オタクDEワイン!シンクのティスティングノート

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オーストラリアの・・・サンジョベーゼ!?ドリンカピリティ!? ビトゥイーン・ファイヴベルズ・

うぇるかむ!
今月はなるべくオーストラリアでつっぱしりたい!
という訳で、今日もヘンテコなワインに勤しむのでした。

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ビトウィーン・ファイヴべルズ・レッド・2012・・・
って、何ぞこのラベル!?ってなりますよね。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
やったもんがち!やったもんがちなのです!!
ラベルはそれぞれのブドウの配合比率やのみごたえや酸などをグラフ化したもの、とのこと。

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で、毎年配合を変えて一番旨いと思ったもので作ってるらしい(前年度はシラーが主体だった)んですが、今年はなんとサンジョベーゼです。
ネッビオーロだとかサンジョベーゼだとか、イタリアの誇りみたいなブドウなんですがそんなところは無視です。
どれぐらい無視かというと、艦これの山城が提督に対してケッコンカッコカリを断るぐらいの無視っぷりです。

8bwpc.jpg


作り手はデヴィッド・フェスク、レイ・ ナデソン、ジョシュ・ダンという三名によってなんと2009からヴィクトリア州で立ち上げられたプロジェクト。
なんか公式サイトに行くと長々とデヴィット氏や案の定ネッドのトークがかかれている訳ですが、重要なのは醸造方法です。
これまた引用すると

「バイオダイナミックやオーガニックの畑で育ったブドウ(シラーズ、グルナッシュ、サンジョヴェーゼ、ジンファンデル)をそのまま使い、一切の添加物を加えていません。足踏みによる破砕の後、500kgの容器に入ったまま野生酵母で発酵は始まります。その後、古樽に移しそこで発酵を終えます」

ある種の古典的生産方法な足踏み破砕、しかも適当に勝手に作っています。
なんかグラフ化とかしていますけど、作り方はピュア・・・・・・というよりもはや適当の域です。
ワインを芸術的で上等なアイテム、と見る向きには全く相性が悪い作り方といえるでしょう。
自然派の局地みたいなところではあって、ビオ厨には間違いなくバカ受けをとっくにしているワインではあります。
個人的にはどーであれ美味であることが大事なんですが、このワインは実は有料ティスティングしたあとにボトルで購入しました。
その真意はというと・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥
なるほど、ドリンカピリティ
なんとなーくでグイグイ呑んでしまって、予想以上に早くボトルが空になってしまうワインでした。
良く言われる「言葉なく自然になくなってしまうのが真の美食だ」みたいな格好つけたアレでいえば、100点のワインでしょう。
本当にグイグイ!グイグイグイ!!
その理由は「薄口で飲みやすいから」では全くありません。確かに評論家好みのスゴイツヨイボディだとか甘さとかではないのは事実。でもつまり薄いんでしょ?ではありません。
味わいの変化スピードが早いから「次が気になる」んですネ!
なんとなーく、その予感があったので買ってしまった訳なのデス。

色は比較的赤さが目立つライトなカラーリング。
香りに品種ごとの特徴的なプラム、レーズン、プルーンなどがそれぞれに香っており、また肉々しい感じもまま出ている。
まとめるようにサンジョベーゼなんだろうなぁという明るいハーヴ感が良い感じにアクセント。
ここの感じ方がバラバラの理由は、変化率が非常に早くしかもバックしたりゴーしたりを繰り返すんですね。
嗅ぐたびに、レーズンなどの紫果実の要素がとびぬけて感じられたり、カシスっぽさすら覚えたり・・・を反復したりします。
温度、酸素による味の変化を如実に受けやすいワインです。自然派ってだいたいそうでは?と思われた方は鋭いのですが、その中でも品種のバラバラ加減のせいか特に感じられます。
ただ、共通してビオっぽいレモンライムの酸や土ッ気は見られたり。
そして、上述の通りその割に飲みやすいハーヴ、ユーカリ系の味わいが出る時があるので疲れないのもいいところ。
日本のワイナリーだとかラングドックやロワールなどがやっていない品種、サンジョベーゼ主体なのがかなり生きているんじゃないかなぁと思っていますが・・・・・・確信は持てないデス^^;
自然派系ド直球ワイン!

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥~♥♥♥♥♥(つまり人による)
5000円ちょっと、という価格はそこそこにリスキーです。
自然派に今までノータッチだった人向けではない感じがして、むしろ自然派の人は私が書く数ヶ月前にケース購入してますよね?といった具合。
通常通り更新するならば、私は♥♥♥をつけるんですが今回ほどこの項目でどうつけて良いかわからなかったのもないかもしれませんね・・・・・・それぐらい好みが大きく別れるでしょう。
よって、ヘンテコラベルファンも多い自然派にこれを渡すと抱きつかれます。それ以外の人にプレゼントするのは大いなる賭けとなるでしょう。
基本的には、持ち寄りワイン会などで周囲のド肝を抜くのが一番いい使い方だと思います。

という訳で、ビトゥイーンの2012年版でした。
注意として一応書きますと上述の通り、同じセパージュのワインが作られないワイナリーです(それは私が尊敬するシンクアノン様以上に!)。
ですから、特にワインにマンネリしている玄人の方や面白いのを求めている方は2012版を一本チャレンジするのはいい転機になるかもしれません。
なにせ、そもそもがオーストラリアでサンジョベーゼですからねぇ・・・・・・

これ本当、面白いと思うか駄作と思うかだと思います

白のラベルもこんな感じです。自由だ!!!!
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