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ドイツ真骨頂!断崖絶壁のアーティフィシャルワイン ゲオルグ・ブロイヤー ソヴァージュリースリング&テラモントーサ&リューデスハイムベルクシュロスベルク&シュペートブルグンダー 2011

うぇるかむ!
今日からしばらくドイツフェアと題してドイツワインに集中更新しようかと思います。
なにげに当ブログ、一度も更新していなかったドイツ。ついでいうと私、あんまり評価してなかったドイツ。
しかし、蓋を開けてみると驚きの美味しさを持つ「ドイツでしか見られないような味わい」と何よりも
シュペートブルグンダーが今、熱い!
のです。5000円アンダーの世界観で今、ピノノワールの四天王は(私的に)
「バランスのオーストラリア・落ち着きとクリアさのニュージー・個性のチリ(カサブランカヴァレー他)・官能のドイツ」
コレです。それ以上であればブルゴーニュやカリフォルニアに素晴らしいモノが出てきますが、低価格帯ならばコレ。
ルージュで7000円とかになるバカバカしいブルピノを買う必要性は現在、ブル・クレイジー以外に存在しません。広域どころか地域を狭めて(ヘタすると単一畑!)でこれら地域は買わせてくれるのですから・・・

話がそれましたが、今日はそういう訳で一度に4つもやっちゃいます☆

UotD3.jpg
ゲオルグ・ブロイヤー・ソヴァージュリースリング
ゲオルグ・ブロイヤー・テラモントーサ
ゲオルグ・ブロイヤー・リューデスハイムベルクシュロスベルク
ゲオルグ・ブロイヤー・シュペートブルグンダー
どれも2011で。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
アーティストラベル大推奨の当ブログとしては、このワイナリーへの高評価は避けることが出来ません!
GBとかかれたシンボルマークやシャトーは地味にダサい気がしますが、「世界でムートンの次にアーティストラベルを導入した」というのは評価が高く、また2011年のは超可愛いと思います。
作り手、ゲオルグ・ブロイヤーは老舗中の老舗でドイツファンにとっては当たり前の存在。
ジブリだとかサンライズぐらいの大手になります。
写真とかモロモロ合わせてインポーター公式HPを見るほうがグッド
ドイツの特徴、というのがテロワールの特殊条件の過剰さ、法の整備具合などに起因しており、こればっかりは現地写真などから見ていくほかネット上ありません!
評論家筋だと、割りとスペクテイターの方が高評価をつけがちかな。低価格帯でもアドヴォゲイト88以上をマークはしています。
「魔法か!?」
などと言われる作り手。
いや、個人的に美味しすぎるワインを作れる醸造家栽培家そのほかワイン生産者って魔法使いないし錬金術士そのものだと思うの・・・・・・!
そういう訳で、超老舗で受け継いだ現党首のテレーザ・ブロイヤー女史(当時20代!)がどれほどの実力かというと・・・

香り・味わい(最大10pt)
*色に関しては、これ以降のリースリングはあまりかわらず黄緑系です。
粘度はやや違いがわかりますが、それも微々たるもの。以下省略します。

ソヴァージュ・リースリング ♥♥♥♥♥♥♥
b5iyW.jpg
で、これはゲオルグ・ブロイヤーの中でも最下層にあたるワインになります。
香りにグレープフルーツの柑橘感、それと香草のタッチ。
オイリーさはあるにはあるのですが、そこまで意外と感じないのです。
味わいはしっかりと硬派な辛口でミネラリーさなどもあります。
アルコール感は低い割には如実に感じられ、柑橘を主体とした爽やかさでできています。
特徴的なのは、この低価格帯ながらダシっぽさなどの旨味感が感じられる点でしょうか。
ゲオルグ・ブロイヤーの出来を感じる、には少し物足りないかも。スラッとしすぎなように感じます。
(それは醸造方法がちょっと他と違って糖分を飛ばした作りにしてあるせいなのですが)
ただ、ドイツリースリングとしての体現やベーシックなゲオルグ・ブロイヤーの感覚自体は感じられなくはないのも事実。


テラ・モントーサ ♥♥♥♥♥♥♥♥♥
CGI8a.jpg
こちらになると、グッと甘さや丁寧さが出てきます。
香りからして柑橘の砂糖漬けという印象でずっとあまさが強く出ています。
オイリーさはそれでもあまりなく、比較的綺麗さが目立ちます。
味わいは甘さにまず「ああ、ドイツっぽいなぁ」と感じさせるモノノ後味スッキリ。
グレープフルーツ主体に、他の柑橘も合わせた爽やかな甘味が良く出ています。
磯やホップの香りも少しして、それらが果実甘いだけにとどまらせず複雑身を出しています。
アフターもそこそこに引きと伸びがいい!
中途半端な位置づけにあるワインではありますが、コスパは良好なぐらいで、デザート的なワインが好きな方にオススメ。
結構、肉でもいけそうでソースを強くしなくても甘さを演出してくれるイイワイン。


リューデスハイム・ベルク・シュロスベルク ♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
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ブロイヤーの真骨頂。アーティストラベルです。
それにしても可愛いラベル!
香りは上記テラ・モントーサを更にパワーアップさせたような甘さ。
砂糖の質がブラウンシュガーなどいくつかの糖を思わせ、ずっと複雑になっています。
ただ、やはりオイリーではありません。ゲオルグ・ブロイヤー、全体的にオイル感は薄めで、柑橘果実を強調しているように思います。
味わいは綺麗な甘さ、スッキリしたアフター、淡麗でありながら柑橘の酸と甘味が良く混じって残る流石のワイン。
果実の力があがった為か、少し青さもあるのですが、それすらアクセントになっているノデス。
熟した柑橘の味わいは下位ラインよりずっとコクがあり、リッチさのある仕上がり。
ある意味ではリースリングに求められるタールなどとも言われる要素が少ないので、ソレを強く求めている人にとっては不満もあるかもしれません。
しかしながら、白ワインとして単純にうんまい!
畑の特徴性がどの程度反映されているか、までは私にはわからぬところですが、ここは値段どおりにレベルとクセになる独特の個性が際立っていきますね。
下位と上位が大きく力量が違うのは・・・・・・なんというか、ジブリの監督の差ぐらいはあるかも。


シュペートブルグンダー ♥♥♥♥♥♥(これを好む人にとっては♥♥♥♥♥♥♥♥♥)
tSeqZ.jpg
わすれちゃいけないのが、シュペブルです。
同じような土壌で作られたシュペートブルグンダーがどうなるか、というと結論から言えば超ミネラリーになっていました。
色はかなり薄めの赤さが効いた色。エッジなどはほとんど出ていません。
香りには甘やかなイチゴが見られるものの、山の川みたいな塩水の香り(ミネラリー)。
香りからして硬派だろうなぁと思っていると、実際味わいもキレのある独特なピノに仕上がっていました。
酸もとても強く、甘さは感じられず、イチゴ味の塩キャンディといったところでしょうか。
それがワイン通の言う閉じていることによって起こっているモノではなさそう。
上記の白ワイン以上に、これがテロワールの特徴を表現しているように思います。
とても特異点にあるワインで、私は正直好みではありませんでした。
が、いろんなワインに挑戦している方は是非飲んでみて欲しいワインで、ハマる人はケースで買いそうなワインです。

コストパフォーマンス(最大5pt)
総じてどれも♥♥♥
価格の付け方はちょっと高め~から適正という気がしています。
下層ラインが3000円前後、モントーサが5000円前後、シュロスベルグが1万円前後・・・・・・
だよねー、という感じがとてもします。特装フィギュア付き限定版だけどフィギュアの出来がしっかりしてた程度に嬉しいデス。
コスパ、でいえばモントーサがちょっと良い気がします。シュロスベルグはマニア&コレクター向けなところもあるので、ブロイヤーの実力を見るならモントーサで。
逆に下層ラインはちょっと変わり種な部分があるので、チャレンジャーな方は是非。
価格帯としては結構いいところですが、このシーズン以外は味わいとしてプレゼント向けでもないかなーと。
あ、シュロスベルグはもうなにせアーティストラベルなのでプレゼントに裸で渡したっていいぐらい!
これから暑くなるシーズンに嬉しいのが、ゲオルグ・ブロイヤーではないかと。

という訳で、ゲオルグブロイヤーで大量更新しましたー。
若い娘の引き継ぎがうまくいっている、というのはワイン業界すっかり多くなりましたがここもその一例のようで。
ドイツの基本形をとらえるにはぴったりのワイナリーですね。

「ワインのプレゼントは高いモノ一本で攻めるべし」が基本だと思いますが、これならばお中元にも自分の為にも使えそう。

ここもSQN様やムートンみたいに全ラベルリストとかあるのかなぁ探してみよう。

ピノに関しては「ハマれるかどうか」だと思います。ハマったらこれしか買わなくなるタイプ。
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