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SAKURAワインアワード2014(サクラアワード)なるワインコンペが酷すぎる件について~「ここが変だよワインコンペ!」

うぇるかむ!

突然ですがタイトルの通り、今回は
「ワイン業界のコンペティションの面白くなさの典型例がつい最近行われていた」
のを知りました。

その名はサクラ・アワード

一応なりワインブログをやっている身として「これはアカン^^;」と思ったので、当ブログをご覧の方には是非とも

「ワイン業界においてもっとも注意すべき情報は、あまりにも不適当で主観的価値のない大会評価にある」

と言うのを実感していただこーかと。
題しまして
sakuragiri1n.jpg


では、何故このコンペがめちゃくちゃなのか、また消費者がワイン情報で注意すべきはどんな点かを書いていきますネ。

■そもそも、サクラアワードって何?
公式へのリンク
私の書くことを信じる前に、まずご覧になっていない方は公式も見てみてくださいませ。
今回、私はこのコンペを「よろしくない」とする立場ですから、私の文章を先に見るのは不公平とも言えます。
リンクタブひと通りご覧になってから先に進んでくださいねー。

要約すると
「女性がワイン業界はめっちゃ牽引してるんで、女性オンリーのブラインドティスティング会で評価を出し、高評価ワインを売ろうぜ!」
という感じ。
アニメ業界だったら「アイドルがめっちゃたくさんいるんで、総選挙して人気なヤツのグッズだそうぜ!」っていうのと大差はありません。
特徴として「女性オンリーの審査員」というのが特色。一応程度にメディア紹介がなされています。
主催(責任者?)はワインセミナーや試験対策本の大御所である田辺由美氏。
170人のプロスタッフによる審査で優秀だったものをプラチナ・ダブルゴールド・ゴールド・シルバーという形で受賞させます。

・・・さて。
私の批判の前に、公式はご覧になられましたでしょうか?
では、何故、このコンペが非常に価値が低いのか?






問題点1:評価者も評価軸もさっぱり定まっていない
これが最大の問題だし、今回記事にしなくてはと思った理由なんですけどねー。
この審査、ワインボトル5本程度に対して5人の審査員が平行ブラインドして評価するスタイルのようです(公式写真を御覧ください)
この段階で謎にも程があるって感じ!
単刀直入に図にすると
sakuragiri2n.jpg

これ責任ほぼ0じゃないですかね?
170人の中からランダムで5人、その5人による「指標が全く公開されていない100点制度」によってメダルが決まっちゃうって事なんですね。
いくらなんでもこの採点方法は酷いと思います。箇条書きするとこれだけ問題点があるのです

・評価グループによって点数基準に大きくバラつきが出る(あくまでワイン批評とは個人による。つまり、個人が変わってしまっては点数の基準は成立しない)
・評価グループは話し合いが行えるので、声の大きいオバサンの意見が尊重される
・1900本を4日間で170人で片付ける、というのがある種無茶である
・かと言って多数決にもなっていない。170人も1900本も数の無駄である
・ティスティング用は業者提供の2本のみ。つまり、「5人グループ1つだけの評価である」事は明白であり評価者も明かされない始末。また、ワインにおいて重要な状態の考慮は全くなされていない
・信頼できるスターがいない。評価の華がない。

ワイン専門誌などの「5人でX0本を見る」というのもちょっと怪しい気がしてなりませんが、それを遥かに超えるテキトーさです。
その5人すら誰だかわからない全く別の人達の集まりですから!
これ、本当に公平な審査が出来ると考案されたのでしょうか?

ワイン評価における信頼度、というのは

信頼がおけるティスターの評価(例えばパーカー氏や田崎真也氏など味覚がマッチするワインライターなり、行きつけのお店の人なり)>複数グループによるディスカッションティスティング>大多数のコンペ

である、と私は思います。
もっと言えば「イタリアワイン限定」などのように範囲はとにかく狭いほうがいいです。
数が多ければいいか?というのはNO。
数が多いほど逆にノイズ的な意見や「読んだ人の好みにあわない可能性」が増えるのです。
なので、ワイン購入時に「評価やオススメで買う」場合はなるべく少ない人数の評価をアテにしましょう。
(ハッキリ言ってしまえば、当ブログもあくまで「私の評価」です。感覚が合わない人にとってはこれほど不快なブログもないことでしょうし、感覚が合う人にとっては多くの評価本より役に立つという事です)
これならば、みんなだいしゅきロバート・マクドゥエル・パーカーのワイン・アドヴォケイトの方が100倍は公平だし信頼できます・・・・・・ソレもみんな信用しきっちゃいないってのに!

話を戻します。
もう評価制度からしてめちゃくちゃスギィッ!なこのコンペですが、問題点はまだまだけっこーありまして

問題点2:評価者の中に販売ワインの業者がいる

これ、信頼おけるのかって話なわけですよ。
評価者の経歴とリスト、それと受賞ワインの販売元を見てみましょう。
「エノテカ」「ヴィノスやまざき」などなどのインポーターのワインが思いっきり入っており、そこの店長とか販売担当とかの人がふっつーに入っているわけです。
ヒュー・ジョンソンのトカイ激推しのオマージュ?
あ、そういう意味で「サクラ・アワード」なんでしょうか?
これでは評価に対して本当に公平かどうか、わかりかねると言わざるを得ません。
「X社のワインはX社の人に配っていない」などの管理が徹底的にされている、との記述は見られません。
*2014年5月17日、ヴィノスやまざきの「パラダイム」に関する宣伝文句でヴィノスやまざきの女性社員から「このワインに満点をつけた」との記載がありました。こうしたブラインド採点上の記載を話題が広まりやすいネット上で許してしまうヴィノスやまざきの体制もどうかと思いますが、どうやら「X社のワインをX社の社員が評価し、それに高得点をつける」という事がサクラ・アワード内で行われている事が「ほぼ確定に近く」なりました。

問題点3:1900種類のワインは業者が金を払って登録したワインである
このコンペ出展ワインは「1本21000円を大会運営に支払って、エントリーされている」というのがどういうことか?
つまり
「金を払って宣伝したいワインとして献上されたワイン(実際宣伝するかわからない)」
な訳です。この制度の問題は
「藪から棒にこのコンペに突っ込めば、そのインポーターの受賞率があがる」
という点。
リストを見てみると、同じ会社名がめっちゃ並びます。
または、この範囲で「インポーターが登録していないワイン」に関しては初めから評価外です。
なので、範囲や趣向性の違いが強く出やすいイタリアワインや
「こんなコンペに出す必要のない知名度ワインが多い」
アメリカやフランスの受賞には疑問が多くつきまといます。
または、献上出来ない程度の少数輸入の「希少性がある」ものはガッツリ省いています。
せめて業者につき幾つまで~と制限があれば「特に宣伝したいワイン=オススメ品」という好意的な考え方も出来るのですが「エントリー数制限なし、ついでにエントリーするほど安く献上出来る」というのはちょっと不気味。
もっと言っちゃうと、もしかしてこれ「主催者サイドがボロ儲け」じゃないですかね?

問題点4:女性主観、と言いつつブラインドティスティングである
このイベント、ブラインドティスティングしちゃイけません。
「え、ブラインドする方が味に正確でしょ」
と思われるかもしれませんが、これは「女性のコンペ」という限定制度を出した大会です。
ハッキリ言いまして、「ブランドは大事」です。
この大会は
「女性のファッションのためのファッション会」
をしておきながら
「シャネルの革とプラダの革はどっちの素材が良くて長持ちするか」
を話しているんですね。
もう一度ハッキリ言いますが「ブランドは大事」です。
その部分を隠してしまうのは、通常は「本質をつく」という事になるのですが「女性視点のワイン選び」を趣旨にした会としては愚策です。
女性の価値基準にそったワイン選び、というコンペの目的は何一つ達成されていない訳です。
大体がして、ワインを味で買う、なんて思っているのはワイン業界人だけでは?


・・・さて。
ツッコミどころはもっと考えてみていけばたっぷりあるんですが・・・(「田辺由美からのメッセージ」ページの解説は初心者ながら相当トンチンカンだと思います)
もう頭クラクラです。
私よりも遥かに飲んでいる経験や知識が高い人達が、こうした催しを良しとしているのか?

sakurahihann.jpg


かと言って、ではこのコンペどうすればよかったのか?と言われるとちょっと口ごもってしまいます。
個人的にコンペはもっとB級グルメ大会ぐらいにざっくばらんかつ大々的にやったら?と考えましたが、そんな大会に出るワインの質というのはこのサクラ・アワードと大差ないでしょうし。
パリス審判(アメリカワインが勝利した事件)も、やりたがるような人は日本にいないのでしょう。

ワインを広める、という方法は私が稚拙ながら思うに
「いかに窓口を広めるか」
だと思います。その模索が私の場合、このブログだったりするんですけど・・・・・・
そもそも、ワインに触れる機会がないのですよ。
なので、ワイン業界がやるべきことは「ヘタなコンペ大会を大きく金を集めて催す」事よりも「多くの人がワインに触れる機会を盛り立てて増やす」のが大事です。
私にも、そのもっともな方法というのはわかりかねます。
ですがコンペで金賞を与える作戦!なんてのはとっくに「モンドセレクション商法」で垢のついたワザマエ。

こうしたコンペにお金をかけるより、業者の方は「如何に普通の人に自分の仕入れたお酒を口に入れさせるか」を考慮していただけたらなぁ、と趣味の消費者としては思うのでした。

長いしバッシング記事でした。
あんまり刺を打つのは良いことではないのですが、これはどーにもツッコまずにいられませんでした。
ここまでお読み頂いた方はどうもありがとう!


ワイン広めの方法……例えば、競技的ワイン大会を行うとか?
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COMMENT

バッシングブログって醜いですね

あなたの書かれたブログは、業界を活性化させようという有志の方達の努力と試みを否定するもので、ちょっと人としていかがなものかと思いました。

| ワイン愛好者 | 2014/03/06 14:22 | URL |

Re: バッシングブログって醜いですね

> あなたの書かれたブログは、業界を活性化させようという有志の方達の努力と試みを否定するもので、ちょっと人としていかがなものかと思いました。

うぇるかむ!
ふーむ、ではワイン愛好者さんは「この企画は正当で真っ当だ」と感じられた訳ですね。
それを否定する気はありません。
が、私はこの企画は当ブログをご覧の方にとても薦めがたく(どうしてかは読まれての通りです)、またそのまま素通りするのもワイン好きのブログとして正しくないと判断しました。
したがって努力と試みを今回は否定しています。それが「人としていかがなものか」とおっしゃるのは「災害地に千羽鶴を贈る是否」に近い話な気がいたします。

私もワイン業界、活性化して欲しいと思って当ブログをしております。ワインが好きな身です。
そして私自身、こうした記事をまた書きたくないんです。
だからこそ業界にはもっと内輪でない、世界の広がるイベント(このサクラアワードは私は広がらないと考えています)を行っていただきたいと切に願うのでした。

| シンク・プリテュール・ノブレス | 2014/03/06 21:57 | URL |

私もこのコンテストには否定的です。
と言うのも金賞受賞ワインを何種類か手に入れて試飲したのですが、コスパが良いとは思えないものばかりだったからです。

受賞が決まるまでのプロセスをこのブログで知り、納得しました。

飲んだ人はガッカリすると思います。
ワイン業界を活性化させるとは思えません。

| ソムリA | 2014/05/14 17:51 | URL |

>ソムリA様
うぇるかむ!
このコンペは何回思い出しても不適当だなぁと思うことしばしばです。

ソムリAさんがどのワインを試されたかわからないのですが、それがまず「誰が採点したのかわからない」「このアワード、最高がプラチナ、次がダブルゴールドで次がゴールドだからソムリAさんが試したワインがどこか実はその文章でわからない」などなど……話題にしづらいこと!
例えば「パーカーポイント100点!」「リアルワインガイド旨安大賞!」「シンクさん20♥満点(当ブログ)」が美味しくなかった場合においては
「ああ、審査員との相性が自分最悪なんだな」
という選別の仕方が身につくものの、そういう責任や反省が出来ない事も最悪な企画ナノデス。

私もどんな審査方法をしてるのか公式サイトを見て愕然としたものです。
私がアワードをサッと見た時にとても好きでゴリ推ししている「アッシュブルック・カベルネメルロー」が入っており、現行品にタグを下げてたりするんですがホント恥ずかしいから外してほしいというのが正直なところだったりします。

この駄コンペ、すでに第二回が行われる事が決定しているようです。
業界人各位がこのコンペに「それでも応募するのか」は見ものですネ。
というか実際販売店で効果あったのかしらコレ?

| シンク・プリテュール・ノブレス | 2014/05/14 19:54 | URL |

なるほど

私もこのコンペで賞を取ったワインを購入しがっかりした一人です。その理由が分かりました。
有難うございました。

しかし、'なので'という接続詞は日本語には無いものです。流行りかもしれませんが、非常に貧しい表現だと思います。私はボランティアで外人に日本語を教えてていますが絶対に使わない様に注意しています。
分かって頂ければ幸いです。

御健筆を!

| 正しい言葉使い | 2014/09/27 13:42 | URL |

>正しい言葉使い様
うぇるかむ!

>私もこのコンペで賞を取ったワインを購入してがっかりした一人です

このコンペに限らず、往々にして「コンペ金賞受賞ワイン」は怪しいモノがあります。
中でも比較的大御所が行って宣伝もしていたのが、このSAKURAアワードだったのですが・・・・・・結果や内容はご覧いただいた通りです。

この記事自体、半年以上前のモノになりますが未だにコメントがつき、また「がっかりした」という声をいただき実はかなり驚きました(ついで、当ブログがSAKURAアワードでググると公式の次に入ってくる!)
思ったよりこのコンペが普及しているのと同時に、コンペ害である「金賞受賞なのにガッカリ」という負のスパイラルがやはり起こっているのは悲しい事です。
決して受賞ワインが全てガッカリ商品ではないのですが、正直なところあからさまにガッカリさせそうな商品がたくさん入っているので、同時に全体の価値が下がってしまうのも改めてこうしたコンペの害だなぁと実感。ううむ・・・

>流行りかもしれませんが~~
当ブログ、比較的流行り言葉・・・・・・それもオタク用語めいたものを積極的に使う事で
「アキバ系にもワインを広めよう」
「潜在的にいるワイン業界の隠れアキバ系オタクに楽しんでもらいつつ参考になれば」
という趣旨がございまして、ラフにかつ「ナノデス」など流行り語尾を使う事が多いです。
また、内容としても一般的なワイン表現(カシスがどうこうや、樽の感覚の言及など)と同時にポエット(キャラクターに例えてたり)を含ませております。
そのため正しい日本語感は極めて低いかもしれません^^;
しかしながら、「貧しい表現」であったと留意し、そうしたご指摘を受けぬよう精進いたしますね。応援ありがとうございます!

| シンク・プリテュール・ノブレス | 2014/09/30 06:41 | URL |

いつも楽しく拝見してます(^^)

古い記事ですが、気になったのでコメントです。

なんだかパッシング受けてますが、率直な意見に賛成です。
まずいものをまずい。
変なものを変って言って何が悪い?って思います。
信じるか信じないかは自己責任なので、貧しい表現であろうがなかろう大きなお世話ですよね。
そもそも、バッシングブログって受け取る人は心が狭すぎます。
それこそ、そのコメントこそがバッシングであって本音で語れなくなってしまいますよ。

ということで、本日、この大賞ワインとやらを買って来ました。
今晩飲みますが評価通りか否か、ある意味楽しみです(笑)
で、まずければ僕はこのブログの信者です!
美味しければ、、バッシングするかも(笑)

| isNoiZ | 2015/06/05 11:42 | URL | ≫ EDIT

> isNoiZ様
うぇるかむ!

>古い記事ですが
実は第二回に対しても続編として書いたのですが、基本的にやってること変わらないどころか、しかも1000円の書籍出版(そこでようやく詳細コメントや採点時データが載ってる?)が出て来年もやる模様。
やれやれです・・・本当に・・・・・・

>まずいものをまずい。 変なものを変って言って何が悪い?って思います。
今回の場合は「企画がワイン業界にとって良くない」と思うので書いたのでした。
因みに当ブログ何がしかの事情や企画的な事意外では「まずいワイン」は掲載してなかった覚え。味に10点満点評価を使っていますが5点以下って3回もなかったハズ。

>信じるか信じないかは自己責任
これに尽きます。この記事にしても、サクラアワードそのものにしても最後は自己責任・・・・・・

>そもそも、バッシングブログって受け取る人は心が狭すぎます。
ありがとうございます。
まぁ、あくまで「シンクの城」なので良し悪しのスタンスはハッキリしていきたいものです。

>ということで、本日、この大賞ワインとやらを買って来ました。
このコンペの弊害がコメントにも!
大賞の対象が多すぎてisNoiZさんが何を買ったのか検討がつかないという。
「ダブルゴールド」「プラチナ」「審査員特別賞」のどれ!?どころか「ゴールド」「シルバー」だったりするのでは!?みたいな状況なうナノデス。
ほんとあの基準意味わからなん。
知ってる人や買ってきた人の間でも意思疎通が出来ないってどういう事なのか(ぷん☆ぷん)

>今晩飲みますが評価通りか否か、ある意味楽しみです(笑)
さて如何だったのでしょうか。気になるところであります。
予想としましては、「良くも悪くもなかった」ぐらいでどちらかというと「値段分や評価よりはイマイチ?」となっているのではと推測します。
コンペ形式って往々にしてそうなりがちなのです。

>で、まずければ僕はこのブログの信者です!
う~む、それはあんまり嬉しくない感じも^^;

>美味しければ、、バッシングするかも(笑)
どうあっても、買ったワインが美味しいものであることをワインブロガーとしては祈るばかりであります!
高いお酒なんですから、やっぱり美味しい方がいいですからネ。

因みに、私のサイトで満点つけてるワインが美味しくないケースというのも多々あるかと思いますが、それはまぁ逆に
「シンクとは好みが合わん」「こういう人もいるんだな」
程度に考えていただければと。
(この記事の本質は、そういった判定も読者が出来ないコンペ形式の無責任さに対するモノなのであります)

| シンク・プリテュール・ノブレス | 2015/06/06 12:02 | URL | ≫ EDIT

返信ありがとうございます!

飲んだワインは、サクラ・アウォード2014にてダイヤモンドトロフィーを受賞。というワインでした。
(あえてワイン名は伏せます(^^;)
感想は「これが受賞ワイン?!」って思うようなワインで、グラスの中に数時間放置され酸味だけが残ったようなワイン。。

百歩譲って、赤ワインだと思わなければいいのかもしれません。
コンコードやナイアガラのように、ぶどう酒のような感覚で飲む。

・・・それもとんでもない比較できついな(^^;

個人的には同価格帯のドンダビ ピノノワール レゼルバの方が100倍美味しいと思いました。
(リアルワインガイド旨安賞ワイン)

同じような色調ですが、ドンダビは野いちご畑を疾走するような野性味豊かな元気さがあるワイン。
今回のワインは、、中身空っぽの若者がえらそーなことを語り人をイラっとさせるようなワイン(笑)
賞がつけども雲泥の差です(個人的な感覚です(^^;)。

結論、
このイベントはワイン業界を貶める気か!って勘ぐってしまいます(笑)
みんなの不幸を招きますよね。
期待して買って飲んだ購入者もさることながら、このようなイベントがあるせいで日本人はワインに対する理解が幼稚だと思われるのが怖い。
また、このワインを売っていたショップにも疑いの目を向けてしまいます。

ということで、
あらためて「オタクDEワイン!シンクのティスティングノート」の信者です!(笑)
これからも、素敵なレポートぜひにお願いいたします(^^)

| isNoiZ | 2015/06/07 03:49 | URL | ≫ EDIT

>isNoiZ様
うぇるかむ!

>感想は「これが受賞ワイン?!」って思うようなワインで、グラスの中に数時間放置され酸味だけが残ったようなワイン。。

ふーむ、保存の悪い熟成よりか、未熟な自然派か、はたまた品種個性・・・・・・
なんとなーく「スペインだから味が濃いと思ったらリオハ伝統系の酸味の強いワインだった」みたいな話なような気もしなくないですが、ともかくとても弱いワインだったのですネ。
とにかく、好みとあわなかったならそれはとても残念でしたネ・・・・・・

>百歩譲って、赤ワインだと思わなければいいのかもしれません
この辺りは、日本のワインとかオージー自然派に近いモノを一瞬かんじるのですが、酸味だけという辺りに「なんか自然派だけど失敗した感じ」なんだろうとお察しすることとします。


>個人的には同価格帯のドンダビ ピノノワール レゼルバの方が100倍美味しいと思いました。
(リアルワインガイド旨安賞ワイン)

あ、そのワイン呑んだこと無いし知らない・・・・・・
と思ったので調べたところ、アルゼンチン・ピノではないですか!
私自身の経験数で言えば、RRV(ソノマ・ロシアン・リヴァー・ヴァレー。つまりカリフォルニアの最高峰ピノ産地)に傾向は近かろう味だったのだろうと後述の記述からも推察いたします。

>ドンダビは野いちご畑を疾走するような野性味豊かな元気さがあるワイン。

そうそう、アルゼンチンのピノってまとまり良くしかも元気なんですよねー。
果実の要素は確かに強いし、合わせて樽の味を(オークチップであれフレンチオークであれ)しっかりマルベック同様に効かせる傾向があるように思いますが、果実が負けずに元気でジャミーなのがイイのです。
私だったら、同じアルゼンチンで同じ会社で同じシリーズであれば、マルベックよりピノを優先して買っちゃいますから。

また、近隣であるチリ・ピノも結構似てるっちゃー似てる事が多いので経験が少なければお試しあれ。
より、チリの方が地域が研究されており個性がわかりやすかったりしますよ。カサブランカヴァレーのピノとかは私が最強産地と讃えて止まないサンタバーバラに親しいものがありますし。

>中身空っぽの若者がえらそーなことを語り人をイラっとさせるようなワイン(笑)
うーん、やっぱり若めの地葡萄かグルナッシュ?ダイヤモンドの中だとピノが目立たないのでアルゼンチン同士での較べなようにも思えますし・・・・・・

>賞がつけども雲泥の差です(個人的な感覚です(^^;)。

あ、それは雲泥なのは明白なんですヨ~。
理由は単純で、リアルワインガイドは
「ブルピノを中心に、自然派や日本ワインが好きな雑誌」
だからです。
つまり、ピノ・ノワールに対する基準は他の日本の雑誌とは比べ物にならないぐらい厳しいのです。
なにせ、主催の徳丸氏が
「あ^~、ブルピノの良さがわかる日本人に生まれて本当に良かった!アメリカ人特にパーカーの野郎はくたばれ」(意訳)
ぐらいの尖った人なので、選出の個性がハッキリしています。
もう少し詳しく書くと、「サクラアワード」と「リアルワインガイドの旨安大賞」ではハッキリと信頼度が異なります。私の目で端的に見て

「誰が評価したどころか、その販売業者が結託しておいて曖昧な採点をし、しかも公式コメントに近しい形で宣伝するだけの、今どき情けないぐらい女尊男卑な賞」

「色んなところから仕入れる有数のショップ店員(顔もバレてる)がチョイスした中から選び、雑誌の編集部で選んだ賞。当然誰かが責任をもって推薦している」

違いがハッキリしすぎています。ちゃんとワイン選出者が見えるのは月とスッポン、素人のファンタジーキャラと歴戦のプロのキャラの差です。
私が今回もっともサクラアワードで問題視している点。
サクラアワードはそうしたハッキリした選出者の好意が微塵に感じられません。
ワイン評価なんて、選出者の好みが出なければ意味がないぐらいのモンです。でなければ、評価の軸も読者の参考もなくなりますモノ。
それはisNoiZさんが100倍差を感じた、とここで発言するのにもある程度効力や個人の評価が見え隠れするように。
それがサクラアワードにはないのです。isNoiZのこのコメントよりも信頼度が低いのです。
アドヴォケイトをはじめ、他のワイン雑誌だってそうした感情論がそれなりに散見されるんですから・・・・・・このコンペとかパリ金賞もろもろには感情がありません。

>みんなの不幸を招きますよね。
主催側は大変幸福なので、講談社から本を出して来年もやる気です。4ヶ月近くたって、です。
これまで書かなかったけど、今年の10月にワイン集めはじめて2月14日に品評発表するってどんだけ遅い体制なんだ(迫真

>このイベントはワイン業界を貶める気か!って勘ぐってしまいます(笑) 期待して買って飲んだ購入者もさることながら、このようなイベントがあるせいで日本人はワインに対する理解が幼稚だと思われるのが怖い。

なんでも、最近、海外のワインイベントで参加して
「寿司とワインのマリアージュをご体験いただきました!」
んだそうで。
どういう評価を海外で得ているのかまではちょっと調べる気にならないのですが・・・・・・まぁ、シカトか神の雫みたいに適当に勲章あげるんじゃないかな?

>また、このワインを売っていたショップにも疑いの目を向けてしまいます。

あ、それは良くないです!
「賞をとったらしいからその宣伝をする」のは当たり前といいますか「少しでも訴求効果があるならば、それにすがって売りたい」のはショップとしては当然ナノデス!
その歴史はいわゆる「ボルドー金賞ワイン」の頃から不変です。
そりゃ、インポーターだって、かの権力者である田辺氏が集めている以上、一応でも応募して泊をつけたいんです。
だから、サクラアワードワイン特集をしてるショップが悪いわけでも、またはそうしたインポーターが絶対的に悪いワケでもありません(ヴィノスやまざきは割りと調子のってますが)。
更にいえばサクラアワードの体制上、絶対にプラチナのワインが不味いワケでもないのです。私の大好きなアッシュ・ブルックがシルバーです。選出量多いので美味しいのも数打てばあると思いますヨ。
なので、くれぐれも「サクラアワードワインを使っているお店やインポーターが悪い」のではありません。ワイナリが知らない事もあるわけですし、あくまでも「サクラアワードはスルーした方がいい大会だ」ぐらいに留める方が選択を狭めません。

>あらためて「オタクDEワイン!シンクのティスティングノート」の信者です!(笑)
これからも、素敵なレポートぜひにお願いいたします(^^)

私の評価も評価で、あくまでも「参考になれば」ぐらいのモノでありますから、前にも書きましたが「シンクめファッキン!こんな不味いし内容が違うワインを薦めやがってマンマミーヤ!」とかは無しでお願いしますネ^^;
個人評価の責任や意義は持ちつつも、しかしワインは生き物でありますから・・・・・・
と弱気になりつつも、これからも頑張っていく次第であります!ご期待ください。

| シンク・プリテュール・ノブレス | 2015/06/07 19:39 | URL | ≫ EDIT

さすがです!

オージー自然派に近いワインって、あのつたない文章で理解されるとは、雫君のようです!(笑)
飲んだワインは「フラッパート オーガニック フェウド ディ サンタテレサ(2012)」というワインでした。

本当にいい勉強、サクラアワードは反面教師となりました。
そして、そのワインがきっかけで、こうしたやりとりができてとても幸せです。
そういう意味ではサクラアワードに感謝です(笑)

チリ・ピノはコノスル、モンテス・アルファは飲んだことあります。
早速、カサブランカ・ヴァレーのピノ行ってみたいと思います(^^)
ありがとうございます!

やはり、リアルワインガイドは信頼おけるものなのですね。
と、言いますか、それが普通だと思ってました。
そういえば、輸入元オーバーシー○のワイン、お店での絶賛ポップ(ロバート・パーカー高評価ワイン!!とかいうやつです)、期待はずれが多いです(^^;
何を信じていいのか、経験値がモノを言う世界みたいで難しいですが、それだけにバイブルが必要だと実感しました。

そうそう、テラ・タングラ オーガニック・マヴルッド 2012を飲んだのがシンクさまとの出会いでした。
今度はアッシュ・ブルックも飲んでみたいと思います(^^)
バイブルにさせていただきます(^^)

そんなこんなで、色々アドバイスいただき本当にありがとうございました!
またお邪魔させていただきますのでよろしくお願いいたします(^^)

| isNoiZ | 2015/06/09 02:42 | URL | ≫ EDIT

>isNoiZ様

うぇるかむ!

>オージー自然派に近いワインって、あのつたない文章で理解されるとは、雫君のようです!(笑)

なんとなーくそんな感じ、というのであって神埼雫氏は多分スーパーティスター(棒読み)なのでぴたりと当てただろうと思うッス^^;

>フラッパート オーガニック フェウド ディ サンタテレサ

あぁ、フラッパートでしたか!
なるほど、濃いの好きなら相性悪いと思います。
個人的には紅茶キャンディみたいな、決して高級には成り得ない一種チープなところが逆に良さで、それなりに好きな品種なのですが・・・・・・ふーむ。
評価は分かれそうなアイテムだろうと思います。ネロ・ダーヴォラとかと混醸される事の方が多い品種ですから。

それにしても、やっぱ不可思議な賞ですよコレ。こういう
「赤果実主体な自然派寄りの変化球気味ワイン」
と、例えばスタディ・イン・ブルーみたいな
「ジャミーでナパっぽさが強い濃いスタイルのエルミタゼ」
が個人でもないのに一緒の賞なのはバラバラしすぎです。
ほんと、どんな基準なのだろう・・・・・・

>そのワインがきっかけで、こうしたやりとりができてとても幸せです。

共通項が持たせられる、という意味では金賞には大いに意味があるとは私も思います。
普及していれば。
それが美味かった~な方向で共通させられれば最高!なのですが・・・・・・

>早速、カサブランカ・ヴァレーのピノ行ってみたいと思います(^^)

意外なほどミネラリーなモノがポツポツあって、面白い地域だと私考えてますので、是非いくつかお試しアレ。
ドイツやNZのそもそもの冷涼さからくる甘味やボリュームとは一味違った、海風や山の高度からくる日射と暖かさが面白い地域です。

>やはり、リアルワインガイドは信頼おけるものなのですね。

私は日本のワイン雑誌の中では一番好きですネ。
ただ、クセが強く徳丸氏の反骨精神めいた一言多いところが嫌ってる人も多かろうとは思います。

また、ワイン好きで~すワインいっつも呑んでま~すって人は意外なほどワイン雑誌読んでなかったりします。
逆に読んでる人は熱心に読んでて二分化されてる節があるかな。
中には
「本を読むとそれに影響されるから読まない」
という人を見たこともあります。
私は「参考の為に色々読むべし」派かな。

>そういえば、輸入元オーバーシー○のワイン

オーバーシーズインポーター、大衆向け店舗におろすワインなのに妙に扱いが難しいといいますか、使い慣れないとピンとこないモノが多いんですよネ。
カストラ・ルブラみたいな濃くて日数たたせてから本番のワインもあるかと思えば、女性に売る意識があるから妙にうっすぃ~のも入ってるという。
あと、1000円アンダーで店頭でたたき売りしてるワインが極めて美味しくない(断言(あれはスッパリやめて欲しい

>お店での絶賛ポップ(ロバート・パーカー高評価ワイン!!とかいうやつです)、期待はずれが多いです(^^;

それもちょっとお店側が頑張って売ろうとしすぎて、妙にヨイショしてる節はあるんですよネ。元々、ほぼほぼカルディにおろしてて、カルディの店員のお姉さん方が売るのに困らないようにってのもありますから。
なので、オーバーシーズでの「パーカー絶賛」がそもそも「パーカーがこのワイナリはイイっていってたヨ(このワインが良いとは言っていない)」とか「アドヴォケイトの誰かの評価がそこそこ良かったよ」であったりします
(ワイン・アドヴォケイトはパーカー直々にコメントしてるのもあれば、ガッローニ評価だったりペロッティ評価だったりしてますし一時期やたらスペイン担当が点数を上げすぎだったりしてます)。
更にいうと、パーカーポイントは90点以上からが本番であり、その年号でない過去の好評をそのまま乗っけてるケースもあります。
そうした現状なのに消費者には「パーカーはアカンな」って言う人が多いのです。
更に神の雫なども「なんとかパーカーはどうでもいいから」と雫君に言わせたりして拍車かけてましたし前述の通りリアルワインガイドはパーカー滅すべしぐらいの感じです。
しかし、日本においては実は伝言ゲームめいてパーカー(アドヴォケイト)から大きくズレたものを買ってるケースもあるのが事実。
ショップによっては、「パーカーポイントの点数も出しつつ、誰がどんなコメントをつけているか」を出してくれているようなショップやインポーターもありますから、パーカーポイントで買う場合はその程度を調べる必要があったりします(そして、ちょっと面倒くさいよネ)
その上でダメだったらダメなワケです。

>何を信じていいのか、経験値がモノを言う世界みたいで難しいですが、それだけにバイブルが必要だと実感しました。

最終的には自分が旨いと思う方向性を自己基準で見定めるのが一番だと思います。自分がバイブルで良いのです。
私、シンク・P・ノブレスも推奨国が突飛ですし、現状の中で流される事もありますから^^;
なのでそこは当ブログだけでなく、色々なところから吸収して進んで行くのが良いのではなかろうかと。
ワイン道はRPG、それもジョブがたくさんあって選択して成長していくタイプのバラエティあふれるRPGです。

>テラ・タングラ オーガニック・マヴルッド 2012
あれ超旨いよネ!!!!!!!!!!!!!(突然ガタつく

>アッシュ・ブルック
これも超旨いよ!!!!!!!!!!!!!
アッシュの方が伝統的なオージーらしさも見えるクラレットで、かなりイケドンだと私は思ってます。
まぁ、実は現行の09より07のが美味かったんですが(この間、国内最後だろう保存してた07を呑んだけどそれはまたレポするかな)09も重たさとちょっとした熟成要素が見えて旨いスタイルをしていると思います。

>またお邪魔させていただきますのでよろしくお願いいたします
はい、是非またいらしてくださいネ!お手柔らかによろしくでありまス!!

| シンク・プリテュール・ノブレス | 2015/06/09 13:14 | URL | ≫ EDIT















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