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アメリカらしいマルチ畑のカルトワイン ブッシェラ(ブッチェラ・ブケラ)2009

うぇるかむ!
まだまだアメリカカベルネで弾があるので、
気合!入れて!いきます!!

さて。
ワインは基本的に、単一畑である方が好まれます。
ブルゴーニュはそれだけで値段が10倍100倍になりますし、ボルドーはそもそもシャトー製ですから。
イタリアワインすら、良質なワインは単一畑でその単一畑の良さというのが世界にも普及しています。
ソアヴェですら単一畑になるだけで、300円~2倍ぐらいに差がつくのですから、畑の重要さ(そしてそのラベリング効果)というのは基本です。
そんな中で、マルチブレンディングながら2万円近いワインがこちら

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ブッシェラ2009。
シンプルなようで案外色々な肩書もちなワインです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
ラベルはマーク部分がゴム製だったりボトルがオートクチュールであったりとなかなかに豪華。
写真だとわかりづらいのですが、赤い部分が完全にはっついているのです。
これが壊れやすくもあるんですが^^;
作り手とコンサルタントが非常に多く、また使っている畑もかなりのミックスです(基本はヨントヴィルみたいですが)。
畑がオークヴィル、スタッグリープスディレクトリ、クームスヴィル、カーネロス、ヨントヴィル・・・といったナパの領地内から優良葡萄買い。
作り手は「宣伝文句になる醸造家」「アメリカ女性醸造家四天王の一人」であるシリア・ウェルチが参加しているそうで。
他の醸造家もなかなかの顔ぶれで、2002年からワイナリーは始動している模様。
ようするに、「醸造家×畑+資産」という部分までは常に最高値という状態な訳です。
一点だけ「ヴィンテージ」というその年の天候などの条件と畑も厳密には最高水準で揃うか怪しいところではありますが、もともとのアメリカ連中が考えていた
テロワール?フランス人の寝言やな^^
という時代的なモノの最高峰ではあるでしょう。
評価もPPが95点台であったりデキャンター誌でTOP100をとっていたりとかなりのモノ。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥
このワイン、上記にもあるとおりラベル部分が結構傷みやすいせいで、結構このインポーターの試飲で出てきていたのでした。
色はハッキリと透けずエッジも赤紫でかなり若々しい仕上がり。
結構濁ってる感もあり、どうやらアンフィルタード(無濾過)+新樽80%などゴッツイ作りになっているようです。
香りにカシスとハーヴが強めに見られ、樽の印象も強くバニラなどの香りもなかなかあります。
少しのローストナッツ感などもあったでしょうか。
カベルネ系の特性は十二分に見られますが結構まったりした味わい。
カシス感とアフターのハーブ、酸やタンニンもバランス良く作られています。
甘すぎずキツすぎず、バニラが包むようにして果実感がギュッとやってくるよう。
最近、何度も書いている「パーフェクト・カベルネ」系統のスタイル。
マルベックが少量入っているぶんなのか、若干酸味がぼやけているような気がしないでもないですが、その分飲みやすい印象。
ただ、雰囲気という意味では少々中途半端でしょうか。
かっちりとした醸造力を感じさせ、葡萄まで多義にやっている分、非常に密度があるものの特徴的ではないという。
うーん、アニメとかでいうと「完璧なクローンキャラクター」だとか「ターミネーター」みたいなモノでしょうか。
「とある魔術の禁書目録」で御坂美琴クローンが云々って展開がありますが、あれでクローンが完璧に御坂美琴になりきったら・・・みたいな?

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥
コストで語る価格帯ではありませんが、2万円近いというと敵がすごく多いような。
それこそ、一昔前は5万円とかしたそうなので、そういう意味では価格安な感じもしますか・・・・・・?
この手のスタイルはどれもほんっっっつとに美味しいカベルネではあるものの、そこに個性や価格の高さというポイントで難点がついてしまうように思います。
こうしたタイプのカベルネは、もう価格競争されていくのか・・・それとももっと値上っていくのか、は気になりますね。
今回の関して言えば、選択肢としてはアリなものの他のナパカベでもいいような気はしてしまいます。
贈り物にも、ゴム部分は注意が必要。そこの保護がしっかりできれば、プレゼントにはグッド。

というわけでブッシェラでした。
今回のここのインポーター、割りと残念なミドルクラス~高価格ワインを自慢気誇大広告で売るのが趣味でらっしゃるようで、かなり難しいといいますか購入に悩む薦めがたいワインが多いなぁ・・・と思うもののこれに関しては本質的に相応しい広告どおりの仕入れものになっています。
このクラスのワインが飲まれると、アメリカの実力の高さというのを感じていただけるハズ!
なんですけどねぇ・・・お値段がねぇ・・・うーむむむ。

しかしこのクラスのワインすら誇大広告ぞなもし


フラッグシップはこの価格でガチカルトです。
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