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ナパでピノ?100点醸造家のスクールアイドルなピノ  ロッシ・ワレス2012

うぇるかむ!
昨日はソシャゲが「私をピンポイントで狙ったような課金体制だけどどれも少しハズしてる感じ」になってすっごくゲンナリしてました。
ナタリアがなんかシリアス&コテコテすぎるドレスって個性が死んでる……
ソシャゲは引退かなぁワインは引退する気配がありませんが

さて。今回のワインは先日っていうか今後も定期的に特集するだろうラブライブ2期のスタートダッシュ祝に呑んでたワインです。

RKQLX.jpg

ロッシ・ワレス2012
ナパでピノであります!

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥
ラベルは一見するとイタリアに見えるようなデザインをしています。
紋章柄のタッチが如何にもそうなんですが、ちゃんと読んでのとおりナパ・ヴァレー・ピノノワールです。
ついでに下の方に書いてありますが29樽分限定仕込みです。
作り手はリック・フォーマン(フォアマン)。
もはや翁レベルの醸造家さん。
モンダヴィやケンダル・ジャクソンやイングルヌック(それもコッポラ取得前!)などの大手の経験からスターリング、ニュートン、メリーヴェイルなどのコンサルトが悉くスゴイ級ワイナリーの担当、そしてエイブリューというスクリーミング・イーグルと同期でパーカーポイント100点を叩き出すワインを作っているトップクラス!
強かった頃の亀仙人クラスの貫禄持ちです。ジャッキー・チュンな頃の。
で、そんな彼の本腰は上記のとおり「ナパ産のカベルネ・ソーヴィニヨン」なんですね。
なのでなんでまたピノを?と思ったら、どうやらアンティノリが噛んでいるとのこと。

日本では相当知られてないのですが、イタリアの名門「アンティノリ」はナパのアトラス・ピークという所に「アンティカ」という「おいおい偽ブランドですか?」みたいな名前でワイナリーをもっています。
フォーマンはアンティノリのピエロ・アンティノリ氏(アンティノリの中でも多大な影響を持った中心人物)と仲が良かったそうで、その畑の葡萄の使用許可が与えられているとのこと。
加えて、フォーマンの奥さんもワイングロワーの一族・・・ただピノを作ったことがなかったということで
「ケッコン祝いも兼ねてピノいっちょやってみっかー」
と始めたのが今回のワインだそうで。
ロッシ・ワレスという名前も二人の家族の祖母の名前という事。
なんともイタリアンなラベルに納得なナパワイン。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥
正直、カリフォルニアのピノといえばRRVを持つソノマか世界最強産地セントラルコーストという印象が強く(またはオレゴンですよね)まぁ甘さが極めて強いワインではあろうと思っていました。
が、蓋を開けてみたら思ったよりも繊細!
色はかなり薄めで2012年号と推察するのは難しいほど。オレンジが強めに入ったロゼめいてすらいます。
香りはしかしバニラと整ったラズベリーにニュアンス程度の紅茶。
土っぽさなどの重たい要素は無いものの、品のいい茶葉と果実のチープでないリアリティがそそります。
味わいも同様に見た目よりは丸みがあり、またさくらんぼの酸味などがしっかり出ています。
とても健やかに初めから飲めるワインになっている点などはカリピノ的ですが、ジャミーではなく程よくバランスのとれた味わい。
新樽比率50%なのでバニラはしっかりしていますが、そこまで濃縮されてキツくなっていないのは醸造力だと言えるでしょう。
わかる人にはRRVとモントレーの間の子って感じナノデス。
どちらの良い面はしっかりもっている、ただどちらの特徴的な個性を持ちすぎてはいない……ちょっと器用貧乏かなとも思いました。いや、地域個性の話になっている段階で結構スゴイ事ではあるのですが。
こってり甘さがあるけれど、どことなくインテリジェンスな繊細さがある辺りモダンなカリピノ。

キュートな質感だけでなく見た目の押せ押せすぎない控えめなカラー、呑んでみると魅力的なボディと樽系の味わいが制服衣装めいてて、なんともスクールアイドルなワイン!にっこにこにー(見ながら呑んだせいですけど!!

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
この味わいで5000円!もう3000円ぐらい+されてても妥当性を持っています。
ソノマでは同価格だと相当頑張る必要があります。サンタバーバラなら結構並べられる気がしますが、それだとこっちのが上かも。
また、仮にカリピノ試飲会でこれを持っていった場合、もっともブルゴーニュめいて感じてもらえるワインかもしれません(そしてブルゴーニュにこれよりいい5000円以下のワインがあったら是非教えて欲しいです)。
ケース買い出来るほど安くはないのですが、ラベルの品の良さ、醸造家関係の話の多さやアットホーム家族感、コルク栓ですが注ぎ手を選ばない難しくない味わいなどからプレゼントにもバッチリだと思います。
ケッコン(仮)祝いに十分OK。彼女が家に来た時とかにサッとこれを出せたら「この後滅茶苦茶~~」が確定する事請け合いです(ドつきながら
え、ケッコンも彼女が出来る気配もないですって?
ラブライブ見ながら私と呑もう

という訳で、ロッシ・ワレス・ピノノワールでした。
これもっとフォーマンだよぉ~ヨロシクゥ~って宣伝する要素があればバカ売れしますよね?って思います。
ついでに言っちゃうと、タンタラの如くサンタバーバラで何かピノを作ったらワールドクラスが狙えそうな作り手の気がしてなりません。
一歩進んだカリピノ入門として、ナパピノという割と日本ではレアワインとしてワイン歴の高い方にも面白さを提供してくれるだろう万能なグレート・ピノです。


とても絶賛させていただきましたが、とにかく安いうちにストックしておきましょう


本家カベルネ。呑んだことないのですが、インポーターノートを読む&今回のワインを呑んだ感触から推測するときっと美味しい。
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