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ミュジニー最高峰の11年・・・・・・? ジャック・フレデリック・ミュニエ クロ・ド・ラ・マレシャル&ミュジニープルミエ・クリュ・レ・フュエ 2011

うぇるかむ!
本日朝方書いての通り、サササッとブルゴーニュ!

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ジャック・フレデリック・ミュニエのニュイプルミエとミュジニープルミエ。
クロドラマレシャルとレフュエになります。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
という訳で、ミュニエ先生です。ラベル自体は良くあるスタイルですが、ブルゴーニュファンにとってはレジェンドな一角。
ヴォギュエやらルーミエと並ぶとされる、ミュジニーの超ドメーヌで、なっかなか市場ではみません。
また、正規代理店が幾つかあるのですが、それによって大きく値段が変わるワインであります(某ラック社と某ENOTECA社だとなんと1.5倍ちかくお値段が違う!)
スイスの石油エンジニアおよび定期便パイロットから転身し、ルーミエなどから教えを受けて、ビオロジックに近いスタイルが特徴。
「一本筋の通った、テロワールを感じるエレガントのキワミ!」
というのがミュニエの必殺技とされています。まぁ、なんかこう、すごいんだってさ(適当

クロ・ド・ラ・マレシャルは「傘の下」という名前のニュイ・サン・ジョルジュのプルミエクリュ・・・それもミュニエの単独所有(モノポール)になります。
フェブレが03年まで使ってた畑ってのが有名ですね。
畑の場所がニュイ・サン・ジョルジュの中でもっとも南の境目にあって広いのが特徴。
ミュニエ先生が所有する畑のうちほとんどがマレシャル(14ヘクタール中10ヘクタール近く!)。もっと言っちゃうとミュジニーとかボンヌ・マールがそれだけ面積小さくて希少って事でもあります。
ようするに、ミュニエせんせの中では格段に大量生産品な訳で、日本でもダダあまっていて
「え~、元フェヴレの畑でしょ~しかもミュジニじゃなくてニュイサンっしょ~ミクロクリマ的にも場所わっるいし~」
とめちゃくちゃ余っています。っていうか普通にショップ行って買えるミュニエ先生はほとんどマレシャルです。
比較的残念な感じに人気がない不遇なキャラなんですが、私、実はこのワインの過去のヴィンテージで
「あ、ブルゴーニュも美味しいじゃん!」
とピノ・ノワールの良さを感じるようになった思い出深いワインだったりします。や、それまでイマイチなブドウってのが正直な感想だったんですけれどね。

レ・フュエは言わずと知れたボンヌ・マール周辺にあるミュジニー一級畑。
ルイ・ジャドとかグロフィエなんかもこの畑を持っていますが、日本語検索でも真っ先に名前が出るのがジャック・フレデリック・ミュニエ。
ザムルースさんと並ぶミュジニーのプルミエ。要するにミュニエの本懐になります。
私、村名シャンボール・ミュジニは上記マレシャルと同じくらいのヴィンテージを呑んだことがあって、その印象では村名のがマレシャルより良くさらにエレガントでいいなぁと思った覚えがあったんですが、プルミエまで飲むのは初だったので期待大でした。

さて。そんな11年はといいますと・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥(どっちも。現状では。寝かせる必要あり)
イワークより堅い
え、こんなに?ってぐらいに固くエレガントとは遠い渋みの強いワインにどちらも仕上がっており、現状だとどちらも性能はおんなじくらい。
完全に飲むタイミング外れてるのを呑んじゃったな~っていうのが正直なところであり、あんまりいい噂はない2011年ヴィンテージのミュジニー村は危険なんじゃないかな?と思わせるモノになってました。
(実はこの時、伝説級の特級ミュジニも飲めるチャンスだったんですが、レ・フィエの出来を見てスルーしました)
それでも、繊細なワインの部類になっているのは流石なのですが・・・・・・

☆マレシャル
色は赤みがキッチリ強めに抽出されています。
香りからして渋みが強めに出ていてエスプレッソを抽出したような茶葉香が主体。
甘さがあまり感じられない事によって、グッと強くタンニンを鼻で感じるような。
チェリーなどの可愛らしさは0で、武闘派な雰囲気があるのです。
味わいもよって、かなりドライめでガッツリとしたスタイル。
キッチリとしたまとまりのある果実と茶葉のいぶし銀なタッチでパワフルではないしまろやかな甘さもないという、とにかく男性的なキャラクターになっています。
細身のインテリメガネ君だと思ったら細マッチョのスイマーでしたって感じ。Free!かいな。
実は、このワイン今年に入って2回ほど、それぞれ別のテイスティングカウンターで呑んだんですがどちらもこんな感じで正直一回目を呑んだ時は掲載見送ってました^^;

☆レ・フィエ
色はあかさが強く目立つカラーリングでマレシャルよりも濃く見えました。
香りはやっぱりアールグレイ茶葉がずっと強くあって、生々しい大粒なチェリーなどもありつつもやはりエスプレッソ抽出。
味わいにもそうした苦味が反映されていました。
チェリーと茶葉の強い酸が印象的で、やはり甘さは控えめ。
高水準であることは間違いないものの、苦味やアルコール感が妙に目立っていて不安定な気がしました。
うーん、こういうタイプ個人的には繊細で優雅っていうより線が細いって感覚なんですよね。苦渋いけど頼りない。
マレシャルに比べると表現性はあるのですが、その出来にはボンヌ・マール周辺今年ヤばいんじゃね?って感じのが強くあります。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥(ただしコスパ関係なく買うワイン通は買い)
そんな訳で評価は正直低め。1万~1万5千円のマレシャルと2万中間なレ・フィエですが、私には割高にしか見えません。
っていうか、1万5千円ってのは上記某ENOTECA値段なんですが良年2010はそのENOTECAでも1万円ぐらいだった訳で、如何に11年が値上がりしたのかがわかるワインになっています。

「いっき」

ってワードが思い浮かびましたネ。竹槍竹槍。いや、あれは農民のが主役なんですが……
コスパ的にいえば、マレシャルと味ポイント同じぐらいなレ・フィエはムゴいッス。

そんなこんなで、個人的にこの11年はあんまり嬉しくないワインになってしまいましたが、ミュニエ自体に思い出が深いせいというのもあるかなーって感じ。
思い出補正で辛口入っているので、今後もマレシャルとかは見かけたら口にはするかなとは思います。

という訳で、ミュニエのクロ・ド・ラ・マレシャルとレ・フィエでした。
それでも流石にミュニエ!ではあるのですが、当ブログがあんまりブルゴーニュやりたくない理由を見事に体現しちゃってた二本でした。
しかしながら、その年のヴィンテージの一例としてビオロジックやってるミュニエは面白い部分ではあるので、マニアックな人は今年も飲むのです。
炎のさだめ。むせる。

これがインポーターによる価格の差。

マレシャルとレ・フィエでは検索すると驚くぐらい差が。ミュジニーになると途端に弾数や取り扱い店舗が少ないデス。

むしろ値上がりまくってるブルゴーニュに
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