オタクDEワイン!シンクのティスティングノート

☆アキバ系ワインブログ☆

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

エトナ山嶺の魅力的割安ビオ ラ・カラブレッタ・ネレッロ・マスカレーゼ(エトナロッソ)2003

うぇるかむ!
ここ最近のニュースで最も気がかりなこと、それは無論
エトナ山噴火
ですよねー(イタリアワイン勢的な
シチリア島の活火山、エトナ周辺で作られるネレッロ・マスカレーゼの行く末が心配すぎます!
という訳で、今回は時事ネタ的ではありますが、ネレッロ・マスカレーゼです。

BaQYgcYCUAAZ2oQ.jpg


ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥
ラベル自体はかなり地味な内容になっており、表記もエトナDOCではなくネレッロ・マスカレーゼ。
法制度上、格上格付けなエトナDOCを名乗れなくてネレッロ・マスカレーゼという葡萄名での販売をしていたそうですが、実は後々に調べてみるとエトナで登録可能だったりした・・・というイタリアDOCのめちゃくちゃな制度感ないしはイタリア人のテケトーさが伺えます。
また、良質な状況提供をこころがけて蔵元での保存出荷されているそうで。
ゆえか、03というヴィンテージが非常に安く出ています。他のウリもビオ要素が結構高く出ていて普段なら私も手を出さない感じではあるんです。

が、プラカップ試飲したところ「!?」となり、3杯分ほどいただいて更に思わず購入しちゃったのでした。
ついでに店員さん(イタリア自然派の超ベテランの方だそうで)が「大体コレは抜いて3日目ぐらいがいいですよ」などとおっしゃる。
自然派モノで3日後・・・?と思いまして試してみました。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
少し甘目に点数をつけちゃってる感があるんですが、これは熟成バルバレスコのようで、しかもバルバレスコ以上にエレガント。
色はエッジに既に褐色系。中心部もほどほどにオレンジになっています。
香りにもかつおぶしやスモークベーコンなどの熟成感が主体で、そこにスミレや森の木々のような土っぽさもあってイタリアの熟成タイプらしい仕上がりになっています。
事前情報を知っちゃってるせいか、なんとなーくビオっぽい苦い香りもあるような。
味わいはそれでいて、クリア(水っぽい、ではなく余計な雑味がない感じ~)
軽めの口当たりからじんわりとオレンジやマッシュルーム、烏龍茶→濃い目のダージリンへの変化など多様性バッチリ!
旨味系もクサすぎずいい塩梅で、そこそこのミネラル感なども地域と葡萄の印象を思わせてくれます。
タンニン自体は強いハズなんですが、サクサクのめてしまうイチヂク感のある甘みや前述の茶葉系の印象があってヘンに飲み疲れしません。
更に、ピーク状態に突入するとローズやスミレの花感が出てきていよいよバルバレスコめいてきます。
紫の果実とネクターやチョコの甘味が付加され、ものすごいバランス感覚の中で美味しく熟成感を楽しめます。
テクスチャがある、と言ってOKなんじゃないかと思う質量の多さ。
抜いてからは個人的には4時間後~次の日ぐらいが一番甘みの部分が強く出てて好きでしたが、確かに3日感オチない。
不死鳥の如きワインです。ウラー!

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
ワォ!これはケース買いすべきだ!!(またしても2日ぶり
いや、これから高額モノやアメリカ特集する前に今年の最強テーブルワインを悔いなくやってこうってだけなんですけどね・・・
さておき。
熟成モノが面白い事で定評があるイタリアの地葡萄モノですが、まさにこれも直球で大当たり!
ハイエンドクラスのバローロバルバレスコを倒してのける2800円程度。
しかもこの値段で相当タフな奴だ、気に入ったって感じナノデス!
この価格帯で3日は呑める古酒風、という貴重なスタイルなので見つけたら是非チェックをかけてみてください。
ワイン通程面白く感じられるだろう味わいなので、一般的なプレゼント向けではないかも?
むしろ「趣味はワインです^^」ぐらい言ってのける人に渡すと、その度量がわかるかもしれません(試練

という訳で、ネレッロ・マスカレーゼの珠玉の一本でした。
もともと、結構今注目している品種でピノに近いと言われている葡萄ですが、個人的にネッビオーロとピノのかけあわせのような面白さを持っていて、2つの品種を上回る楽しさを持ち合わせているのではないか、と感じています。
絶滅危惧種にならないうちに、もっと呑んでおきたいなぁ。

00年とかもこの値段だったようですが売り切れ・・・・・・


っていか今日紹介のはネット上はほぼ売り切れ?その上位版でもこの価格なんですけどね。
関連記事

| イタリア | 22:07 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://sinquwine.blog.fc2.com/tb.php/195-1f9a65bc

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT