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陶磁器ボトルの・・・ワイン!? メール・ソレイユ・シルバー(アンオークド)・シャルドネ2012

うぇるかむ!
割りと最近低調気味な当ブログ。
まぁ、やっぱり好きなもの書いてこそですよね~
と思いましたので、最近呑んだ中で面白かったボトルのものを。

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メール・ソレイユ・アンオークドシャルドネ。
タイトル通り、陶磁器入りシャルドネなのです。

ラベル・コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
まず陶磁器な時点で非常に面白い事は明らかであり、それがとても実験的な意味合いを持ち、なおかつ全体のデザインが素敵にハまっている、というジャケ……もといボトル買いな逸品です。
作り手はケイマスのチャック・ワグナーの息子さん、チャーリー・ワグナーさんでこちらは世界最強産地セントラルコースト系それもサンタ・ルチア・ハイランズというど真ん中な白ワインの独自レーベルです。
ケイマスは例えれば、ラーメンのセカンドブランドや日本の漫画雑誌業界のように「ケイマス系列ではあるけれど、名前のどこにもケイマスを使わないブランド」というのを沢山もっています。
アメリカ大手には結構多い手法で、それはワイン通ならばお分かりな「ミッシェル・ロランのプロデュース」などとも違い「ブランド名は隠しているけど、実は同じ資本」ってところですね。
で、このボトルはかなり実験的な内容になっています。

・アンオークド、つまりステンレスタンクとコンクリートタンクでの発酵熟成
・更に陶磁器ボトリングという他にない瓶熟成をかけるテスト
・コンクリートタンクをモチーフにしたボトルデザイン。また、セラミックのボトリングにより光の影響を与えないという利点がある
・したがって、葡萄そのもののレベルの高さをより味わえるのでは?

という事だそうで。
なお、こちらでは通常の樽を使ったバージョンもあり、そちらはごく普通にボトリングされています。
艦これで言えば、夕張ちゃんばりに実験機?いや、もっとスマートに実は阿賀野型?

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裏も結構オシャレですし、もちろんこれらはプリント。シールではないんですね。
更に!
pomR9.jpg
金属製キャップつき、というラベル購入派は飛びつくく仕様です。
この金属キャップが地味に素晴らしい!
というのも、これ、ソムリエナイフなどのスクリューは入るんです(大きさが合わない場合ありえるので注意)。
しかも真っ直ぐに入ること間違いなし!
なので穴にさえあえばとってもコルクが抜きやすい。
このシステム、全コルクワインで使って欲しいレベルで驚きの便利さでした。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥
味の方も流石の最強産地!
また、無個性ぶどうとも言われるシャルドネの素っぽい味わいを楽しめるので、
「シャルドネってどんな葡萄なんだろう?」
というスタディにはバッチリ。
色は透けるもののそこそこに黄色さがついており、熟してからの収穫が予想されます。
香りにグレープフルーツ感とレモンなどの黄色い柑橘系のフレッシュな印象が強く出ています。
味わいは初めのうちは花光そうした酸っぱみのある味わいなのですが、時間がたつにつれてフレッシュさが出てきます。
香りどおりのフルーティーな果実の爽やかさが主体。くどさがなく、かなり飲みやすい作りになっています。
時間が更に経つとパイナップル缶のようなトロピカル系のフルーツも+され、アフターにアルコール感がしっかりと残ります。
おしろいっぽさ、マロンやスカッチなどなどの樽からきているだろう要素はそこになく、あくまでもスッキリした味わい。
ミネラルではなく、酸味が明確に強く長めにある点は特殊かもしれません。
樽がかかっていないことによって得られたのはフルーティー部分の純粋さでありました。
結果的に見ると、樽の強いシャルドネになれていたりする方には物足りないかもしれません。
しかしながら、使い方を色々と考えさせられるシンプルなシャルドネであり、冷涼できれいなタッチはオンリーさを感じます。
料理はシーフード系が基本になりそうですが、意外とさっぱりとした肉料理に対して有効かなとも思っています。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥(個人的には+♥)
個性的なあらゆる要素を含めて3000円中盤程度という価格なのは、ワイン通にとってもビギナーにとってもたまらない!
非常に魅力的な実験作品になっています。
改めてシャルドネという品種を考える、という自分のみやセミナー要点でも使えます。
プレゼントにもこの奇妙奇天烈摩訶不思議なボトルだけで多くのワインよりも楽しませてくれる事でしょう。
3000円代、というのが非常にいいですね。納得の味とデザインで、かつ高すぎず安すぎず。
かなりベストな形のプレゼント・ワインではないでしょうか?
2980円ぐらいが本音を言えば超嬉しいのですが、しかしながらモントレー・サンタルチアまで限定した自社葡萄モノでこの価格なのでそうした意味ではやっぱり破格かも?

という訳で、メール・ソレイユ(メル・ソレイユ)のシルバーでした。
ただ単なるボトルが変わり種の変化球ワイン、という訳でなくしっかりした味でかつ興味深いシャルドネの質感なんですね。
幅の広い使い勝手の良さ、という意味ではコレ以上に優れたモノはあんまり思い浮かびません。
シャルドネを考えるベストなワイン、是非お試しあれ。


ネットではこれが最安値かしら?割りと店舗によってボトル自体の値段違いがありますので、ネットの場合クール便代なども兼ねてお調べください。


なおこっちが通常の「樽を使ったリザーヴシャルドネ」。このショップでも書かれていますが、同じの2つを並べたら圧倒的にシルバーの方が興味を引いてしまうでしょう。これがラベリング理論!
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