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南ア版カルト?奇想天外なブレンドが初輸入、奇人変人?それともにわか?? ブランクボトル・ドック2013

うぇるかむ!
今、南アフリカファン的にちょっと気になるアイテムがありまして、急遽ですが飲んでみました。

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ブランクボトル・ドック2013
南アフリカ版カルトってマジ?

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥?
なんでハテナをつけちゃうかっていうと、正直なところ今回のボトルデザインはあんまり格好良いものでないと思っているから。
この方、なんと40種類ぐらいを毎年色々変えてSQN(シンクアノン)のように同じモノを作らない造り手=南アフリカ版カルトワイナリってなっているのだとか。
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文字の左右。実は裏に書いてあるようなワードが並んでるだけでス。
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むしろ裏側の方がカルトワイナリっぽい気がするかも?

造り手はピーター・ワルサーという方だそうで、この方所謂「変人系」として処理されてますが、個人的に見て取れるデータの範囲だと「変人ぶっているインテリチャラ系」であって多分変人じゃないと思います(推測)
というのも、2005年にはなにやらワイナリを始めていたらしいのですが、いくつかのワイナリーから購入したワインをブレンドしてリリースしていたらしく・・・・・・つまり、最近日本酒のタクシードライバーで問題になっている外買して自分で醸造なんぞしていないのを自作として売っていたどころか混ぜて売っていたっていうんだから・・・・・・というスタートからして怪しいモノ。
2012年からは自分で醸造をやっているらしいのですがあくまでもヴァーチャルです。
で、その後も40種ぐらい毎年作っていてしかもどれもラベルが変わり、最近では「潜在意識的に作ったのと無意識で作ったもの」というような実験的ワインも導入。
「自分のところでシラーが嫌いってマダムがきたのでわざとシラーを飲ませたら3ケースも買っていった。僕達は本を買うときカバーで選ぶ。そういうことなのさ」
という悟りから、品種名などはわざと書いていない・・・・・・けれどある程度情報はある、みたいな感じなのも特徴。
こう、なんかオカルト風に走ってたり、なんかコンセプトがあるようでない辺りもどこか「ホンモノ感がない」とネット上のデータからは私は判断しています。
ただ、サーフィン趣味らしいのがちょっと気になる(シンク的造り手の判断的に「スピード狂な趣味を持っている人のワインはエレガントだったりする」というのがありまして・・・・・・)

今回のアイテムは、リースリング主体にソーヴィニヨン・ブランとセミニョンが混じっているというスタイル。
ピーターのサーフィン友達であり、主治医であるゲイリー医師が趣味でやっている畑からのもの(どういうこっちゃ!?)
なんでドック。ドクター。犬では、ない。
そもそも南アフリカにおいてリースリングって主体的に使われている訳でもなく、ブレンドがしかもボルドー風というまさにゴチャ・まぜカオスブレンドなのでありますが、その実力はホンモノ?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥
作為的カオスの濃さ
なんだろう、物凄く作った感があるワインとでもいいましょうか・・・・・・
上手いようなヘタなような、整いが大事なワインであるにも関わらずダイナミックさこそあれど、なんだかネジと歯車が一本足りないような気がしたワインでした。
はっきり言ってしまうと、色んな要素が足りているけど物足りない。一点突破しきれてない感じ。

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色は年号の割にやたら濃黄色。
薫りには強い杏などの要素があり、ここがどこか作為的な印象があるという訳。
リースリングらしさというのはあまり強く出ておらずオイリーさなどはないものの、なんだか果実爆弾的な風味。
味わいもアタックがとにかく濃いところからスタートします。
非常に強い部分からノックアウトしにかかってくるタイプで、むしろアメリカのマジックブレンドにとても似てる(最近書いたXワイナリー・ノックアウトとまさに同タイプ)。
ただ、中間の抜け方にどこかシュナン・ブラン感もあるのがちょい不思議(これが土壌の個性?)。
アフターまでパワフルガッツリな感じで〆ていくスタイルで、濃厚さでガンガン押して攻めるタイプのそれも攻め特化型。
ここまでパワーでこなくても個人的には良く、また品種の雰囲気みたいなのはたまにリースリングかな?という青い果実感がある程度なのでその点でも芯が意外とない感じ。
アメリカンセクシーなキャラまんまで、星条旗とかブラジャーにしちゃうような
「おらー!アメリカ女だぞー!!バインを喰らえーッ!!!」
みたいなエロギャグノリ。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥
個人的にセクシーさの中にもちゃんと頭の良さというか風情が欲しいので、あんまりピンときませんでした。
3000円程度のアイテムなので、完璧最高!なアイテムがバンバンあっても困りますけど、しかしながらわざわざ南アフリカを買うのにコレを選ぶのは要するに「南アフリカ慣れした人」に他ならないのではないかと。
なんでも日本に9箱=108本ぐらいらしいので、ここは南アフリカマニア各位に譲ってあげてくりゃれ。
私も呑んだんであとは譲る(その分カルトロジーを私が呑む!)。

というわけで、ブランクボトルよりドックでした。
個人的には期待しすぎちゃったアイテムの一つで、恐らく熟成した方が良いタイプな気もするんですが・・・・・・わざわざ買って置いておく場所もなく。ちょっと今後も様子見なワイナリかなーと思っています。
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なにせ40種もバーチャルに作っておいてロウキャップにこういう真似が出来るぐらい金銭的余裕があるっぽい(前職この人なんだったんだろう?)ので、どれかしら美味しいのはありそうな気がしてます。
鉄砲数打てば、ですがワインの場合そうホイホイ打たれられないからなぁ・・・・・・

一応ネット上ではあと10本程度しか残存してませんが、南アフリカマニアのためにそっとしておいてあげてくりゃれ。


もうこういうノリ

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