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超弩級カルト!完璧の存在・・・とその監督が作る最安値ワインの実力とは  ハーラン・エステート&ボンド・メイトリアーク2010

うぇるかむ!
前回、オールスターセリーグとして「コルギン」を紹介しましたが、今度はオールスターパリーグな存在です。

201406242116496a3.jpg

メイトリアークとハーラン・エステート。
両方共2010年になります。もうこの画像でゾクゾクものですね。ええ。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
説明がいるのかしら?
というぐらいに有名なハーラン・エステート。
知名度トップはスクリーミング・イーグルに譲りますが、次点に確実に来る存在ではないでしょうか。
コルギンをセリーグとしましたが、こちらも
「メルロの魔術師ミッシェル・ロランとカリフォルニアカルトの為の存在ボブ・レビィ」のプロダクション。
ビル・ハーランという経営者がホテル経営で物凄い富豪かつ完璧主義者で、パーカーもその点を大絶賛していてよく言われる完璧主義云々の正しい文(日本語訳)には
「ビル・ハーランが日の打ちどころのない運営をしているメドウウッド・カントリー・クラブアンドリゾートに滞在したことがある人なら、誰でも知っていることだろう」
というもの。ミッシェル・ロランが粒ごとの選果に驚いたという逸話なども有名でしょうか。
パーカーの賞賛はコルギンの時と同等で100点に関しては単独で5回とっており
「赤ん坊がミルクをこぼすように賞賛の言葉があふれでた!」
「1500ケースが出荷された1998年の春に長い行列が出来てしまったのは私の熱狂のせいかも。テヘペロ☆」

など、「何言ってるんだこのオッサンは?」と思わざるを得ない言いっぷりです(コルギンの時も「あれ、結局褒めちゃったわ~めっちゃ褒めちゃったわ~」とか言ってたり)

ボンドはその醸造コンサルタントであるボブ・レヴィが当時ハーラン氏がもう一個運営していたワイナリーの畑の個性を見抜いて
「これ、DRC(ロマネコンティ)みたいに畑ごとに違いを出して売ったら面白くネ?」
「お、いいすね、オナシャス!」
と持ちかけたプロジェクトで、ハーランとは全く別の畑で作られているものの、殆どハーランと同様のプロダクトがなされているシリーズです。
その畑というのがセント・エデン、 メルベリー、 ヴェッシーナ、プルリバス、クエッラという5つで実はこちらでもPP100点ワインが存在していたり。
今回はそれらのミックスという事実上の早のみ向けセカンドラベルがメイトリアークです(トップ5つはそれぞれ色分けマークが存在していますがそれすらもなくシンプルになっています)

いずれにしてもボブ・レヴィやミッシェル・ロランという、今のアニメ界で言えば虚淵氏並に「いるだけで評価される」作り手が名を連ねるこれら超カルトワインの実力はというと・・・

香り・味わい(最大10pt)
ハーラン:♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
メイトリアーク:♥♥♥♥♥♥♥♥♥
両方共相当のヤばさを秘めたワイン!
価格ゆえに当たり前ですが、ハーランは成る程!パーフェクト・カベルネの真骨頂を感じさせる堂々とした作りになっていました。
そこで比べてしまうとメイトリアークは大分劣るのですが、こちらは何というか方向が違ってスーパー・トスカーナを感じさせる作りなんですね。

☆メイトリアーク
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色は赤さがしっかり強くクリムゾン。少しだけ透けがある。
香りが結構青臭さがあって、なんともカベルネ感を感じさせるカシス要素などがたっぷりとしています。
典型的なカベルネのワインの香りなんですね。それも純度が高い。
味わいはハーヴのニュアンスが先立って目立ち、不思議なぐらいさわやかなハーヴ感!
果実の濃さやタンニンなどもあるものの、どこか白葡萄を混ぜたのかな?と思わせるような綺麗な味わい。
なんといってもその草木の印象が強く、これはまぁ未熟だったりしたカベルネのせいだとも思えるのですが、このハーブとカシスのバランスも結構品性を感じられるモノで。
後味の抜け方がとてつもなくスーパー・トスカーナを彷彿とさせ、割合とオルネライア辺りに近い感覚でしょうか(サッシカイアみたいに暗くはない)。
割りと同じカウンターで飲んだ人の感想がよろしくなかったんですが、個人的には結構楽しいヤツだと思っています。
値段まで考えたらコレでも充分ですよ~。ブレンドカルトらしからぬバランス感覚ではありますが、少しサンジョベーゼめいた出来というのは母体となる作り手のレベルの高さを感じさせます。
クインテッサ辺りもそうなんですが、ナパカベってたまにこういうのがあってかつ低評価気味なんですが、このハーブ感結構好きになってしまいます(CV:園田のラブライブCM)

☆ハーラン・エステート
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色はメイトリアークとほぼ一緒。濃い目ですが結構透け気味です。
香りはうってかわってドッと強くバニラとココア&ハーヴを主体とするカリカベの直球ストレート190キロです。
味わいはパーフェクト
当ブログで何度か書いた「パーフェクト・カベルネ」のスタイルですが、その中でも個性を持った存在。
見事に濃いカシスとハーブ感覚がひたすらにアフターまで残り続けます。
それでいて調和性がしっかりとしていて、しかしタンニン感はそこそこに強くあり重たさを持っているのが特徴です。
ナパカベってどちらかというと軽やかというか甘みの方が何だかんだ強かったり(パーフェクト・カベの代表としてクインテッサやオーパス・ワンを引き合いに出す私としては)するのがまた個性だと思うのですが、その中でも明らかにコクがあるのが特徴。
少しのスパイスや葉巻感なども見事に調和!
パーカーが「シュヴァルとムートンとラミッションがブレンドされたみたいな味!」とよく分からない発言もしているのですが、飲んでみてちょっと納得してしまいました。
シュヴァル・ブランなみにハーヴィーでなめらか、ムートン並にリッチで果実味があり、ラミッション並にバランス良くスパイスが香る・・・・・・
ラベル通りのエデンな世界観です。

秋葉系らしく近年の萌えキャラで例えるなら
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こいつネ。火力があって装甲もあって知名度高くてレアでっていう。
あ、この写真なんですが、今日ワイン飲みがら28回目の大型建造でついにゲットしましたフヒヒ~☆

コストパフォーマンス(最大5pt)
ハーラン:コスパで図るモノではない
メイトリアーク:♥♥♥
ハーランはもはや「手に入れる、飲むという行為がスゴイ」という話なので、もうコスパ云々の域にいません。
パーフェクトカベルネの中でもその濃さや果実の充実感などは圧倒的火力ですが、萌え例えで大和とした通りで
「別に長門かむっちゃんでも充分じゃない?」
という気がしないでもないです。
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この値段払える人は、飲むのでしょう。そういう次元です。
もしも、こうした有料試飲などで登場してたら、是非口にして欲しくはあります。あ、私は今回一杯一万六千円払ってます(キリッ
メイトリアークはグッと値段が下がり、1万5千円ぐらい。
その値段であれば他の候補者が出てくるので、その意味では普通でしょうか。
知名度や醸造家で買う、という意味では安めだと感じる人もいるでしょうか(もっともそれは当ブログをやっちゃうみたいな変チキなマニアックさの人ならばですが)
プレゼントにハーランを贈る人はアラブの石油王で疑いがないんですが、メイトリアークでも充分にその役目は果たしてくれるでしょう。
料理は濃い目、というよりもうワイン単独で飲んでお腹いっぱいになるのがいいのではないでしょうか。

という事で、ハーラン・エステートとボンド・メイトリアークでした。
熱狂的ファンがいるナパ・カルトの中でも真髄に位置するワインをようやく飲みました。
こ、これで「好きな地域はカリフォルニアです」というにやっとなった気分・・・・・・え、イーグル?知らない子ですね?
ハーランの濃さとその完璧さ、というのはぜひとも味わって欲しい超常的なレベルにあると私も感じましたが、それにしても価格が、ね。
これを一口味わった上で「これに近いモノないし自分の好みのものを探していく」のが一般的なワインラヴァーではないでしょうか。

楽天では横並びでこの価格です。ヒエェェェー

こうして並べると安く見えるけど、充分高いからネ!?

秋葉民も「アメリカといえばスクリーミング・イーグルやオーパス」みたいに「戦艦といえば大和とか綾波」としか知らなかったハズなのに、今では7割以上は戦艦と駆逐艦と重巡洋艦もろもろ100艦ぐらい名前だけなら空で言えるモノなぁ・・・
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