オタクDEワイン!シンクのティスティングノート

☆アキバ系ワインブログ☆

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

奈須きのこでも虚淵玄でもないよ! フェイト・ピノノワール&クローン777

うぇるかむ!
まだまだやれますカリフォルニアワイン特集、今回はピノで同じヴィンヤードから二本いっとこうかと。

eoGZr.jpg
ycd5p.jpg

フェイト・ピノノワール・サンタルチアハイランズ2009
フェイト・ピノノワール・クローン777・サンタルチアハイランズ2009

え、わかりづらいです?っていうか何が違うのって?それはこう、それこそみんな大好きTYPE-MOONのあれこれぐらい違います。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
フェイトってワードだけでもう我々の中ではステイナイトとかテスタロッサなわけですよ
文字だけ系カルトっぽい出で立ちのこちら、モントレーはサンタルチアハイランズのパライソ農園のグロワーワイン(畑元詰ワイン)の最上級品という位置づけになります。
で、上記写真の通常版とクローン777との違いは使用葡萄の違いです。
同じ区画らしいのですが、ブルゴーニュのクローン「DIJON 667, 115」のみを使用したバージョンが通常版のようです。
クローン777も一応固定があるのかどうか、はちょっと不明・・・の割に値段が4000円以上クローンのが安いのです。
ここはアレですか、「とある~」ですか?
で、当然グロワーワインということはつまり普段どこに卸しているかが問題になるわけです。
正規インポーターではヘス、モンダヴィ、コッポラ、ベリンジャー辺りへの卸が主とされています。
ようするに、そんなに高いブドウ畑ではありません。モントレー主体という形で買っていないんですねコレ。
今回の最高区画に関してはピゾーニの隣、という隣畑系ではあるようですね。
セインツベリーやモーガンなどへの供給もあるようで、これらちょっといい畑から出しているのではないかと推察。

で、このワインの調べのためにインポーターサイトにいったらちょっと驚きの画像が
pizo-nihane-daro2.jpg
なんでやねん!ピゾーニ関係ないやろ!!
この画像、「こんな有名なワイナリーが買い付けています」という大コマに配置されていたんですが、隣畑らしいけどピゾーニ関係ないやろ!!っていうかピゾーニに卸してたら大事件だわ!!!嘆きをサケンデー!!!!(エクスカリバーを振り回す)
(ピゾーニはパライソ同様にグロワー。つまりピゾーニはピゾーニの畑のブドウしか使わないハズ。ついでにいうとピゾーニはこの周辺で最高峰に有名で人気で知名度の高い畑)

香り・味わい(最大10pt)
フェイト:♥♥♥♥♥♥♥♥(個人的に♥+)
クローン:♥♥♥♥♥♥♥
宣伝は残念ですが味わいはなかなかの出来。さすがセントラルコーストはモントレー地域限定畑モノ。

☆フェイト
色は綺麗にルビーがかっていて、エッジに変化までは無し。色自体はかなり赤さが強く「軽いカベソーかな?」程度には濃い目。
香りはチェリーの印象がキッチリ。
そこがソース感があり、またセイロン紅茶のニュアンスもあってなかなかにティータイムっぽいオシャレな雰囲気を出しています。
味わいはスムーズさがあり、まろやかさよりもスッとした飲みくち。
薄口、ではなくチェリーとイチゴの印象や柑橘系の酸味がくどくないししっかりと丁寧さが見られるんですね。
樽もあまり見られず適度さをわきまえた、あまりカリピノらしくはない仕上がりでしょうか。
キャラメル系の甘味とセイロン茶の強く抽出されたタッチを残しつつ果実のアフターで〆。
パワフルさはあまり感じさせない点では、カリピノマニア向けではないのですが、それが結構綺麗さにつながっているように思います。
酸が結構強めなので、案外と年数もってくれそうな気も。
同時に、あまり書かれていない醸造面などに特色が出せたらこれはもっと伸びそうな気もしますね。

☆クローン777
色はほぼ同年代のハズなのにちょっと褪せはじめていました。
香りは結構チェリーの缶詰どっさりって感じで重ため。
果実の感覚自体が結構ずっしりしていて、明確にフェイト本体とは違いが見られます。
茶葉の感覚は比較的似ているかしら?
味わいも同様に、割りとエレガントで良くまとめていた本体に比べてずっしりしたタイプ。
酸味もかなりあって、果実のアメリカンチェリー&さくらんぼのタッチがしっかりしています。
タンニン感も強めで田舎ピノって感じのキャラなんですね。ブルゴーニュだと下の方のワインってかんじ。
こっちは本体とうってかわってサンタルチアハイランズらしくないのじゃ?という程度に独特な田舎臭さをもったワインになっています。
これはこれで面白いかも。
ただ、ツメが甘い印象はあるかな。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥
価格がそれぞれクローンが7800円、本体が11000円です。
どちらも難しい価格だなぁというのが正直なところ。
というのも、8000円とか11000円とかって単純に
「ピゾーニが買える」
これはちょっと手痛いでしょう。隣畑なので安い、がウリなのに隣と価格帯が同じとは・・・・・・
カリピノというジャンルの中では高く、ブルゴーニュまで合わせてピノ全体なら普通に見えてくるって感じでしょうか。
特にクローンの価格は中途半端かも。カリピノの勝負どころとしては難しい。
プレゼントには何かと使えそうな名前ですので、運命を感じたらチョイスしてみましょう。
飲みやすいスタイルであり、また冷やしめでも飲める方なので扱いやすいのも良いポイントではないかと。

という訳で、フェイトシリーズでした。
アニメ好き向きな名前まんまんで、内容も悪くないけど価格はちょっと高いよなぁという惜しい感じのワインですね。
うまいことプレゼントに使う機会があればお試しあれ。

どうもクローンの方は売り切れてるっぽいですネ。

楽天とかみたいなショッピングサイトで「フェイト」で検索すると「サイフ」か「なのは」か↓
関連記事

| アメリカ | 06:39 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://sinquwine.blog.fc2.com/tb.php/349-4b591505

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT