オタクDEワイン!シンクのティスティングノート

☆アキバ系ワインブログ☆

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

イソップ童話の如し! フリードリッヒベッカー・シュペートブルグンダー・QBAトロッケン2011

うぇるかむ!
ワールドカップつながり、というわけでもないのですがドイツがブラジルを破りましたね。
ちょうどドイツ更新をすすめていた当ブログとしてはナイスバッティング、いやナイスシュートって感じなのですが、ブラジルは阿鼻叫喚というか色々恐ろしい事態に?
などなど、パンドラの箱だか魍魎の匣だかシュレディンガーだかと似たエピソードを持つラベルのワインが本日の

I3DM6.jpg


ベッカー・シュペートブルグンダーになります。
おそらくいちばん安い3000円のモノ、のハズなのですがそのレベルは高いのです!

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
ラベルすごくかわいい
という訳で当ブログジャケ買い推奨の定番ドイツワインです。何か怖い黒猫の絵がドイツワインで印象深い人もいらっしゃるかと思いますが、個人的にはこのキツネさん。
イソップ童話の「葡萄とキツネ」を模したというユニークさ。呑んでみるとうまかった!を狙ったラベルです。
昔は協同組合の一員で、過去のドイツ的に「すっぱくて不味い葡萄農園」扱いされていたというベッカー氏が、その頃の苦境から脱出した事をモチーフにしているとか。
という訳で、1973年と意外と独立してからはそこそこのワイナリー。
ドイツのワイン雑誌ゴーミヨにおける寵愛のされ方が語り文句になっており、洞爺湖サミットでの使用履歴なども。
製造法で面白いのは「3分の2、自社森の木を使った樽」という所。
ウチの森の樽というフレーズにでかさを感じる
規模違います。さて、その実力というと・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥
このシュペートブルグンダー、見事にモダンなドイツピノらしさをとらえた逸品になっています。
色は単一的な赤さ。香りは割りとチェリーの印象がカッキリしていて、少し歯の印象とスパイシーさがあります。
寒い地域のハズだけれど、どこか官能的な肉々しい印象があるのがシュペートブルグンダー(ドイツのピノ・ノワール)の最近の傾向かしら?
味わいも品のある甘味、重めのピノにあるプラムのエキス感が見られ、その中に少し強めの酸。
バランスほどほどに整っています。
ミネラル感も多めにあり(今ではもう遅い推察、ですが旧来のドイツピノはこの塩っ気が強い)少し開きが鈍いところがあるのは注意が必要かも。
中身をあけてからも、イソップ的?
適度に果実味が凝縮されていて、それはどことなく「寒い地方のあり方」を感じさせてくれるのがいいですね。
価格帯もあってか、もう少し全体的に強さがあると最高なのですが、ワイナリーの最下層ワインとは思えぬキレのあるワインです。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥(好みならば)
ドイツのシュペートぶるぐんだーは今、基本コスパ最高です。
というよりは、私の趣向に完全にフルハウス。
肉々しいピノってバランスが悪かったりすることが多いのですが、しっかりと酸の効いたスタイルでこれが3000円前後で購入出来るというのがシュペートブルグンダーの力量。
この輸入元の中でも入荷量が多いのか、比較的手に入れやすいワインにもなっているのがいいですね。
ワイン通相手には「畑名が表記されているか」で価格がバレちゃったりでちょっと使いづらい気もしますが、一般的なプレゼントや意味付けにはこの価格帯でありながら十分なモノになっています。
特に、シュペートブルグンダー呑んだことないなぁ・・・という方はお試しアレ!

という訳で、フリードリッヒ・ベッカーよりシュペートブルグンダーでした。
スタンダードなモデルであり、少し塩っ気に特徴があるのですがこれが今のドイツの本領ではないかと私思ってます。
ピノ・ノワールというぶどう品種はあくまでドイツにとっては主力じゃなかった・・・というのはもう教科書の中だけの話。
夏場には意外と重た目のピノなんですが、お試しアレ。

値段は一番安い?あと多くのサイトがゴーミヨの記録更新してなかった中、「8年連続」に記録更新してるっぽいです

セット販売は正直オススメしない人間なんですが、コレはヤばい。実際ツヨイ。
関連記事

| ドイツ | 23:04 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://sinquwine.blog.fc2.com/tb.php/361-64ddf615

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT