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南アフリカピノのニューカマー、白が上手な人のピノ、何故かベテラン風? クルーガー・ファミリー・ワインズ・ピノ2015

うぇるかむ!
とーとつに南アフリカでいきたいと思います。超唐突なのですが・・・まぁ、理由があってですネ。

20170511232556133.jpg
クルーガー・ファミリーワインズ・ピノ2015
ヘメル産のピノでございます。

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥
南アフリカの中でもシンプルな古典的デザイン。極普通だし、ちょっとところどころ見づらい感じがあって「地味」な感じがあるかも。
20170511232614a55.jpg
裏も割りと地味め。

造り手はステルハイスのヨハン・クルーガー、彼の最新ファミリープロジェクトであります!
・・・・・・って書こうと思ったら、なんとステルハイス当ブログで取り上げてなかったという(呑んでたのに失念)
もともとヨハンクルーガー氏は「シャルドネが得意な人」で、ステルハイスも家業だったようなのですが、ヨハン氏主導になった1998年以降評価が良く、過去にはプラッターズやティムニキがベストシャルドネとしてピックしていたりもする人。
ビオディナミ寄りに以降の真っ最中らしいんですが、まぁ何はともあれサイドプレジェクトとして自分たちの本拠地からも離れた(本拠地はステレンボッシュ)場所であるアッパーヘメルのピノ。
どっかのコロナビールおじさんとおんなじような事してんな
さて、そんな訳で正直なところステータスとしては目立たない要素ばかりな訳です。一番人気はシャルドネな人でサイドプロジェクトでありますからネ。
で、実際どうかというと・・・・・・

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥♥♥
クセになるオールド風味は一体!?
何故か、ちょっとキノコや紅茶の風味が入ってきたり、少し枯れた古いワインのような風味を持ちつつ、ちゃんと新モノのピノです。
ヴィンテージと内容がまるであってない感じ。チグハグになりきらず美味しく仕上がっているのがグッド。
201705112326272dd.jpg
今日更新したかった理由、それは昨日更新したコールドストリームヒルズとの比較してみたから
どう違うかも後で書いていきますネ。

色はすこーしだけ熟成があったのかな?みたいな薄みなレッド。
劣化してる感じでもないんですよネ、そうだとしたら後述しますがもっと中心が茶色になるし味にもそういうのっぺりさがないし。
香りに赤果実のミックスが中心にありつつ、それらをキノコ感やアールグレイ紅茶の雰囲気で包んであるという具合。土っぽさも多少はネ。
既に香りからして「第一の熟成のような」呑み頃になっているのです。ただ、少しそのギャップ感がチグハグに感じもするかな。
味わいは更にそうした果実要素と紅茶感キノコ感が順番にトントントンと置かれていくような具合。
それらが交じり合ってまるでケーキだとか料理のよう!というのとは別パターンで、アミューズのように一皿一皿出されていく印象。
で、それらの各要素がバラバラだと普通はアンバランスすぎちゃう訳ですけれども、一個一個の品がやたらと良い。
赤果実のミックスは酸も甘味もフレッシュなぐらい、なのにその他の要素も暴れずにしっとりと出ているんですネ。
だからバラバラなようで、しっかり芯がある。割りと最後まで各要素がブレずにフィニッシュします。
樽っぽさはあんまりないのもいいポイントになっているかと思います。自然派味ともまた違って、しっかりきっちりとピノしてる。
新人のハズなのに妙に手馴れてる感じの「お姉さんのように見えて年下っ子」かしら。しぶりんだわ、しぶりん。あいつあれで高校だもんナ。

コールドストリームヒルズと比べたのは予想外に大変参考になったというか、造り手の違いで面白い程差があるのを実感。
方向性が全然違いますし、組み方のプロットと云いますかどう果実を活かしてくのかとか構成美の概念性が全員違う訳。
割りと似た価格かつ優良生産者同士ですが、好みは分かれるハズ。
きっちりとした新モノピノのベーシックを完璧にとらえているコールドストリーム・ヒルズ。
新モノのティストにアクセントを差し込む事で、どこか大人っぽさを足してハッキリとした主張をするクルーガー。
うーん、私は正直どっちが好きかって言われると決めがたい・・・・・・ので同じ点数にしちゃいました。
構成美とか外的な使いやすさならコールドストリームヒルズに軍配があがるし(スクリューだし)、より面白いマニアックな納得を得られるのはクルーガーだと思うます。

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥♥♥
そしてこの項目も非常にグッド
なにせ3000円いかない「ギリギリでデイリーだと言いはれなくもないライン」でとどまっているのですから。
これがサイドプロジェクト?ばかな・・・・・・(正直、ステルハイス本体の思い出と辿るとこっちのが↑かも)
ただ、多少ビオ寄りなというか安定しなさそうな雰囲気もあるのでボトル個体差とかは激しいかもネ。
全体に地味なので基本プレゼントには不向き。ワイン会にはとっておきのピノとして一考出来ると思います。今、すぐでヴィンテージ当てられる人そんなにはいないんじゃないかしら?
この手の味わいだとお出汁と合いそうとは思いつつも、やっぱり普通に洋食の方が無難かなー。フックはあるので料理との合わせは楽しい方かも。

というわけで、クルーガー・ファミリーよりピノ2015でした。
ちょっと勿体無い気がします。何がって、地味すぎる・・・・・・まさに隠れた逸品の部類だと思いますので、気になる方は是非。

数がめちゃくちゃ多い訳ではないので、お早めに。


よーくよく考えると意外と捻りの効いたキャラよネ。

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