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5000円アンダーでTOPクラスのカリカベ!?スマートにアメリカを体現した出来栄え。 ドメーヌ・エデン・カベルネ・ソーヴィニヨン・サンタクルーズマウンテンズ2013

うぇるかむ!
先日のラトーの記事、ようやくちゃんと清書しました・・・・・・ここ最近、ちょっと職場環境が変わり大変な感じで更新が滞ってます。
ま、そんな事読者の方には関係ないし、アクセスも案外3日間そんなに変動がなくて逆にショックでしたが・・・・・・
さておき。今回はカリカベです。それもラトー同様セントラル・コースト側、つまり私の得意範囲の注目ワイナリです。

20170628204842355.jpg
ドメーヌ・エデン・カベルネ・ソーヴィニヨン・サンタクルーズマウンテンズ2013
エデンもひっさびさかなもしかして。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥(評価誌的に+♥?)
文字がどだだだだーっと並ぶラベルで、ちょっと雑多。しかもフォントもバラバラというエチケットデザインとしては正直個人的に点数下がるタイプだったりします。
ジーンズメイトじゃないんだから・・・・・・
言い切ってラベルデザインは非常に良くないッス。買いたい意欲が起きない。だから内容に比べて安いのかもしれない・・・・・・
2017062820491204b.jpg
ナンバーが振ってあるのですが、そこだけカラーかつここもフォント違うしで余計に雑多。
20170628204852d8c.jpg
裏はシンプルなのですが、故に余計に表が文字でゴチャゴチャしすぎな印象。

それでも♥♥♥♥も出しているのは、このマウント・エデンというワイナリがアメリカ的に非常に重要なワイナリだから。
カリフォルニアワインの先駆者にして原点と言われる栽培家ポール・マッソン氏の一番弟子マーティン・レイという人が立ち上げたのがこのワイナリの起源。
マーティン自身の頃はアメリカワインが注目されるキッカケとなったパリ事件の年にはワイナリも閉鎖してしまい亡くなってしまったらしいんですけど、高品質なブティック・ワイナリーを作ろうとしていた人。
その畑をピーターソン夫妻が購入、引き継いで一大カンパニーとしたのがマウント・エデンです。
実はシャルドネの方が有名で、パリティスティングもどきをモンラッシェで行った際に、パーカーたんがフェイクアイテムとして二本のカリフォルニアシャルドネを提供し、4位になったのがマウント・エデンのシャルドネ。
2、3位はプイィ・フュイッセとコシュ・デュリのコルトンで、1位はパーカーたんがもうひとつ出したアメリカアイテムで、ピーター・マイケル。本来のメインであるモンラッシェ勢はズタボロにされてしまった訳です。
・・・・・・と、まぁ、そんな訳でシャルドネがメインともいえるワイナリなのですが、今回はカベルネ。それもドメーヌ版です。
このドメーヌ版というのは、本家マウント・エデンの畑からちょっち離れたところにある畑で、このマウントエデンに憧れたトム・マッドという人が1983年に始めたワイナリ「だったところ」のアイテム。
トム氏は師匠として崇めてブドウの木も譲り受けて作っていたマウント・エデン本家より先に亡くなってしまう訳。
で、そこを買い取って本家マウント・エデンとは別個に瓶詰めしているのがドメーヌ・エデンシリーズでス。
ちょうややこしい。
弟子の畑を師匠が引き継いだという、逆パターンめいたものでマウント版より半額程度になっているけれど別プロジェクトものとして存在しています。
そんなドメーヌ・エデンのカベルネなんですが、今回のはデキャンター誌で98点というハーランやらよりも高い点数を叩きだしちゃって万円級を超えたワイン!として大々的に宣伝されているアイテム。
セパージュはカベルネ・ソーヴィニヨン75%に、メルロー20%、マルベック2%、プティ・ヴェルド、カベルネフランが1.5%という構成のわりかしアメリカンなブレンド感覚。
説明がながーくなりましたが、さて本当にそんなに大した奴なの?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥(個人的には+♥)
大した奴だ・・・・・・
非常にわかりやすくアメリカ系カベルネをしています。スマートさが強いのにメイドチックさもある=ナパカベ感が漂いつつセントラル・コーストらしい抑えたインテリジェンスがここには存在している。
確かに構成は良く出来ていて早のみに向いていないハーランだとかスポッツウッドより現状で高得点がつくのはある意味では納得です。
20170628204901eaf.jpg
色はかなり強くパープルレッド。透けないタイプ。
香りにしっかりとバニラ感とカシス、チェリーなどのジャミーさがあります。ただ、どっちかというと甘味さが多く強すぎはしないかな。
タニックさなどがあんまりない辺り、早呑みにむいた仕上がりだとも思います。
スパイス感やマルベックやプティによるケモ感雑味はなく、結構シンプルに果実の強さで訴えてくる。
味わいも口当たりがそこそこ滑らかに、すぐに果実要素のまとまりが感じられます。
プラム、カシスといった紫果実のジャム感にチェリー果汁が隠し味程度に。
主だって紫果実要素と甘味が多く、それを早いうちにミルキーな樽っぽさでまとめてそのまま流していくスタイル。
かといって、甘味がダレた印象がないもポイント。素早く果実感で印象をキメておいて、味わいのベースをまとめるのが早いので呑み疲れまではしない程度に抑えてあるのが良い特徴。
コッテリしたのが好きな人にはちょっと早すぎるクローズ感?個人的には調度良いんですけど、物足りない人もいそう。
タイプとしてはオーパス・ワンとかの方向性に似てるかな。クールにまとめあげた作りで、バランス良く飲みやすく整った太刀筋です。
人気が出る事間違いなしな、綾波系クールなメイドさんキャラを狙って作っている感じ。なぜ、ヲタクは銀髪だとかのメイドに問答無用で興奮するのだろうか・・・・・・

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
値段のお得感は充分にあるベンチマーク作品!
5000円前後のカリフォルニアカベルネとしては大満足の逸品です。
1万円以上のカリカベとも戦えるスペックがあるのは確か(まぁ、デキャンター誌みたいにハーランより良い点数とかは出ないとは思いますし、オーパスとも並べたらオーパスのが美味しさは↑ですが・・・・・・)。
これより安いカリフォルニア・カベルネだとどこか不足感があるケースが多いのですが、これはそうした基準値をしっかりとこなしています。
なので、高額カリフォルニアを知る最安値なのかも?そんな具合に勉強的にも、おすすめ出来る内容です。
プレゼントにはちょっちダサすぎるラベルが気になるので、パーティー向けかなぁとは。
料理とも比較的合わせやすい甘味さや程よさなので、レストランアイテムだとも思います。
アメリカ仕込みのメイド風を堪能するなら充分なアイテムです。

というわけで、ドメーヌ・エデンよりカベルネ2013でした。
まとまりが良いカリフォルニアカベルネとして、満足度が高いアイテムですネ。
さすがは老舗寄りの造り手って感じの程よさ(ケイマスとかよりも程よい)。距離感がいいというか。
カリフォルニア高額入門にもぴったりなので、売っているうちにお試しアレ。

5000円以上のアイテムの基準にしてもいい感じ。


ヲタクが好きそうなのの集合体を計算してやっている感

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| アメリカ | 21:37 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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ロシアにはブーケンハーツのシラーズたくさん売ってるよ

| | 2017/06/30 04:04 | URL |















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