オタクDEワイン!シンクのティスティングノート

☆アキバ系ワインブログ☆

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セントラル・コースト・ピノの博物館!?タンタラワイナリーの真髄、サンタマリア、ソロモンヒルズ、ピゾーニ、エヴリンのワイナリーティスティング

うぇるかむ!
新年・・・って感じでもなくなってしまいましたが、2014年最初の集中更新もこれにて完結。
タンタラ・ワイナリーのピノ4種類を一挙にやっちゃいます☆
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上から安い順。
サンタマリア、ソロモンヒルズ、ピゾーニ、エヴリン。
タンタラ・ワイナリーの真骨頂です。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
ラベルは地味にサンタマリア広域と単一畑で違いがありますね。それと、エヴリンは別格の黒ラベルです。
タンタラについては、以前のシャルドネ記事を参照の事。
ピノのメインメーカーではある、ものの評価誌は案外どれも「すっごい良い!」ではなくむしろ「ちょい低め?いや妥当性ある感じ?ううん」みたいな微妙な配分ではあります。
さて。
いよいよ、ピノですよ。それもかなりヴァラエタルなラインナップになっています。

服部「おい、工藤。何がどうヴァラエタルなんや全部ピノやないか?」
江戸川「いいや、違うぜ服部。こいつは全部畑が異なるんだ」
服部「なんやそれ、わかりやすく説明せな!おっちゃんを誘導できんで」
江戸川「バーロー、即効寝かすから問題ねーよ^^」

という訳で、どう違いがあるか地域表示を「東京都の秋葉原あたり」でおきかえてみましょう。

サンタマリア=秋葉原の葡萄を使っています(ただし、お店は実際信頼出来るショップのモノです)
ソロモンヒルズ=秋葉原に新規オープンしたお店の葡萄を使っています
ピゾーニ=秋葉原のラジオ会館の葡萄を使っています
エヴリン=秋葉原の旧ラオックスから自社オンリーの葡萄、それといくつかのショップの良質なモノを使っています。

こんな感じでしょうか。もっとマニアックにオタク向けに、コミケにたとえて見ると

201401081930201ce.jpg

この図、コミケに行くアキバ系の人には宇宙一わかりやすい図だと思うのですが(確信
*なお、「畑のラベリング効果(ラベルとしての人気)」の図であって、一概にどう旨いかとかどれが優れているかの説明にはあらずナノデス。例えば、アンソロや誕生席がカベを超える事はあるわけで。

今回はなんと行っても、私が地球最強地域だと思うサンタバーバラ周辺のグラン・クリュ、ピゾーニやビエンナシッドがふんだんに使われている点。
最下層のサンタマリアでも、ピゾーニやらディアバーグやらのブレンドだというのでしゅごい。
今度こそ、タンタラの本懐ですがその実力はというと・・・

香り・味わい(最大10pt)

サンタマリア09:♥♥♥♥♥♥♥♥
色は少しエッジ部分に熟成の兆しがみられ赤茶感が。中心も少し熟成感がありますね。
香りにコケモモ、イチゴ、ピーチなどのジャムと濃い目の茶葉っぽさ。
味わいもセイロンっぽさが苦味を伴って感じられる程で結構いぶし銀の作り。
強い果実の印象もあるもののミネラル感のある塩っぽさがあり、干しぶどうっぽいニュアンスすらある。
甘みの部分はカリピノ的で、そこでわかりやすく濃厚なスタイルなのは確か。
しかしながら、ミネラルや鉄っぽさはどこかヴォーヌ・ロマネっぽいとも。
パワフルカリピノ、というだけでない構成要素の多さはなかなかのモノ。若干バランス感は悪い気もするが、基本的に良い印象

ソロモン09:♥♥♥♥♥♥♥♥
サンタマリアとほぼ変わらない色。
香りはサンタマリアに比べるとハッキリとバニラ要素が出ています。
果実の印象などはサンタマリアと変わらず。
味わいは非常になめらかな舌触りで、ピーチやチェリーの印象やセイロンなどの構成要素自体はサンタマリアと同じもののミルキーさが如実に伝わることでかなり柔らかい印象をもちます。
わかりやすーく、カリピノの良さを体現している味わい。
ミネラル感などは意外と目減りしている感があるんですが、わかりやすいキャッチーさがあるワイン。
タンニンや茶葉っぽい苦味などの要素はあるものの、それよりも果実の甘味と樽っぽさがしっかりしているのが特徴か。

ピゾーニ11:♥♥♥♥♥♥♥♥♥
色はかなりコク赤紫めいていて、ハッキリと若いワイン。
香りはダージリンとローズなどの花々の印象が強く、イチゴとピーチのソースっぽさも香ります。
ここのワイナリー、全体的に土っぽいタッチのスタイルが多い感じですね。
味わいは正直なところ現状は閉じてる感じでありましたが、ポテンシャルは流石!
グッと舌に感じられるミネラル、タンニン。果実の印象もどでかいながらなめらかさが感じられる辺りが良質さですね。
ただただ強いだけでない果実と口当たりのバランス部分は充分にとれているかと。
今飲むにはちょっとキツめのキャラですが、少し熟成や日を置くことでかなり伸びそうです。

エヴリン11:♥♥♥♥♥♥♥♥♥
色は完璧な赤紫でとかく透けない。少し濁っているような気もする(タンタラは概ねアンフィルタードらしいけれど、とくにこのワインはその傾向が強い)
香りは土系、葉の印象がかなり強くそこに果実がドサッとなっているようなドッシリとした感じ。
サンタマリア09辺りとは大幅に違って、かなりゴッツイ仕上がりになっています。
味わいも舌触りにトロッとした粘りの強さを感じ、ダイナミックなスタイルになっています。
派手に紫&黒果実のミックス、甘味にリコリスやルバーブなど濃い目のジャム感。
酸にオレンジっぽさもあり、これまでの3タイプとは異なってあたたかい葡萄であるのかな?とハッキリ思わせます。
すごく贅沢な仕上がりで余韻自体も長い。
というより、明らかにパワフルな方向に舵をきっていて、他がヴォーヌロマネを感じさせる中でこれはむしろソノマ感すらあるスタイル(それでもキレイ目ですが)
評論家ウケは抜群に良さそう・・・っていうと伝わる人には伝わるかも。かなり濃い口のピノ。
その非常に濃い中でも、ピノに欲しい構成要素と高級ピノがもつ魅力的な果実や酸が塩分が感じられるのは流石。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥(11年の最高級2つはもう少し寝かせよう)
値段がそれぞれ違いますが、それぞれがそれぞれ以上にそれぞれの中でも良いコスパですよ(読みづらいですねこの文)
今、飲むならばサンタマリアは特にいいのでは無いかと思います。
私が地球最強だと思うサンタバーバラ周辺のピノ、として文句なくとても「らしい」仕上がり。
より味わいにハッキリしたモノが欲しいのであれば、ソロモンを試すという感じがいいかなと。
ピゾーニとエヴリンは作りの印象からして別物。同じワイナリーと思えないタッチですが、恐らく畑の違いが大きいのではないかと。
エレガントなのはピゾーニ、パワフルなのはエヴリンですね。やっぱりシラーとか作ってる内陸よりのビエンナシッドだけにピノもダイナミック。
ただ、どちらも現行の11年はいわゆる「固い」感じなので、寝かせる環境がある人は少し置くほうがいいかもナノデス。
サンタマリア辺りで、ぜひともサンタバーバラ系のピノを体感していただきたいところ。
プレゼントにも当然使えまくり。はずさない品質です。

というわけで、タンタラのピノ4種類でした。
くぅ^~疲れました!
個人的に、畑や醸造感の違いがわかりやすい比較ティスティングが出来たので自己満足度100%でしたネ。
おさいふの中身を確認して、購入出来るモノを一本いかがでしょうか?
私がサンタバーバラ周辺を好む理由が、どれでも体感していただけるかと思います。

何故かカレラと引き合いに出されますが、この最下層でもカレラとは別の構造ですからネ。


ソロモンは現在サッポロ系列の某店オンリーになってて、他では売り切れな模様


果実の濃い系ながらギリギリエレガントを保つピゾーニ畑。


ビエンナシッドは確定なんだけど、後の畑はなんなんでしょ?
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| アメリカ | 20:08 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。

幣ブログへのコメントありがとうございます。

私はかつて秋葉の今は亡きPC専門店に勤務していたこともあり、シンクさんのブログにはとても親近感をもって、楽しく
拝読させていただいております。

今年もさらなるご活躍をお祈り申し上げます。

ロベール

| ロベール | 2014/01/09 01:36 | URL |

>ロベール様
ご挨拶ありがとうございます!
亡き専門店・・・・・・ステキなサムシング!?まるまるでっかいわー!?

本年も、気合、入れて、いきます!

| シンク・プリテュール・ノブレス | 2014/01/10 05:14 | URL |















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