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カロン・セギュールイベント行ってきましたーッ!~数種類のセギュールと抜栓時間のアレコレ~

うぇるかむ!
先日のカロン・セギュールのゼネラルマネージャー、ローラン・デュフォー氏を迎えてのスペシャルティスティングイベントが行われてました。

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という訳で呑んできまくりました、カロン・セギュール!
今回、実は初めて関係者がきての公式イベントだったのだそうで、わくわくで行ってまいりました。
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←ローラン・デュフォー氏
海外の人って話すときめっちゃ動くけど、終わるとめっちゃ微動だにしない止まり方しますよね(撮り方失敗したわぁ)
話の内容はそれほど大した事はなく、ネット調べで可能な範囲でした。
マニアックな醸造の話はありませんし。
ただ、アジア圏への意識のベクトルがかなり向いている、という話はされてたのでボルドーの必死さはうかがえます。

☆1点だけ質問してきました。
というのもローラン氏、サインボトル求められまくりで全然質問時間なかったんですよ
で、色々考えた結果、何を質問したかというと
「セギュールのワインは、デキャンタージュや事前抜栓は必要?
というモノにしてみました。
いや、テロワールとか醸造方法に関して質問してもこれまであんまりピントを得たモノがなかったっていうか、それ某ワイン雑誌がやってくれるよね勝手に・・・って感じでしたので、基本的ながら案外されてなさそーな質問をしてみました。
答えは
「ヴィンテージによって異なるが、2~3時間前の抜栓が必要だろう。保存状況にもよるんだ、君がもしも買ってすぐに飲むならそうした事はしない方がいい。新しいモノほどデキャンタージュよりも事前抜栓があるといい。私はこの間89年のセギュールを飲んだが、それは抜栓4時間程度で飲んだ」
という内容でした。
今回のワインに則して話していたので、
09:2時間前
04と99:30分程度
95年:1時間程度
というような抜栓アンサーでした。
ボルドー人だしカベルネの人なのもあるとは思いますが、結構しっかりとした抜栓放置をされるようですね。

個人的には抜栓後は少なくともボトルにとって1番広い面積の部分までは呑んで放置しなければ意味がなく、また抜栓直後(ソムリエが飲む部分)に関してはワインとはド不味いモノで多くの場合抜栓10分以内にまともに飲む場合にはある程度の工夫が必要・・・と考えていましたが、カロンセギュールのゼネラルマネージャーはずっとまえに開けておくアンサー。
これ、色んな生産者に今後も聞いてみます。

その他細かい話でいうと
・いつの間にか100%新樽になってるしハンドピッキング後の選果は機械(ブラーヌ・カントナックとかもそうね)
・本人たち的に2010の方が2009よりは本来のボルドーに近い。
・ラフィットの発音が「ラフィー↑」って感じだった
・サインボトルはiの発音の点部分をハートマークにしたりでこのおっさん結構かわいい♥

で、肝心のワインですね

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ウェルカムドリンクがこれ、マルキ・ド・カロン。セカンド位置づけでカロンの余ったメルロを使いまくるワイン(なんでセパージュが右岸系でカロン・セギュール本体とはまるっきり別物。新樽も30%だし)
09年というヴィンテージらしい味わい?
色はクリムゾンレッドで香りに葉巻、カシス、ハーヴ、スパイス少々に甘いタッチ。
あったか系の感じが強く、チリメルロっぽいそこそこのワイン。
結構果実がしっかりとしている。

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に対応して09のカロン・セギュール。グレートヴィンテージで本人たちもかなりの出来と自負。
色自体はしかしこのぐらいの年代だとセカンドと殆ど差がないんですね。
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あ、この写真じゃさっぱりわかりません?デスヨネー
香りは目が覚めるようなハーヴの強さ!
カシスプラムといった果実や葉巻やスパイスなどの要因もありますが、カベルネからきてるであろう青いハーヴ質がむんむんです。
味わいも当然それを主体としてグッとハーヴの印象。さらにミルキーな樽要素といった感じでアメリカライクともいえるかもしれません。
チョコ系の甘やかさよりもいっそフランめいた印象をもったクラレット。
強烈なカベルネの質に09年というモノを感じさせるワインでした。

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一方目立たないヴィンテージの04。
これも色自体は09と殆どかわりがないのですが、ほのかに薄くなってはいます。
ならべてしっかり見てやるとわかるかなーって感じ。
香りはやっぱりハーヴが強くて、この青さを残すのはカロン・セギュールのスタイルなのかなと。
チョコレートのような甘さは結構ここは出ていて、メルロが強かった年なのかな?と思わせます(ちょっと未調べ、時間がないデス!)
味わいも全体に薄造り。ハーヴとカシスの甘みが主体に、キノコなどが少々見え隠れしている感じ。
ミルクチョコ的なアフターになっていて、ゆったりとはしているんだけれど成長途中といった感覚でした。
今呑んであまり感動しないタイプ。熟成に期待・・・?

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一気に古くなります、99年。
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かなり醤油的でエッジもオレンジが入っていますね。実は95年よりも色は枯れてる感じでした。
香りはそれでも草木の印象が残っていて、柑橘系の熟成感がでています。
旨味香はそれほどなく。そこにカシスなどがほんわかのってきますね。果実感という意味では全体に薄めに思いました。
味わいはカベルネの比率が高そう(印象ね!)でけっこうトリュフなどのキノコ数種類が出ており、そこにブラウンシュガーでつけたチェリーやカシスなどが感じられる感じ。
アフターは長くなく、スッと閉じて終わる感じでした。
果実がコレ以上かかるとなくなりそうで、今が呑み頃なクラレットだと思います。
好きな人は好きなタッチでしょう。

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ラストは95年、結構な良好ヴィンテージでコレと09を期待して行くの人というモノ!
色はけっこうしっかり赤さが健在してました(写真まったく良くわからない感じなのでスルーで。
香りはスパイスのタッチと旨味香が大分強くなっていて、かなり土っけがスゴイ。
熟成期間分、キノコとか七味唐辛子とかが入ってきて、甘味はチョコレートなどのようなカカオの苦さも感じられるモノに。
味わいはダシ系にまで到達していてあまり果実は感じられず、また結構薄みなところに上記のようそが入ってくるので個人的には「ごっちゃごっちゃ」な感じで……う、うーん?
いや、これこそが「繊細」というのでしょうけれども、私的には呑み頃を過ぎてしまったような気がしました。
このクラスになるとボトル差が大きく出る、というのは勿論なのですが、でかい買い物なのでこれは怖いですね。

もしかして、私、オールドヴィンテージ嫌いなのかな?
ティスターの好みという意味では私は新モノカベルネの方が好きなようです・・・・・・

ティスティングの総評とすれば
「結構いいクラレットなのは間違いない。しかし、コスパはボルドー価格である。高い」
という感じですネ……
一枚目の写真の価格でどれも売っていた訳ですが、それは高いよね?っていう。
09年が何故か1万円なので、これを熟成&投機で買うのはありだと思います。果実ツヨイのは確かですしね。
ただ、それ以外に関しては値段分で私なら別のワインを買う。
09にピンポイントで狙いを定める方が私はオススメです。
マルキ・ド・カロンに至っては売りのハートマークなどもないですし、スルーしてかまわない感じでしょうか。
オールド派ならば99年は結構呑み頃なので買いごたえがあるかもしれません(1万8千円なら別の国のクラレットを正直オススメしちゃうけど・・・)
味自体は悪くないんですが、なんともボルドーな値段にはちょっとお手上げかなぁ。
やっぱりプレゼント専用機なのかもしれません、ハートのカロンちゃんは。

という訳で、カロン・セギュールのイベントレポでした。
あんまり醸造テクとかいいところ引き出せなかったんですが、それなりに自己満足してまいったのです!
色々考えさせられるティスティング会でしたね。


まぁ、値段に関して言えば数あるので、なるべくお安い店を探してください。そこは自分の足で見ていくしかございません
◆シャトー・カロン・セギュール[2004]

◆シャトー・カロン・セギュール[2004]
価格:10,584円(税込、送料別)


しかしまぁ、1万円は過ぎちゃうみたいですネ。故にプレゼントには最高のクラレットのひとつなのは間違いないでしょう。
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