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マヴルッドしゅごい!ブルガリアの底力!! テラ・タングラ・オーガニックマヴルッド2011

うぇるかむ!
ここしばらくオーストラリア特集をやっていました

今日はブルガリアです。自分でもブルガリアで更新するとは思っていなくてびっくりなんですがブルガリア。
先日の池袋西武のワイン展ではアッシュブルック09、エデュケイテッド・ゲス12と私的に見かけたら即購入アイテムと今回のワインだけ買ったのです。

Pr07b.jpg

テラ・タングラ・オーガニックマヴルッド2011
これが本当にバケモノでした・・・・・・

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥(マヴルッドの日本的輸入価値としては+♥)
ラベルはイタリアの地ブドウワインめいた雰囲気でもありますね。それほど高くなさそーな感じ。
特にオーガニックグレープのあたりが異様に安っぽいのは残念なところ。ラベルはもうちょい楽しくてもいいのよ?
さて。
そもそもブルガリアってどういうところなん?という話ですが、色んな資料から要約すると

「ワイン造り自体は古くから行われていたけれど、政治もろもろでワイン造りは殆ど崩壊していた。90年台後半ぐらいから資本投資でちょこっと復興しているが忘れられた土地。随分昔の日本産ワイン名義の多くにここの安いブドウが使われていたという劣化版イタリアめいた産地」

といった感じでしょうか。
正直言って、殆どの場合で「こんなところでもワイン作ってますよ!」「へぇ^~」っていうネタ程度になっています。
その中でもこのテラ・タングラというワイナリーは最近出来たいわゆる投資によって作られているワイナリー。
土着品種という以外殆ど情報が出てこない、マヴルッドという品種のワインになっています。
テクニカルデータは殆ど不明で、作り手も良くわからず、ネット上では樽やらオーガニックの基準やら土壌といった大事な要素がさっぱり出てきません。
販売していたインポーターのブルガリア人いわく
「生真面目なワイナリーで、オーガニックもかなりきっちりやっている。このワインはステレンスタンクで作っているから比較的安い」
との事だったんですが、ハッキリ言って真意定かでないと言いますか信じられないというのが正直なところです。
teratanguradenryuua.jpg
そんなワインをなんで買ってしまったかって、もらって電流ビビビッときちゃったんですね。自分、プラカップ試飲で電流走った時は時間をかけて3回もらって判定して買う迷惑な客でございますが、今回も迷惑ついでに購入しました。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥
これナパカベじゃないの!?
カップで感じた予感以上に、しっかりグラスで飲むと樽がしっかり効いたカフェオレ系の、ブレンディングでいえばカベルネ主体メルロにプティシラーとマルベックが入ったナパカベみたい。
マルベックやジンファンデルにも結構近いと思うのですが、マルベックよりもアフターがカベルネに寄ってるんですね。

色はギリギリ透ける程度のガーネット。エッジ変化はなく粘性も中庸。
香りにとてもバニラが効いている・・・・・・というのが個人的に驚きの部分で、これ本当にステンレスタンクで作ってるとしたら今すぐ多くの赤ワインにこの品種をブレンディングして樽使用を抑えるべきだと思う。それぐらい強く出ています(なので、オークチップかなぁとか想像しちゃうんですが情報なさすぎて・・・・・・)
それでいて香りにしっかりとカシスを中心としてプラムやブルーベリーなど重た目の果実ジャム。
果実ジャムが強い中に胡椒など簡単なスパイスも見えます。
味わいはココア&ミントな、あのナパクラレットの中堅クラスの味わい!
果実のパワーが強く、そこにバニラが効いてくるスタイルですがパワフルさの中でバランスはとれています。
甘さは強めですがカシスやブルーベリーの質感と酸味も見られるので、シロップ感などはみられません。
飲み進めると苦味もハッキリ見えてきて、胡椒や唐辛子などのスパイシーさもみられます。
エスプレッソ・コンパンナとハーヴのフィニッシュ。
口当たり自体は14%というアルコール度の割に口当たりが軽めなのは少し残念ポイント、エレガントなタイプでなく
「ワインはパワーだぜ!」
とでも言いたげな余韻30秒。
赤ワイン適正温度の範囲で、少し温度は下げ気味の方がいいかと思います。温度があがりすぎるともっさりしすぎる系。
パワフルなだけのワイン、というのは結構安いワインでは見つけやすいのですが、その中でも味わいに面白さや本質的な美味しさに結びつくものは探すの結構難しいんですね。
個人的に、ボデガス・ブレカ他シリーズに匹敵するテーブル価格帯の衝撃でした。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
ナパカベ匹敵が1800円ってケース買いだよね☆(CV:北上様
アッシュブルックたんの時に「簡易版クラレット」と記述したことがありましたが、これは「簡易版ナパクラレット」とでも言うべきモノになっていてついでにこの値段です。
一応品種全然違うのにね!
バニラ要素が非常に強いタイプ(ジンファンデルやスペイン系っぽさもあり)なので、そういうのが徹底的に苦手な方は避けてください高確率で叩き割ります。
逆に、まだまだワイン初心者で色々世界を知りたい方やカリフォルニア系大好き~という方は一本は試してみてほしい。
2011年ヴィンテージが仮面ライダーBLACKRXばりの奇跡なのか、たまたま呑んだモノの状態が良かったのか定かではありませんが、自分でここまで推奨しておいて今でも信じられないレベルの高さです。

という訳で、テラ・タングラのオーガニック・マヴルッドでした。
あんまりにもすごすぎたのと、しばらくオーストラリア中はミドル~ハイエンドクラスの値段が続きますので今回急遽更新してみました。
意味不明品種の謎醸造でこの味。うーん、ワインってオモシロ!

説明文とかだけでは絶対買わないワインだとは思う

琴欧洲の結婚式で使われたらしい、ここのフラッグシップ・・・・・・って、この値段どういう事!?
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| ブルガリア | 07:30 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

こんにちは。このブログ、とても面白いです。このワイン、私も今飲んでいるのですが、余韻にとても苦味を感じます。まだ初心者なので、この苦味の正体が何なのかわかりません。

| masaaqi | 2015/04/01 22:51 | URL |

>masaaqi様
うぇるかむ!

>このブログ、とても面白いです。
ありがとうございます!もっともっと頑張ってまいります!!

>このワイン、私も今飲んでいるのですが、余韻にとても苦味を感じます。まだ初心者なので、この苦味の正体が何なのかわかりません。

なるほど。確かにこれ、それなりに苦味の要素をもったワインではあるのです(ワインの場合、ほぼ無いこともあるお酒なので)
原因は様々にありますが、醸造方法だったり自然なものであったり品種の特性が係る可能性がひとつ。
この場合は学術的に考えこまないなら「そういうワイン」で済ませてOK
深く考えるとご自身の(masaaqiさんの)体調や料理との合わせ、グラスの状態(ちゃんと磨かれているか、形状はどうか)などの結果苦味が強く感じられる事もあります。
一番の問題は俗に「ブショネ」と呼ばれるコルク異状からくるワインの問題だった場合。
そうすると結構苦味が強く出すぎる事があり、かなり飲めないアイテムになっちゃったり。
経験則からブショネかどうかを判別することは可能なのですが、軽度だったりすると一部プロもわからない事があるのです。

色々なその「苦味」の可能性を書きましたがヨッポド飲めない状態でなければ、そういうキャラクターなのだと楽しんであげる方がいいかな。
特に、このテラ・タングラシリーズなどを始めとしてブルガリアワインは抜栓から4日ぐらい経って力を発揮する事も多いノデス!

| シンク・プリテュール・ノブレス | 2015/04/02 16:43 | URL |















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