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安旨チリでボルドー右左風を楽しめる! ビルケルト・ラホヤ・グランレゼルヴァカベルネ&エコス・デ・ルーロ・コルチャガヴァレーシングルヴィンヤード・メルロ

うぇるかむ!
今日はチリワインになります。チリの安いラインって私飲み始めは嫌厭してたぐらいなのですが、ここ最近すっかり見せられています。
というのも、ハッキリとした海岸沿いや海風を受けた所謂海ワイン系が結構安く出ている事が多いからなんですね(スーパートスカーナとかも海系)
海ポケモンですよ、ラプラスですよ、カスミですよ。というわけで、本日の

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ビスケルト・ラホヤ・グランレゼルヴァ・カベルネ2012

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ビスケルト・エコス・デ・ルーロ・シングルヴィンヤード・メルロ・コルチャガ2010

同じワイナリーののミドル級カベルネとそれよりワングレード上のシングルヴィンヤードメルロになります。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥
チリってラベルがダサすぎてドン引くケースも結構多いのですが、比較的オサレに出来ているのではないでしょうか。
ラ・ホヤは「宝石」という意味なんだそうで、六角形に段差をつけてあるデザイン。
エコスの方は墨画デザイン。ワインメーカーのサイン風も相成って結構シックな印象です。
ワイナリー自体は結構歴史が古くド大手なんですが、日本ではもっと有名ドコロに比べて目立っていないビスケルトという所(なんかロゴがベリンジャーに似てる気がする・・・)
オール自社畑、女性ワインメーカー、コルチャガヴァレーの中でも海沿いという辺りが特徴で、たまーにパーカーポイント87点つくかなーぐらいのワインを作ってたりします。
チリの場合、結構でかいメーカーが色んなモノとラインをたっぷり作るというのが多く安さの理由のひとつにもなっていますが、自社畑オンリーで今注目なチリシングルヴィンヤードをやっているのはなかなかおもしろいのではないか?
それと、カベルネの方は私が好きなエルミタゼ系で10%ぐらいシラーが入っているとのこと。
まぁ一番の原因は・・・・・・とある店員さんに
「このメルロはサン・テミリオン感がめちゃする。めちゃスゴイ。今日はコレだけ買ってて」
と倍値ぐらいするワインと検討したら、こっちを激しく薦められてそのまま購入してしまったのでした。
さて、その実力はというと・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
ラ・ホヤ・カベルネ:♥♥♥♥♥♥♥
エコスデルーロ・メルロ:♥♥♥♥♥♥♥♥♥
めちゃスゴかった・・・

☆ラホヤ
色は濃く紫でハッキリしまくり若さを感じさせます。
香りに強くカシス、ブラックベリー、ブルーベリー感少々に樽もしっかりなジャミーさ。
チリっぽいスモーキーで葉巻やインクのタッチが香る大人のおっちゃん仕様なハードボイルドなキャラしてます。
味わいも濃厚カベルネの充実感。
結構タンニンと産があり、樽っぽさもしっかりとしているのが特徴で案外と熟成をしてくれそうかな?と思うほど。
果実感がハッキリカッツリとしているのはエルミタゼ効果でしょうか?
アフターまで甘さや酸が残りちょっとの葉巻感を残してフェードアウト。
ミント感などはあまり無い点が、個人的には残念ポイントなのですが濃密なカベルネ主体ワインの要素は満たしています。
メドック系の味わいに大体親しい感じですね。それなりで、ちょっと重たい大人味。
前述の通りハードボイルドなキャラクターで、男性ウケのが良さそうネ。

☆エコス・デ・ルーロ・メルロ
色は濃い目で透け無い赤。とかく赤さがしっかりと出ており、エッジの変化などは見られません。
香りはプラム要素と葉巻のダブルパンチ。それに獣感がおとなしめに感じられます。
ダサいメルロだと獣感も強すぎて臭いの領域になったりするのですが、私が呑んだ限りではそれはなくバランスイイカンジ!
味わいにメルロらしい丸い舌触り、質感が多分にあってグッドなメルロー呑んでるわーって気分にさせてくれます。
それほどメルロの特徴って今個人的にブームがきてないのですが、流石にこういうしっとりした味わいを見せられると気分が高揚します(CV:加賀さん)
果実の感覚は結構強めですが、アフターのココアっぽさに美味しいバターの余韻でチョコパンのよう!
葉巻や胡椒のスパイシーさがあるのはチリっぽいのですが、その後の穏やかなタッチは新世界よりむしろフランス寄りです。
サンテミリオンは言い過ぎ!ですが周辺地区やフロンサックと私は完全に錯覚しました。
多少日があいても果実の甘さやバター感が存在するので、結構長く飲めるのも安旨系として嬉しいところ。
最近の漫画だと、ジャンプ連載中のワールドトリガー(アニメ化おめでと!)の年齢高いチームぐらい、キッチリして大人なキャラを思い出したり。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
コスパは抜群にいいです。特にエコスデルーロ!
カプ・ド・フォジェールの代打として完璧
ボルドーはフロンサックもすっかり値上ってしまい、右の安旨代表だったカプ・ド・フォジェールも3000円超える事が出るくらいになってしまいました。
しかも値段が跳ね上がった09と10というグレートヴィンテージが果実のバランスがド崩れててむしろ美味しくないという・・・・・・
で、エコスデルーロは2700円ぐらい。チリワインとして見れば高めのランクなんですが、メドックでこれより美味しい可能性があって同価格帯ぐらいの「現行の」メルロって思いつかない感じ。
(それこそ、カプ・ド・フォジェールが1980円ぐらいだった頃なら太刀打ち出来たんですが)
ボルドーで3000円前後払う危険性よりは、こちらの方がオススメ出来るというものナノデス!
また、ラホヤの方も結構しっかりとした作りで1500円前後ですからこれもかなりイケてます。
とびきり上等ではないのですが、ハッキリした重たさはむしろボルドー派にオススメな一本(チリっぽさがあるのでバレそうですが)。
チリの実力を鑑みるなら充分に強力なワインだと思います。
そこそこラベルはカッコイイのですがプレゼントには向かないでしょう。ブラインドティスティングのキラーアイテムとして私は使いたいかな。

というわけで、ビスケルト社から二本おおくりしました。
チリの向上の経緯を知れるほどワイン歴が長くないのは残念ですが、しかしチリワインが安旨であるのはやはり外せない事実。
どこもかしこも値があがっている今こそチリワインが強いのは事実なんですよネ。
是非お試しあれ。

この価格なら文句なし。右岸よサヨナラ!

こっちも直球でいいワイン。このワイナリー、他のワインも攻めようかしら・・・・・・
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