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サンタマリアの跳ね馬、その単一の凄み タンタラ・シャルドネ・ビエンナシッドヴィンヤード2010

うぇるかむ!
シャルドネ特集5回目、アメリカとしては様々な地域を飛んでいますが今回は大本命のサンタバーバラ単一AVAです!

……んん?良くわからないとおっしゃる?
まず、ここ数回では「ナパ」「ソノマ」といった地域を攻めていましたが(初回のケンダル・ジャクソンはサンタバーバラ&パソ・ロブレス)それらは基本的には山の方に位置し熱めの地域となります。
故に、本領はむしろ赤というのが一般的です(私はその限りでないのがアメリカだとおもいますが)。
で、サンタバーバラ周辺というのはかなり海に迫る部分にあり、こうした地域の方がピノ・ノワール種やシャルドネ他白ワインは作りやすい、というのが多くの見解。
アニメの声あてを声優さんがやるか、俳優がやるかみたいなモノかしら?

今更感あることも書きましたが、そういう訳で大本命って訳なのです。

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その中でも、輪をかけて本流、タンタラ様でございます。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥
個人的に、アイコンが動物柄なのってアメリカで多いのですがあんまり好きで無かったり・・・・・・
という理由さえなければマックス5ポイントな訳です(こ、個人の趣味サイトだからいいんですー!)
タンタラワイナリーはその存在感でいえば、オー・ボン・クリマやシンクアノンにつぐレベルの大御所ですね。
名前の由来はオーナーの飼っていた馬からだそうですが、そのオーナー名前がビル・ゲイツ!!
いや、メガネのあの人ではないですよ^^;
カレラ同様、打倒DRCをかかげて参戦し「神がかり的」との異名を受けながら評価誌で絶賛される訳です。
で、畑がこれまたスゴイところと契約しまくっています。
その中でも、トップの中のトップといえる「サンタ・バーバラのロマネコンティ畑」と言われるのが今回のビエンナシッドとなります。
まぁ、ぶどう自体はDRCと違って色んな所が使ってるんですけどねー。
しかしながら、個人的にはサンタ・バーバラ付近の畑ってフランスのグラン・クリュ畑バリにスゴイと思うので、解る時は必ずしっかり明記したい方針であります!

それと、このワイナリー、カリフォルニアワインの中ではかなりの親日っぽく年間生産量が100ケース以下のワインなども多い中、大手百貨店などでは比較的見ることが出来ます。
ヘタすると現地より買いやすい?というタイプのワインです。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
実は今回の特集でレイミーから始まるスターワイン軍団の中で最も好みのワインでした(ここから先が古酒シャルドネな点もあるけど)。
色は比較的うすいが黄色っぽさはしっかりついています。
香りはかなりの強い樽とキャラメルフレーバーが最初ハッキリと感じられたので、スワリングとリンスリングをイタリアワインばりにがっつり行うとフルーツ酸が細かく立ち始めて「べ、別のワインだ!?」と叫び兼ねないほどでした。
味わいはかなりフルーティーさがあり、特にグレープフルーツ要素が生き生きとしています。
樽などの印象は香りに比べるとうっすらしており、飲み始めは「薄い印象すらあってパッとしない」気もしました。
しかしながら、他ワインと比べながらゆっくり呑んでみると驚くほど味わいが変化!
可変式!
Zガンダムですか、カミーユ・ビダンですかって具合にだんだんとシャープさが出てきて、杏っぽい酸などが生まれてくるよう。
そして、私のティスティングノートは最終的に「ボリュームがありきっちりした仕立て」と全く最初と別の印象を持つ具合に。
途中で開いてきたという事なのかもしれませんが、変化は結構早め。
ピークには前述のとおり優れたボリュームとシャープな印象、レモン&パイナップル&少々の杏酸などがみられミネラルも良い加減で果実にかかっているスタイルに。
流石の高級畑ですよ。火力が違います!

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥
超有力生産者×超有名単一畑×超天候=破壊力
というワイン界の図式のうち2つが完璧であって、お値段8000円以下というのはワインに詳しいと即購入レベルだと思います。
それでも白で8000円なので若干躊躇がイル気もしますが……フランスだとグラン・クリュトップ生産者だと3万とかしますからネ。
これはカリフォルニアという基軸で見る以上に「素晴らしい白ワイン」という括りで見れるワインになっており、どの角度から見ても間違いのない一作になっています。
ただ、当ブログ若干初心者向け(ですよね?)という観点からすると、「自分が初心者である」という方には唯一向かないと思います。
今回のティスティングの印象だと、馬の中でも「暴れ馬」なんですよね。
飲むタイミングなどの扱いが非常に難しいので、腕のいいソムリエさんなどと一緒に飲む方がいいかも。

という訳でタンタラでした。
もう、この地域は私のバツグンイチオシなのでタイピングにも熱が入っちゃう訳ですけれど。
気軽な値段ではないものの、やっぱり買うならサンタ・バーバラ!


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