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ニュイ・サン・ジョルジュの隠れたる王、その古樹とミクロクリマの実力。 ロベール・シュヴィヨン レ・ヴォークラン&レ・サンジョルジュ 2011

うぇるかむ!
ブルゴーニュでは私、ニュイ・サン・ジョルジュって結構好きなところなんですが所謂グラン・クリュがないことも手伝って世間ではイマイチな地域かつ値段が安いコスパ地域と言われています。
そんなニュイ・サン・ジョルジュの王とも言うべきワイナリーが今回の

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ロベール・シュヴィヨン。
ヴォークランとレ・サンジョルジュというニュイ・サン・ジョルジュのトップクリマ2つです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥
という訳で、実にシンプルなブルゴーニュらしいラベル。
なんか微妙にひぐらしのなく頃にアトモスフィアな赤い文字が入ってたりしますが地味なラベルです。
ですが、日本での人気はトップクラス!
某ワイナート並びにリアルワインガイドの両紙がこぞって「ここ、ブルゴーニュの中でも最強の一角じゃね?」とかなり珍しく意見が近いのです。
かたやワイナートでは表紙に抜擢されて「ニュイ・サン・ジョルジュだから不遇」と言われるし、かたやリアルワインガイドでは「ブルゴーニュプルミエのトップはここのレ・サンジョルジュかヴォークランか大いに悩んだ結果ヴォークラン」とか言われてたり。
ようするに覇権とってたんですね、2008年ごろ。アイカツ!状態。
ついでにどちらも値段については言及されてたようで。
作り手はロベール・シュヴィヨン……氏の息子二人が2000年ごろから大活躍して一気にニュイ・サン・ジョルジュの畑を拡充。
とにかくニュイ・サン・ジョルジュしかないとのことで、下位のパストゥグランなど以外は基本的にニュイ・サン・ジョルジュ。
持っている畑はコピペすると「レ・サン・ジョルジュ、ヴォークラン、レ・カイユ、ロンシエール、ペリエール、プリュリエ、シェニョ、ブースロ」とニュイ・サン・ジョルジュで最高の畑と言われ村名にもなっているレ・サン・ジョルジュ、それと最後までこっちを名前にしようか悩まれたと言われるヴォークラン、その次にヤバいと言われるレ・カイユなどなどを全部含みつつここだけでその村の全容がわかっちゃう感じのワイナリーです。
また、ブルゴーニュVVの多さも特徴的で樹齢100年とかがあるそうな。
という事で
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その最高峰の2つを比べて呑んでみることに。
ただ、このサンジョルジュとヴォークランってホント交差点一本分みたいな畑違いの場所にありまして、そんなに差はないんじゃない?
とは思っていたのですが、ミクロクリマを思い知らされることになったのでした・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
どちらも♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥(ただ、出来はここにしては悪いらしい)
そうそうエレガンスなブルゴーニュってこうだよね!
おお、いいブルゴーニュ呑んだわーって気分にたっぷりさせてくれる2つのワインでした。
香りや味わいのベース自体は良く似ていて、色味のクリムゾンレッドさや香りのナチュラルさは同様。
ダージリン茶葉にオレンジが少し別箇に効いていて、甘い雰囲気も複雑になっています。
そうしたベース部分は同じでありつつも、キャラクターが違う。
まさに双子キャラめいてて楽しませていただきました。

☆ヴォークラン
芯がしっかりした、パワフルタイプがこっち。艦これで言えば扶桑姉妹の山城さん(キャラとしては全然違うけど。
果実の酸や甘味がしっかりしていて、ベリーの印象もクッキリしています。
村の特徴という意味ではこっちのがらしいかも?
きっちりとしたスマートさを持ち合わせ、ハッキリと意識的。

☆レ・サンジョルジュ
口当たりがまろやかで、よりブルゴーニュライクな優しさがあるのがこっち。扶桑おねえさまーって感じ(こっちのが例えにはあってるかな)
繊細さ、甘味の部分がこちらの方が出ており飲み比べてみるとわざとボカしのテクニックをつかっているかのよう。
クッキリハッキリしすぎないバランスを備え、よりキレイ目な仕上がりです。
レ・サンジョルジュの方が日本人好みかな?とも思います。サラッとした仕上がりに満足がいく。

どちらがいいか、は本当好みの部類でもうここにボトル個体差なども含めるとわけわかんないって感じではあります^^;
ミクロクリマは確かにあった。のですが、それはもう突き詰めるのは科学ですね。真のマニア!

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥(ブルゴーニュとしては+♥)
それでこの11年でも1万円前半。味わいとしてはグラン・クリュクラスでなるほどお値打ちって感じですね。
ある意味では世界価格?という気がしなくもないですが、ブルゴーニュ内であればお得度の高さが目立つでしょう。
味自体は好みの差ですね。ニュイ・サン・ジョルジュがいい!みたいなまでにマニアックな人ならばむしろヴォークランの方が楽しいかも。
どちらにしても、何故に日本の2つの雑誌が大おすすめしてきたかはこの価格の部分がまず1点。
もうひとつはそこに自然派タイプっぽい質感と強すぎない体躯があるのかなぁと。
ブルゴーニュ・オブ・ブルゴーニュ。
これぞ、フランスのピノなのだ!って看板を背負っているようにも見えますネ。

という訳で、ロベール・シュヴィヨンでした。
11年の出来だけをみれば、ミュニエとは比べ物にならないほど良く出来たワインでした。
やっぱり作りてによって相当違う?
ただ、それでも例年飲んでいる人からすると「凝縮感が何時もより足りなくて、割りと失敗の部類」なのだそうだから驚き。
今日何度同じタイピングしたかわかりませんけど、ニュイ・サン・ジョルジュを味あうならぜひぜひ。

3本セットとかでもこれ。安いと見るべきかも?

畑名やヴィンテージがたっくさんあるので買う時は注意。そしてあんまり売り切れてないから日本のワイン雑誌の牽引力を垣間見ます。ヴォークランからいくつか。

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