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撃ち抜かれる!究極アーティスティックワイン!! シン・クア・ノン・ファイブシューター・シラー

うぇるかむ!
前日、会の様子を書きましたがさてさてって感じですね。
手に入れる機会も金銭的余裕もなくて、なかなか飲めずに私もいました。
日本ではもっとも有名なカルト・ワインのひとつ。改めて、今日はノートをうつしていこうかと

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シン・クア・ノン・ファイブシューター・シラー。
2010年モノのシラーパッケージになります。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
当ブログがこれに満点つけないわけがない
ワインを飲み始めて知識をガツガツ貪ろうとした時、圧倒的に私の中で飲みたかったのがこのシンクアノンシリーズナノデス。
読みがなはシヌ・クァ・ノンだとかシネ・クア・ノンとかシン・クア・ノンとかシニー・クワー・ノンなどなど、色々日本読みされてますね(最後がノンな事だけは概ねあっている)
当ブログはとりあえず一番雰囲気かっこいいからシンクアノンと表記していきます。

ラベルが毎年変わるのが特徴。それをムートンと同じく良く思わない人も多い模様、DRC斉藤氏とかネ。
海外サイトなのでちょっと注意してほしいですがこちら、ファインワインギーグというサイトがコレクションしていました
今年のラベルはファイブシューターというモノクログラビアめいてガンを構えるというシンプルかつアダルティ~なタッチになっています。
また、ラベルに合わせて毎年作り手のマンフレッド・クランクルはポエットを発表する訳なんですね(そこまで含んでこのワインです)
詳しく書くと長くなるので、要約しますと今年のモノは
「5つの世の中の間違った売り文句をシュゥゥゥゥゥーッ!超☆エキサイティン!」
とのこと。その5つとは
「極端条件でも大丈夫・古樹絶対主義・太古土壌・カリフォルニアにおける水はけの良い土地・テロワール」
だそう。っていうか殆どテロワールじゃないんですかって疑問はスルー。
ともかく、こうしたことを言うだけあって醸造家主義的なワイナリーではあります。

テクニカルデータは、データーを引っ張ってくと今回のものはこんな感じです。
・シラー85%、グルナッシュ5%、プティ・シラー3%、ルーサンヌ5%、ヴィオニエ2%。
・76%が自社畑の 「イレヴン・コンフェッション」「ザ・サード・ツイン」 「キュミュラス」 (近年取得した自社畑)
・残り24%が 「ビエン・ナシッド」「ホワイト・ホーク」(昔からビエンナシッド葡萄をめっちゃ使っている
・新樽比率59%のフレンチ・オークにて22ヶ月の樽熟成。
・地域が遠かったりするせいかあくまでも地域はカリフォルニア扱いだけれど、実際はセントラルコースト・・・それもサンタイネズなど寄り
・その他特殊醸造方法などに関しては一切不明

評論評価に関してはもうとりあえずググってください(!?)
っていうか、ここほどラベルとかその案内だけで楽しいワイナリーもないので、是非他のワインも見て欲しいです。
案外「ウチの嫁さんやで^^」とかいうラベルもあったりして家庭的だったり、今回のシューターや有名キュベなアトランティスの「数千年後には廃棄された工場が、アトランティスのように伝説になるかもしれない」みたいなやたら哲学感あるモノまで多数。
パーカー100点最多、というだけのワイナリーでも無い・・・
まさに究極のコンセプチュアル「アーティスティック・ワイン」です。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥(個人的には更に♥)
すごい

色は透けないクリムゾンカラー。エッジまでガッツリしています。
香りはいわゆる「高級シラー」のすべてを持ち、なおかつ圧倒的に美しい。
シャーヴ様エルミタージュは思わず汗をかいて逃げてしまうほど肉薄してくるワインですが、シンクアノン様はそうではなくてもっと知的で賢者的なんですね。
シャーヴがダイナミックで天才肌の茶髪主人公キャラだとすると、シンクアノンはメガネかけてそうな黒髪の天才的頭脳。
驚くほど美しい。
黒胡椒、少しの八角、チャイティーなどのオリエンタルなスパイスからはじまり、スミレや白い花の香りがものすっごいエレガンス。
果実のプラムにチェリーの最高級ジャム、肉の質感は高級なベーコンや燻製のハムを彷彿とさせます。
個人的には某物産展常連の職人のおやっさんが作るあの激ウマ燻製やベーコンに限りなく近いんですがだーれもわかりませんねハイスイマセン。
もうずっとクンカクンカスーハースハーしてたい。
これらシラーの良い要素のどこも角が立たず、バランスがとにかくキレイ。もう説明出来ないんですね。
味わいもそれら構成がもう次々と入ってくる感じ。
何よりも特筆すべきは、要素がとても多いにもかかわらず艶やかに綺麗に飲ませてくれることです。
というより「飲んでしまう」が正しい。
今回、お肉を主体とした鹿肉パスタや肉そのものやテリーヌやパンやチョコやフレーバーティーまで合わせて呑んだ形になりましたが
「その全てを良しとし、なおかつ全てと旨い」
んですね。これ、殆どの食事と相性が良いのではないかと思えるほど。
ワイン通お得意の「繊細」という言葉がずばり似合ってしまうシラー。
アルコール度数は15.2%もあるのに!一部ピノよりもナチュラルで口通りが軽いほど!!
甘さも高級、タンニンもバランス良く入っていますが決して舌をつまらせる事なく、どこまでも飲み続けてしまう。
まさに名前の意味どおり「必要不可欠な存在」です。



インテリジェンスの極地。
ポエットめいた評価が長くなってしまいましたが、そうならざるを得ません。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥(3万円前後で買えるならば)
現行、日本では3万5千円ぐらいで買える事があるみたいです。
もしも売っているのを見た場合は、べらぼうに安いのでなるべく早く買ってしまいましょう。
DVDBOXをひとつ我慢する以上の感動が(ブショネだったりしなければ)そこに存在しています。
これが最高級ワインである、ないしはワインが如何に恐ろしい飲み物であるか、という事実。
プレゼントには当然の如く使えすぎて困ってしまうぐらいな訳ですけれど、是非これは一度口にして欲しいワインだと思います。
っていうか、私が飲みたいので買ったら教えてくださいね☆

というわけで、長くなりましたシン・クア・ノン・ファイブシューターでした。
長らく憧れていたワインなんで盛りに盛っているというか、心情が強く出まくってしまいました……
正直、私は期待しすぎだろうなぁなんてぐらいに思っていたのですが、それも見事に撃ちぬいていただきました。
毎年何かしらして飲まなければならない。
ワインはやっぱり「欠かせ得ぬ必要不可欠なレゾンデートル」だと改まった気持ちです。

ネットショップ大体3万!ファイブシュゥゥゥ!超☆エキサイティン!3Dテクスチャシラー!!シンクアノォン!マンフレッド・クランクルから!!!

おしり柄のグルナッシュもデタ!(CV:大山のぶ代

個人的にベタ惚れしたのが、最近100点とったこのラベル。
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