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南アフリカのラトゥールは(笑)で終われない。 ネイピアワイナリー・レッドメダリオン2007

うぇるかむ!
昨日、たらふく南米周辺のワインを呑んできましたので、ちょっとその特集気味に更新かけてこーかと思います。
現在世界の有識者の間では「南アフリカは次くるね!NZみたいに次くるね!」と言われているとかなんとかで、「どこぞのソムリエ教会推しとかでなく、マスター・オブ・ワインなどの個人有識者」の注目を集めているのだとか。
ほんとかな~とは思いつつ、今回はそんな感じのワインです。

86Hvc.jpg

ネイピア・ワイナリー・レッド・メダリオン2007
なんともシンプルな!最近ドイツが多かったせいかこのシンプルさにびっくりしますネ!!

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥
ちょっとオマケ気味ですが。
このシンプルすぎるラベルはまさに「カルトかダサいかの二択」な系統。
っていうかメダルが赤くない(驚愕)
これは理由がありそうなんですが、白ワイン版とかでなくこれで赤です。
で、これがケープタウンにあるネイピア・ワイナリーのフラッグシップです。
イギリス人オーナーのワイナリ。で、イギリス人のアンドリュー・ジェフォードが
「パネェ!ヘイ!こりゃケープタウンのラトゥールだぜ!!」
と大興奮したとして話題になってたそうな。
この人、世界で数少なめなマスター・オブ・ワインの一人で、結構著作も持っているんですね。
そこから1994年の初リリース以降特に英国で人気で、ついでに神の雫ワインになっちゃってたりしてー
などとなんか値上がりそうな味付けがあるんですが、そんなに高くもないというワインです。

rb3XB.jpg


一応テクニカルデータはコピペしてきたところ、
「産地:ウエリントン(正直、どこやねん?みたいな地域)
土壌:ローム質のオークリーフ土壌
収量:6~8トン/ha
樹齢:16~20年(つまり1994年の初リリース頃に植えたばっかり!)
醸造方法:房のままステンレスタンクで25℃で低温発酵、フレンチオークの樽(30%が新樽、他は2~3年物)
で24ヶ月、その後瓶にて24ヶ月(樽2年瓶2年)

因みに、現地では2010年が最新ビンテージで、必ず4年寝かせ。日本にはインポーターの考慮で更に3年前ので入れており案外割り当ても厳しく入らない年もあるとか。
と、まぁ、久々に長くお膳立てしましたがその実力といいますと・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥(呑むタイミングを選び、また好みによる)
この酸味、クセになってしまいそうです(断言
などと園田海未がいいそうな、強い酸味と年号の割に強い果実度がバランス良く配合されている不思議なワインになっています。
少なくともラトゥールとは全く傾向から違います(まぁ、マスター・オブ・ワインも最大限の敬意としてラトゥールという5大ボルドーの中でも最高の醸造力のワイナリを出したんだろうと思いますし)。
しかしながら、とてつもなく面白い。変わり種ブドウだとか変わり種醸造方法でもなく、正統派に独特のオーラ力をもったワインです。

色は結構しっかりと赤紫さがでています。07にしては若い印象で香りからもレモンの香りが出ているわりにフルーティー。
もう少し熟成感が出がちだったりするものですが、そういった要素は微量で、それよりもフルーツ感の方が高いぐらいですね。
味わいは最初、そうした酸味がやったら強いため妙に酸っぱいなぁとばかり感じます。
かなりキュッとくる酸っぱさ。梅干しみたいな感覚をともなうわけですが、慣れてくると一気にフルーティーさとのマッチングが絶妙に。
柑橘系の「果実感」と「熟成感」が同時に共存しており、結構フレッシュ。
若いのです。旨味系の味もあるものの、それよりも味わいがずっと若くてオーガニック系かな?と思わせるほど。
喉が乾くからシビなワインです。凄く食事がすすんじゃいそう。
最初の一口よりも、後々になってから旨いと思える不思議な不思議なスタイル。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥(ただし人を選ぶ)
好きな人には安すぎるワイン
私は割りと苦手なタイプの酸味の強さがあったのですが、それを考慮せずに見ていくと4000円程度の価格は安いと言えます。
他の高級ワインなりデイリーワインとは一線をがして個性をもっていますから、ハまった人はたまらない事でしょう。
この他にも飲んだ南アフリカの感覚としては……割りと地域特徴を持っている?と思いますのでこの地域を試したことない方にもいいかと。
そこそこにメダリオンなどなど要素は持つものの、南アフリカという地域がマイナーすぎるのでプレゼントにはうまーく引き立ててあげないと映えないかもしれません。
どちらかというと、自分で買ってガッツリ呑んで欲しいかなぁと。多分、料理に合わせた時に最大のポテンシャルを出すことが出来る、ハズ。

という訳で、ネイピアレッドメダリオンでした。
これはかなり「正当に特徴的」なワインナノデス。結構キワモノだと個人的には思います。
某所の有名ソムリエが「いや~、これはネ、もう最高だから絶対呑んで帰ってネ!」と推し推しだったのはとても良くわかるんです。
価格の割に特徴的。この面白さぜひお試しあれ。

今の最先端のブームは世界レベルで見れば日本なんぞでなく、ナンアらしいので要チェック。

シングルヴィンヤードシリーズなんかもこの値段。
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