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究極ナパ産シャルドネの熟成を見る コングスガード・シャルドネ・ナパヴァレー1998

うぇるかむ!
カリフォルニアシャルドネ特集も残すところ今回含めて3回となります。
ここまでは新しい年代のシャルドネでしたが、ここからは
「90年台後半のシャルドネ」
になります。
そして、銘柄としては明らかにグンッとあがってきますです。

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一発目はコングスガード!

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
この意味不明にコミカルなラベル・・・・・・う~ん、実にカルト!
「究極」の異名をもつ超がつく白の人気生産者のラベルだと一見わからないのが逆にスゴイですよねー
作り手は元音楽大学にかよっていたジョン・コングスガード氏。
ワインブームを見て一大転機でカリフォルニア大学ディヴィス校に入学、その後はニュートン・ワイナリーに所属。
調べてみると
こちらの記事で、「コングスガード関係者」と書きましたがどうやら本人だった上に、このアンフィルタードを最初にやったのもコングスガード氏だったとの話が
ま、マジですか、しゅごい・・・・・・
その後の圧倒的評価を受けたこちらのワイナリー。最も強いとされるのは「ザ・ジャッジ」というシャルドネ。
で、もうひとつだけあるシャルドネ銘柄が今回のナパ・ヴァレーです。
主に使われている畑は自社畑のストーン・クレスト・ヴィンヤードらしいのですが、他に使ってる買い付けぶどうもハイド・ヴィンヤードとかハドソン・ヴィンヤードなどなどらしく・・・

ここなど、超がつくほどの大手ってフランスの「シャトー流」と「ドメーヌ流」が混じったような作り方になってきて、その当たりに「上手ければ良し、ただそれだけだ・・・」というアメリカのロジカルを感じますね。
モテるのはエステートボトル=シャトー系同様に自社畑オンリーなんですが、アメリカで気をつけたいのは広域モノ名義でスゴイ買い付け畑を入れてくる=ドメーヌ流(ネゴシアン流)な事をしてくるという点ですね。
オタク的に例えると・・・うーん、KONAMIの音ゲーの構成として人気が高いのは「猫又マスター」「劇団レコード」「DJよしくん」などのオリジナルメンバーだけれど、時々突然「伊藤賢治」を連れてきたりするような感じかしら。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥
色は黄色みの強いはちみつのようになっている。
粘度も非常に高く、外見は本当に黄色はちみつそっくり!
香りはかなりあまやかな印象で、シガー、ブラウンシュガーで煮詰めたマロングラッセなどがまだまだインパクトをもって感じられます。
味わいのボリュームもかなりぎっちりしていますね。
フルーティーさはもうジャムのようになっていますし、スモーキーな味わいも出ています。
いためたナッツのような雰囲気も。
グレープのニュアンス、アフターまでパワフルに余韻たっぷりにしめていきます。
熟成によってなのか、結構甘さが強く出てしまっており、果実もトロトロになっているかな~とは思うのですがそれでも濃密な部分でバランスがとれていますね。
ムッチムチな印象がこの年代でまったく衰えを感じさせません。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥(この年代ならば)
若い、より飲み頃に対して適正なラインを飲まないと何ともいえないのですが・・・
今から98年を買う、というのはなかなか通な選択肢になるのではないでしょうか。
このぐらいの熟成モノが好みであるかどうか、という点では非常に見るものがあるかとは思います。
個人的には「うまい、これが熟成シャルドネか・・・」とこの特集の中で最も思ったのがコングスガードなのですが、しかしながら2万円以上という価格設定には何色しちゃうかなー。

という訳で、コングスガードの古酒めいた逸品でした。
おそらく若いヴィンテージは相当に濃く強い「お酒」なんではなかろうかと思わせる逸品ですね。
力強いシャルドネというのが長い年月でもパワフルを保っていた例、として参考になりました。
ただ、私はやっぱり若めでいいかな~と思うところもあるので再挑戦したいワインではありますね。


こちらは最新版ですねー。このぐらいなら買ってみようかな・・・(絶望的破産思考
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