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クラシカルスタイルのヌフ、そのポテンシャルの高さ ドメーヌ・ボワ・ド・ブルサン・ヌフ・キュヴェ・ド・フェリックス

うぇるかむ!
ローヌ特集、2日目は南側のヌフに行きたいと思います。
ローヌといえば、やはりこの二台生産地!といえるエルミタージュとシャトー・ヌフ・デュパプ。
まさに龍虎と言わんばかりに甲乙つけがたい場所であり、評論家筋が相手なら覇王翔吼拳を使わざるを得ないってなぐらいにフランスでは高得点な地域といえるでしょう。
今回のモノはその中でも「作り手は若め」でありながら前回更新のジル・ロバンとは逆に「クラシカルスタイル」という

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ドメーヌ・ボワ・ド・ブルサン・シャトーヌフ・デュ・パフ・キュヴェ・ド・フェリックス2010
クラシカル=熟成を計算した作りなので、なんだかもったいないとも言えましたが・・・・・・

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥
ラベルからしてクラシカルな、なんともカントリーな雰囲気のシロモノになっていますね。
まさに名は体を表すといいますか、近年の「このご時世だからこそトーキー映画」みたいなノリすら感じます。
作り手のジャンポール・ヴェルシノ氏はまだ40代との事で、ワイン業界では(引き継いだ身とはいえ)中堅程度の年齢でしょうか。
作りが全房発酵、自然酵母、プレスがバスケット、オーク古大樽二年熟成、VV(90年)・・・と何とも自然派的な作りになっています。
特に大樽と全房な辺りが「クラシカル」でしょうか。前回のジル・ロバンの「グラヴィティ・フロー」とは真逆の古典さ。
その作り方故に評論筋はスルー気味かな?と思いきや逆で、パーカーたん、スペクテイター、ステファン・タンザーが揃って90点以上の大台。
アドヴォゲイトは今回の年号で92ー94と1万円程度のワインとしてはなかなかな高さ。
アドヴォゲイトとスペクテイター高評価に加えステファン・タンザーも2000年台前半に高評価なドメーヌ、その実力は・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥
お、グルナッシュ!という感覚がスゴイするワインになっています。
まさに上述の通りクラシカル、と言いますかワイン教本などにおける「グルナッシュの特徴」とソムリエが知っている「グルナッシュの本質」を見事に教えてくれるワインです。
色はなかなか透けて赤みが強く、エッジ自体は変化はあまりなし。
香りは結構スパイシーになっていて、いちぢくやルバーブなどの赤系果実の甘さと酸。獣っぽさが少々。
香りからしてオリエンタルな風情を感じさせてくれます。アジアン!八房龍之介作品みたいなアジアンっぷりです。
味わいは結構しっとりとしています。
豪勢さはあってスパイスと獣感がベースの部分に存在しているんですが、酸やタンニンはキツくありません。
抜栓から(わざと)大分たっている提供をソムリエ側がされていたのですが、それもあってかなりなめらかな舌触りです。
果実がまさにいちぢく。30%ぐらいはヌフ使用可能葡萄のアッサンブラージュなのですが、グルナッシュがまず感じられる仕立て。
ところどころにライチ感などが見えるかな?という程度で、それも「しいていえば」という程度でしょう。
甘さしっかり、毛皮感ぎっちり。
獣感などの臭気は全房効果もありそうで、成程恐らく抜栓直後はクサすぎて飲めなさそうです。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥
ヴィンテージで差がありますが、1万2千円~9000円ぐらいで近年モノは推移。後はヴィンテージ&熟成値段が上乗せという感じですね。
高いグルナッシュってこんな味なんだよ、というのをキッチリと教えてくれます。

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バイブルにしてもいいのではないでしょうか?
取り扱いはかなり難しい代物だと思います。というか、本来は熟成させた方がいいのを「日数開けてごまかした」のを私は呑んでおり、それでいてかなりの良さを感じさせてくれるので、セラー持ちさんやオールド購入出来る方は是非熟成させてから。
少なくとも、抜栓直後はなんらかの方法をとらないと飲めない代物だろうと推測します。よって、初心者向けにはあらず。
でも、バイブルなんですよねぇ。是非、美味しい飲み方をして欲しいワインです。
単体で充分な美味ですが、やはり料理で合わせるなら地域伝統料理でしょうね。ラムとか。

というわけで、ドメーヌ・ボワ・ド・ブルサン・ヌフ・キュヴェ・ド・フェリックス2010でした
名前本当なっがいデスネ!

伝統的でありながら、その味わいの独特の良さから評論家筋が興味を示すのもうなづける出来!
味わいじたいはブドウや地域の強さでハッキリしているんです。
少女漫画的だとか青年漫画的(バカボンド的?)、ではなく如何にもワンピースないしドラゴンボールなんですね。
じっくりとした味わい、うーん素晴らすィ~!!

結構希少らしいんですけど、まだまだバックヴィンテージも買えたりします。


結構面白そうなセット販売とかもありました。これ「セットで売るには難しいワインばっかりのセット」ですよ・・・
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