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コノスルピノ祭り2 ミドルとフラッグシップOSIOピノ検証 シングルヴィンヤード 20バレル オシオ

うぇるかむ!
さて、2回目のコノスルピノ特集、今回は前回と較べて大分値段があがり、2000円台と3000円近くに一挙6000円超という3点になります。

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ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
いよいよ自転車感はまるでなくなってくるコノスルとしては高額なライン。
シンブルヴィンヤード、というのは今年になって新リリースしたばかりの名前とおり単一ヴィンヤードのピノです。
で、単一でありながら2000円という価格帯が魅力の作品になっています。
醸造地はサンアントニオヴァリー。コノスルの21番区画「海風」の意味のヴィエント・マルという畑とのこと。
比較的海近くの斜面にある、いわば海ピノ系です。
20バレルは元フラッグシップでこれまた名前どおりに、
「20樽分だけ作る特別キュベ」
だった名残だそうで。こちらはシングルヴィンヤードではなく多くの畑のアッサンブラージュ。
シングルヴィンヤードとは樽の熟成期間なども違ってきており、一概に単一畑かアッサンブラージュかの違いという訳ではないもよう。
最後はOSIOさん。・・・カート・コバーンの生まれ変わりこと押尾学?(違います
圧倒的に値段に差があるこちら、コノスルブランドのフラッグシップとして作られたモノで、こちらはブルゴーニュの醸造家指導付き。WAも91点が最高でついている模様。
ラベルからして明らかに他との差別化が。なんかカルト意識っぽい?
チリピノとしては確かに高い価格帯の逸品になっています。

香り・味わい(最大10pt)
シングルヴィンヤード ♥♥♥♥♥♥♥
20バレル♥♥♥♥♥♥♥
オシオ♥♥♥♥♥♥♥♥

シングルと20バレルは好みで差がハッキリする印象。
オシオは他とは流石に離れた作りにしっかりとなっていました。
色合いじたいはこれもほぼ変わらず・・・なのですがオシオはハッキリと紫が他と識別出来るぐらいに強く出ており、格というか果実感の違いを色からうったえてきます。

「シングル」
香りはだいぶん要素が増えておりイチゴ感のある酸味なども出てきている。
かなりスマートで質感も味わいがとれているが下級ラインと比べるとグッと味わいの品質はあがっていますね。
クリアなスタイルはまるでニュージーのようで統制がとれています。
果実に重点がおかれていますがほのかな紅茶感やバニラでまとめてあり、要素の多さでレゼルヴァとも差別化がちゃんととれていたのは結構驚き。
ただ、凝縮感などはあまり感じられず新商品の割りには控えめなバランサーではないかと。
主人公のまわりをサラッとかためておく程度のイケメンとでも言いますか……
うーん、なんだろう難しいんですが、ガンダムだとWのカトル君とかSEEDのニコル君とか、なんかこう「君づけのおとなしいように見えるタイプ」かしら。

「20バレル」
一方こちらはかなり甘味が強くなっておりマイルドな質感に。
香りは樽が強めにかかっておりチェリーが合わさって出てきています。
基本的な果実感はシングル辺りと違いはありませんが、口当たりからしてぽったりした印象でチェリーや木苺もソース感がありかなり強い主張。
新世界のピノよりのスタイルになっているような。
または樽が強めのボーヌっぽいかなと。
シガーなどのようなチリっぽい雰囲気はなく、やはりまとまりはいいですね。
甘さが格段にあがっているように感じられるのは比較ゆえとも思いますが、おそらく熟成期間とか畑ごとの収穫時期の差が影響していそうに思います。
20バレルの方が人気はありそうな味ですね。

「オシオ」
香りから腐葉土などのハーブと茶葉の雰囲気、果実もラズベリーなどの紫果実の要素が感じられ醸造感の違いが見え隠れ。
香り自体はそれほど強くはないものの、クッキリとコノスルシリーズとは違いがあります。
味わいも同様に重た目になっていてなるほどブルゴーニュっぽい仕立てになってきています。
果実の印象も味わいの傾向もガラッとかわっていて、茶葉の印象が渋めに感じられ、タンニンの効きもバッチリです。
上級者向けな価格、というのを意識してか味わいも上級者向けなスタイルで・・・・・・おそらく、高めのワインを飲み慣れていないと20バレル辺りの方が美味しく感じられるかもしれません。
味のまとめかたが少し人工的なぐらいに、角度を変えた作り。
ある意味正統派ですが、コノスルの延長にはない存在感。
終わり際の抜け方も果実感よりも渋さの方が残り、それでいてまとまりはなかなかのもの。
ただ、良くまとめてあるけれどもそれ以上の面白さは案外感じないかもしれません。

コストパフォーマンス(最大5pt)
シングル ♥♥♥♥
20バレル♥♥♥
オシオ♥♥

コスト、でいうとシングルはなかなかに楽しめる逸材ではないかと思います。
レゼルヴァから300円程度で大きな違いを感じられ、単一畑ピノが1500円で呑めるというのは狙い目だと思います。
所謂、「安いワインの数百円は高級ラインの数千数万と同等の意味をもつ」という体験にはぴったり。
20バレルも2000円のピノとしては上々な出来であり、基準値にするのに丁度良さそうではあります。
2000円ぐらい、として非常に妥当性がある味わい。個人的にはシングルのまとめ方の方が好みではありましたが、ここは好みが二分されそーですね。
オシオは一挙に倍値の5000円程度まで行ってしまうことを考えると、ちょっと割高と言いますか値段との釣り合いが一番普通な印象です。
5000円出したらピノならこれぐらいは呑める、という印象で安定感はありそうですがピノにおける奇跡性や独特の世界観はなく・・・となると、総合的に見るとあまりコスパは良くないよーなというのが感覚かしら。
プレゼント向けにはオシオがやはり良いかと思いますが、家のみのぶんではシングルと20バレルぐらいで良さそうな感がありますね。

という訳で、コノスル特集でした。
オシオを除くと、どれも値段以上ですし計算がハッキリされた考えられたワインバリエーションで感心させられますね。
その分、独特のハデさとか愛おしさはないような感じ。
なんというか、どれに関しても良く出来た優等生ヒロインといった感じで・・・
なので、優等生要素を活かしてピノのタッチを掴んでみるというのにはかなりわかりやすくて良いかとは思います。
なんだかんだでヨイショさせるだけあって、ハズレはないピノ。
安定感を活用すれば、かなり楽しめるのは間違いないでしょうね~

オススメはやはりシングル。


2000円と考えるとカリピノも苦戦を強いられてしまう作りの傾向がこれ


わざわざ試してみるのも一興?
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