究でわかった・・・・・が、それを有効活用してるところと未だにメルロだとしているところがある」
という例のカルメネール騒動の関係性もあり、アルマヴィーヴァもメルロだと思ってしばらく使ってたんですね。
そんな訳で、今では逆に「チリの特性を活かしているんだからね!」などとツンデレめいて言っていますがそういった怪我の功名もあったり。
その実力というと・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥
よく出来たチリ産クラレットの味わい
これに尽きます。
カルメネールが入っていて、メルロが抜けた分でバランスが良くなり恐らくよっぽどの実力者でないとこのブレンドが「カベカルフラ」とはわからないようにも思います。
上記で「怪我の功名」と書いたのは、これも若輩者の推測ですが「カルメネールだったことで、かえって成功したのではないか」と思うのです。

色はかなり濃くクリムゾンレッド。ギリギリ透けて入るかな程度。
香りに結構強くシガーの印象とバニラのタッチがあり、そこにカシスなどが入って熱帯地域らしいハードな感覚があります。
味わいはしっかりとクラレット感覚にあるベーシックな仕上がり。
それをキッチリ最上クラスの感覚でやっているわけです。
カシスなどの果実を主体にカフェオレの強い印象と少しスモーキーな葉巻っぽさ。
この葉巻要素がチリらしさを表現していて、多分カルメネール効能だと思うんですね。
多分コレ、メルロでやってたら「獣臭さ」だったと思うわけです。
メルロじゃない分、あの独特の軽みが強くないというのもこのアルマヴィーヴァに関しては良かったのではないかと思います。
しっかりと地に足がついた仕上がりで、ユーカリ感などは感じさせず(周囲のそうした木を全部抜いたという話も)、甘さよりも重たさをもたせたワインになっています。
このドッシリ、相撲レスラーな雰囲気こそ神聖。そうしたバランスの良さと安定感もあっての雑誌人気かなぁとも思います。
実は他のかたが「重たすぎてギブギブ」となっているのを少し分けてもらった形での試飲でしたが、過去に自分がした試飲(もしかしたらヴィンテージも同じ?っていうか某所で書いた覚えがあるんだけど当ブログでは書いてなかった?とかいう曖昧加減)の印象とはほとんど変わっておらず作りに安定感を感じます。
ハズさないワイン、という意味では貴重なのかもしれません。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥
とはいえ、色々呑んでみているとそこまでコスパがグッドってわけでもないかなとは。
なにせ15000円ぐらいという価格帯になるわけで、プレミアム・チリの中でもガッツリとした値段設定です。
個人的にチリもピノが今後面白くなりそうな気がしているのもありますし、系統は違いますがビスケルトリテュアルあたりの格安で美味しいってのがやっぱりチリの本懐なんじゃないかなぁとどうしても思ってしまいますよねー。
ただ、チリのカベルネ主体ワインとしてのスタンダード最上級の格はハッキリしっかりと持っています。その点安心して購入出来る銘柄ではあるんですよね。
どちらかというとプレゼント向けかもしれません。どこから説明しても大体喜ばれます。というより、これもらって全く嬉しくなかったらよっぽどの偏見持ちですよ!

という訳で、アルマヴィーヴァでした。
オーパス・ワンがもうとっくにモンダヴィブランドが崩壊してたりして、威光がなくなり気味なのに対して今でもチリでこの値段でありながら納得されているのは、その安心感があるのかなーと思うのでした。
どっしりした、チリの特色を活かしたカベルネ、という意味ではちょっとお高いなーとは思いますが納得感がありますね。
私はオーパスのが好きだけどネ!!!!!

レアリティは高くなくサクッと買えます。その辺りの供給安定度も人気の理由?

今、ちょうど2011に移行し始めてるみたい。ヴィンテージ違いの縦飲みしたいのなら購入は割りと今がチャンスか?
アルマヴィーヴァ[2011]750ML

アルマヴィーヴァ[2011]750ML
価格:12,960円(税込、送料別)

関連記事

| チリ | 22:21 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://sinquwine.blog.fc2.com/tb.php/407-4cb05063

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT