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セントラルコーストすらひれ伏すパーフェクトピノ! コールドストリームヒルズ・リザーヴ・ピノ・ノワール2012

うぇるかむ!
久々の通常更新です。で、やっぱりオーストラリアを早い所やらねばならぬと使命感にかられたのでこちらから。

20140504234102c43.jpg

コールドストリームヒルズ・リザーヴ・ピノノワール・ヤラヴァレー2012です。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
ラベルは写真がひとつにブラックのラベルというシンプルなデザイン。
毎年写真が変わる辺り、意識的なラベルですネ。
個人的に森博嗣の四季シリーズ(新書版)を思い出します。あのデザイン、私、好きなんです(趣味

創業者は今やオーストラリアワインの専門評論家と知られるジェームス・ハリデー。
彼ら夫妻、もともとここのワイナリーのオーナーだった訳ですね。
設立は1985年ごろ。で、当時としてはかなり衝撃的だったようで、オーストラリアらしからぬ綺麗なピノとして割りと知名度はあった模様。
また、ワイン漫画でDRCあたりと戦った経歴があったりしちゃう!
他評論筋は割りとスルー気味で、どこも90点がせいぜいという評定ではある・・・んですが、まぁそもそもオーストララリアってグランジ以降の知名度はかなり低いというのも実情かなぁとは思います。
割りと過去の栄光って感じの肩書が多い気がしますね。ハリデーは一応コンサルタントぐらいはやっている模様ですが。
の割に高く評価しているのは、私わりとジェームス・ハリデー評価は評論筋の中ではいい線言ってるんじゃないかなーと思っていたりするため。
その中でも数年に一度作るとい限定醸造が今回のリザーヴだそうで、通常のピノの倍以上のお値段がします。
現評論家がやってたワイナリー、ということでどんなモノだろう?と興味がありつつ呑みました。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
パーフェクト・ピノノワールだ

ko-suto.jpg


リジェ・ベレール辺りがやってるとてつもなくエレガントなスタイルになっています。
割りと寒冷山脈の葡萄かつ完全除便なのが良く出ているのかとてつもなく細い作り。
他国単位だと、ニュイ・サン・ジョルジュとセントラルコーストAVAの合体技みたいな気分でしょうか。
雑味がないのが個性。

色はかなりクリアでクリムゾンレッド。血色系。
香りはチェリーパイのような印象でトーストっけがかなりあります。
クランベリーなどの小粒赤果実よりはイチゴぐらいの大きさを感じさせるんですが、バター生地の印象の方が強くチャチさは0。
味わいはまず口当たりの思ったよりは重たさがある事にまず1びっくり。
とても口当たりが上品でチェリーの味わいがゆっくりと感じられます。
果実の感覚自体は凝縮感はないんですね。ただしナチュラルな印象でもありません。
バニラエッセンスやローズがすこーし入っているのもポイントが高め。
それほどタンニンや鉄っぽさが殆どないのでタンニンっけが好きな人には向かないかも?
とにかく綺麗に出来ており余韻の長さも凄く繊細に消えていきます。
感覚的にはアメリカの高いクラレット、例えばオーパス・ワンやクインテッサを呑んだ時のような、作りこみを感じさせます。
果実がガンガン響かない、日本人好みの奥ゆかしい綺麗さ。

何故かこういう味わいのタイプ、私はメイドさんを思い浮かべてしまうんですが、これはとても若くキュートなキャラクター。
黒髪だけどショートカットな。仕事はキッチリしてるけどどことなく可愛らしい、アニメ的若旦那と年齢差があまりないぐらいの。

で、個人的にコレを呑んで大反省したわけです。
セントラルコースト以外でも、この完璧技工系のインテリジェンスなピノが作れるのだと。
たびたび、世界最強の地域はセントラルコースト特にサンタバーバラ周辺だ!と書いてきた当ブログですがこのワインには、私のそんなイメージを例えばカレラやABC以上に感じさせるモノなんですね。
私はこの辺りの作り込みの激しいワイン、すごく好みで気分が高揚します・・・・・・まさかブルゴーニュへの近さがオーストラリアの方が上だなんて。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
貴方がもしも、9000円近い価格を出せて、かつハズレないピノを飲みたい場合、これ以外の選択肢は省いていいかもしれません。
と、いうのもこれ、スクリューキャップなんです。
ブショネがないスクリューなんですよ早のみ出来る高級ピノが!
これは本格的ワイン通(アンチ・スクリューな人を除く)にとってはエラいことだと思うのですけれどいかがでしょう?
つまり、熱劣化の可能性はあれどこの味わいさえ知っていれば大体の場合この味わいを「気軽にパキッと飲める」ということ。
ブルゴーニュやカリフォルニアが値上がっている今、その感覚に近いスタイルをリスクを抑えめで飲めるというのはビビ
ります。
プレゼントにはスクリューというのが若干日本では軽んじられてるので多少説明が必要ですが、ワイン初心者にとってはまぁ嬉しい仕様ですし高級感はラベルにありますからそこそこ使えそう。
こういうところまで手が届く・・・という所に私はすごく意義を感じるんですが、なんというか職人気質みたいなのは感じさせない点はあるかも?


という訳で、コールドストリームヒルズ・リザーヴ・ピノでした。
これは本当に驚いたワインで、個人の好みでいえばヘタするとNO1ピノかもしれません。
なので、正直皆さんあんまり買ったりしないで欲しい感じあります。日本入荷少なそうだし。


相変わらず大袈裟かつロクに呑んでなさそうでドン引きですが、大量に入荷している点だけはエライ。

デザインセンスにコレを思い出すのデス
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価格:950円(税込、送料込)

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| オーストラリア | 20:54 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

このワインは前から気になっていたんですが、ABCイザベルとどちらを買おうか迷っています。もちろん値段の差はかなりありますが、どちらがおすすめでしょうか?

| せみ | 2014/05/06 23:10 | URL |

>せみ様
うぇるかむ!

>>このワインは前から気になっていたんですが、ABCイザベルとどちらを買おうか迷っています。もちろん値段の差はかなりありますが、どちらがおすすめでしょうか?

との事で、私のあくまでも個人的な意見としては「現行品どうしならコールドストリームヒルズの方が良いでしょう」になります。

いわゆる果実の強さみたいな部分はイザベルの方が上、甘さも同様でボリューム感はあるのですが、まだカリピノ的かなぁと。
より洗練とされた高級ピノの質感はコールドストリームヒルズの方が良かろうと私は思うのです。

割りと方向性は似た上で3000円前後の差は感じさせるモノになっているかなぁと。
価格差分で他のワインを買うか、と比べた時に私はこの2ワイナリーならばコールドストリームヒルズを買いたいです。

プレゼント用の場合はイザベルの方が「知名度」の点で的確な気はします。日本でブルゴーニュ以外の著名ピノ、としてはカレラと並んでいますからネ。

方向性は割りと似ているように感じるイザベルとコールドストリームヒルズ、予算があれば是非両方チャレンジして私の言う意を体感いただくのもいいかも?万円以下のピノとしては、どちらも値段以上には良く出来ていますから!

| シンク・プリテュール・ノブレス | 2014/05/07 06:08 | URL | ≫ EDIT

どうもありがとうございます!ではコールドストリームヒルズを試してみたいと思います。

せっかくなので余裕があれば来月くらいにABCも購入してみます。

| せみ | 2014/05/07 12:05 | URL |















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