オタクDEワイン!シンクのティスティングノート

☆アキバ系ワインブログ☆

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午年ワイナリーという事で タンタラ・シャルドネ・サンタマリアヴァレー2011

うぇるかむ!
さて、予告の通り今回から数回に分けて、タンタラ・ワイナリー特集になります。

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と、まぁこんな感じで試飲して参りました。
うーん豪華!日本に入ってきているほぼ全て(ビエンナシッド・シャルドネだけ無い)
というわけで一発目はこちらで

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サンタマリアヴァレーシャルドネですね。


ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥
ラベルはこれからしばらく見飽きるぐらい当ブログで見せる事になるでしょう馬のアイコンが特徴。
アメリカでは本当に動物柄って多いのですが、今年は特に日本では午年だけに売れる事になりそーです。
作り手はビル・ケイツ(ゲイツじゃないよ!)氏と醸造家ジェフリー・フィンチ氏。
1997年という若いワイナリーですが、評論家からの好評で人気ワイナリーとなったという経歴。
例えばパーカーたんは「カリフォルニアの最もエキゾチックなピノのひとつ」とし94ポイントが最高点(意外と低い気もしますが・・・・・・)
ワインエンシュアー誌でロマネ・コンティと同評価。
ナシュラルジオグラフィックではマルゴーなどを抜いてトップ10ワイナリーの中に存在。
日本では高級ホテルの総料理長が惚れ込んで買占めしたがったとか、スマップ×スマップでの登場(ゲストが武豊騎手の会)などそこそこに露出があったとか。

ところで、1997年設立などというめちゃくちゃ若いといいますか歴史感が全く無いワイナリーが何故、ここまでのし上がっているのかと言うと・・・・・・

財力です

「力(金)こそが正義・・・ケンシロウ、いい時代になったものだなぁ」
とKING様が舌をペロペロしちゃいそうな事実ですが、誰も言わないので言っておきます。

まず、ワイナリーの存在地が「ビエンナシッド・ヴィンヤードのすぐ隅っこらへん」です。
異常です。ハーレムラブコメの主人公の家の押入れに住むみたいな状態です。
タンタラというワイナリーおよび馬アイコンの由来が
ビル・ケイツ「私の愛馬ですから^^」
などとガンダムXみたいな話をしているそうでコレも異常です。つまり、アメリカで競走馬を所有している人がオーナーです。
インポーター提示の逸話では、「ラ・ターシュの味を目指しており、木の源流もそこから来ていて、ワイナリーのあちこちに無造作にラ・ターシュの空き瓶が落ちている」とか。
ラ・ターシュって日本円でいくらだかご存知?(ガクブルガクブル
そして原産の畑はビエン・ナシッド、ピゾーニ、ゲイリーズ、ラ・コリン、サンフォード・ベネディクト、タレー、ディアバーグなどなど。
ようするにブルゴーニュ特級畑を大体持ってますよにニュアンスは近い状態です。
その上で考えると、ぶっちゃけ評価が低すぎるような気すらします。
贅沢を尽くした、まさにアメリカンドリーマーによるワイン。
アメリカワインの典型的な豪勢さですがその最安値シャルドネはというと

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥
まさにいい畑を使ってるんだろうなって感じの味!
おそらくこれ、サンタマリア表示ですがかなりいい葡萄が入っているんじゃないでしょうか?
色は透き通ってはいるけれど黄色みがハッキリ出ています。
香りに蜜と強い金柑や甘夏の印象にしっかりとしたアプリコット。
味わいは非常に綺麗さがあるアタックからスタートします。
意外と刺さるような味の事も多い高級白ワインですが、口当たりはそのラインをギリギリ外して「シャープ」ですます感じ。
ミネラル感が先立ってちゃんと感じられてから蜜やリンゴ酸、ペアード、フレッシュな青りんご果汁、それらが贅沢。
果実の蜜っぽさが若い年号だけにきっちりしてフレッシュなんですね。
それでいて、熟成させても良さそうなコーンスターチの雰囲気なども見られます。
余韻はそれほど長くはありませんが、果実味のあるあったか地域の海シャルドネの基本とその質が伴ったワイン。
今飲むのが個人的にはオススメですが、熟成も見込めるように思います。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥
この実力で6000円以下、上手く買えば5000円前後という価格はなかなかのモノ。
もうひとつつけてもホントはいいぐらい・・・・・・なんですが、2000円プラスすると「ビエンナシッド単一畑」に切り替えが出来るみたいなので、この評点で。
まぁ、白の5000円って総合的に見れば安くはない部類ですが、高級シャルドネの部類としては安いみたいな。
このサンタマリアの段階で、ギフトに充分使える(特に2014年は!)ワインになっています。
アメリカの高級白の入り口にもぴったりな特徴を表したワインになっているので、勉強に一本開けてみるのはいいかもしれません。
この辺りと熟成した白を飲むことで、シャルドネ感がつかみやすくなりそう。

と、いうわけでタンタラのシャルドネでした。
これを呑んだ時に思った感想が「私は熟成白の領域にまだ至っていないんだな・・・」という事。
この2011ぐらいの方がオールドな白よりも私の好みではあるんですね(偉大さとかは置いておけば)
ようするに、飲みやすいんです。
普段ワイン買わないけど、奮発して買おう!みたいな人にはこのワインは本当に丁度いいハズ。是非お試しあれ。


北のキスラー南のタンタラ・・・って事は東の工藤、西の服部がいるのか!?(違


私は呑んでませんが上級版単一畑。これものみたーい!
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COMMENT

シンク様

コメントの返信ありがとうございます。
ルーチェの記事がわりと辛め採点だったのでコメント書くとき、20代の小娘〔実はアラサー〕が知ったかぶって何を言ってるんだよみたいに書かれるのかと……
優しいコメントでよかったです。
ああいうワインをカフェオレ系ワインっていうんですね。なんか私は土のような感じとスパイスみたいな感じがしました。

いつもはメルローとかカベルネソーヴィニヨン種がちょっと苦手でピノノワール種の軽めなワインばかり選んでました。
ルーチェ飲む前はこれは苦手かもしれないとおもって空けてみたら飲める。。美味しいって感じで。
カベルネソーヴィニヨン種で飲みやすいオススメのワインがあったらぜひ教えてください!

| さーちゃ | 2014/01/06 07:41 | URL |

長くなりましたが返信の返信の返信!

>さーちゃ様
知ったかぶってる感で言えば私の方がよっぽどナノデス^^;
ルーチェは要するに私がとても好きなオーパス・ワン同様「値上がりすぎている」というのが問題なので美味しいのは間違いない銘柄だと思います。
あ、それとカフェオレ系っていうのは私個人の俗称なのでご注意を・・・
スパイスや土っぽさがルーチェにあるのはいいですね、飲み頃だったのかもしれませんウラヤマシイ!

さて。
ピノ主体=ブルゴーニュ派というところで話を薦めますと、大雑把にオススメするならば「カリフォルニアやトスカーナのクラレットを攻める」のが妥当かなぁと思います(よりマニアックに限定するなら、日射と気温の割に海や川に近い涼しい地域)
ルーチェは「サンジョベーゼ×メルロ」という比較的珍しいブレンドなので類似したモノが周辺でも少なめですが、味わいの仕立てはカベルネ寄り。
それでいて、飲みやすくクセが少なめなワイン、となるとカリフォルニアのナパ産ワインやルーチェと近いトスカーナ産ワインがベターだと思います(比較的高めの産地ではありますが、ピノの相場に比べれば・・・)。
当ブログで書いた中では、ペトラ・ワイナリーのシリーズは比較的大手が入荷していながらスーパートスカーナ系の魅力が抜群。
ナパの中では手に入れやすさならフランシスカン・ワイナリー辺りはお手頃に地域の雰囲気がわかるかと思います。
逆に、どっしりと暗めなキャラクターを持つ本場ボルドーは、ひとまず後回しで良さそうです。
同時に独特な葉巻っぽさやユーカリ感など、何かとクセが強いチリやオーストラリアやアルゼンチンも「カフェオレっぽさ」はあるものの、どこか引っかかる作りのモノが多いかもしれません(好みがハまると最高に美味しいのですが)。

ピノだけでなく世界観を広める、というのはとても良いことだと思いますよっ!
特に、今は世界単位で色々なおもしろ品種が注目を集める時代。何はともあれ、いろいろお試しアレ、なのです!

| シンク | 2014/01/06 23:39 | URL |

ありがとうございます。

シンク様


ご返信ありがとうございます。私には知識がなさすぎて半分くらいしか理解出来なかったのですが、、
出てきた単語を見て、飲んでみるようにします。

ちなみにどちらでワインを買われてますか??
私は家へのお歳暮等でいただく場合が多いのですが、自分で買う時は日本橋三越か横浜高島屋です。
こんなに種類が多いワインが手にはいるなんてすごいですね。

| さーちゃ | 2014/01/07 18:57 | URL |

Re: ありがとうございます。

> シンク様
> ご返信ありがとうございます。私には知識がなさすぎて半分くらいしか理解出来なかったのですが、、
> 出てきた単語を見て、飲んでみるようにします。

うーん、やっぱり用語っぽさが出過ぎかしら私。ちょっと反省。

> ちなみにどちらでワインを買われてますか??
> 私は家へのお歳暮等でいただく場合が多いのですが、自分で買う時は日本橋三越か横浜高島屋です。
> こんなに種類が多いワインが手にはいるなんてすごいですね。

上に付随してなのですが、日本橋三越や横浜高島屋といった超大型の優良店舗でご購入されているようでしたら、例えば「カリフォルニアかトスカーナの飲みやすいカベルネやメルロ主体ワイン」をなるべくグレードの高い店員さん(馴染みのある人)に遠慮せず相談されるのが良いかなぁと。
私の購入先は結構バラバラで、地元周辺だったり都心のワインイベントの時に行ったワインショップでの購入だったりします。ジャケ買い多し。ネットショップは実はほとんど使ってなかったり。
マニアな方は、私の出没先やなんとなーく偏りがあるのを見抜いているかも?(偏りが出るのは店舗ごとの仕入れワインや好みの味を求めると、好みの輸入元が出て自然と贔屓が出来ます)

| シンク・プリテュール・ノブレス | 2014/01/08 18:38 | URL |















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